
25/08/2025
【災害時のミルク対応】
【その2:コップでの授乳の方法】
先日の豪雨・台風で被害を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
乳幼児を育児中の保護者の皆様へ、昨日に続き、災害時における授乳・調乳について大切な情報をお伝えします。
災害時は普段とは異なる環境で、赤ちゃんの授乳や調乳に不安を感じられる方も多いかと思います。
少しでもお役に立てるよう、重要なポイントをご紹介いたします。
★コップでの授乳の方法★
授乳したミルクや母乳は、哺乳瓶でなくても、スプーンや小さなコップで飲ませることができます。
コップが洗えないときにはスカイ捨ての紙コップを使いましょう。
生後すぐの赤ちゃんでも安全に行います。
赤ちゃんが完全に目覚めたいるときに飲ませましょう。
①赤ちゃんを膝に乗せて、やや縦抱きになるような姿勢を取ります。
②コップを赤ちゃんの唇にふれるようにします。コップの中のミルクが、赤ちゃんの唇にふれるくらいにコップを傾けます。
③コップを赤ちゃんの唇につけたまま保持し、赤ちゃん自身が飲むようにします(赤ちゃんの口の中にミルクを注がない)。
④赤ちゃんは満ち足りると口を閉じ、それ以上飲もうとしなくなります。十分な量を飲んでいるかは1回ごとでなく、24時間以上の時間に飲んだ量で判断してください。
※乳児用液体ミルクは、調乳が不要で滅菌済みなので、すぐに使用でき常温で保存可能です。災害時に急に使うのではなく、平時にためしてみることをお勧めします。
参考・イラスト引用)極める!小児の服薬指導 日経BP社
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