18/11/2025
自律神経のはなし
交感神経ってどんな神経?
「なんだかいつも気が張っている」「夜になっても頭が冴えて眠れない」——そんな時、あなたの体では“交感神経”が優位になっているかもしれません。
自律神経は、体の内側を自動的にコントロールしてくれる神経です。呼吸、血流、内臓の働きなど、私たちが意識しなくても体を整えてくれています。その中で、活動するときに働くのが“交感神経”。言うならば、「がんばるスイッチ」です。
交感神経が優位なとき、心拍数は上がり、血圧も上昇し、筋肉には緊張が走ります。これは、仕事や家事をこなすとき、スポーツをするときなど、体を動かすために必要な反応です。
ただし、このスイッチが入りっぱなしになると、心も体も休めなくなってしまいます。
夜になっても眠れなかったり、肩こり・頭痛・動悸が出たり、イライラや不安が強くなるのも、交感神経の過剰な働きが関係しているのです。
私たちの社会は“がんばること”が美徳とされがち。
でも、いつも気を張り続けていると、体は「危険が迫っている」と勘違いし、休む力を失っていきます。
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🔸セルフケア:交感神経を静める3つのヒント
① 呼吸をゆっくりする
1分間に6回くらいのペースで、息を「吐く」ことを意識しましょう。吐く息が副交感神経を刺激し、緊張を和らげます。
② 光を整える
夜、スマホや蛍光灯の強い光は交感神経を刺激します。
寝る1時間前には照明を落として、暖色の灯りに。
③ “何もしない時間”をつくる
5分でいいので、ぼーっとする時間を。カフェでコーヒーを飲む、公園で空を眺めるなど、「何も生産しない時間」は心に余白をつくります。
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交感神経は悪者ではありません。
私たちが行動し、挑戦するためには欠かせない存在です。
大切なのは、“オンとオフ”の切り替え。
がんばる時間があるからこそ、休む時間に深い安らぎを感じられます。