
12/08/2025
梅雨明け以降、山梨でも猛暑となる日が続きましたね。 ここ数年、暑い日の定番の1つがハンディファン。 片手に歩く姿をよく見かけるようになりました。 暑さ対策に便利なアイテムですが、鍼灸師としては気を付けてほしい点もあるんです。 暑い日には熱風が送られてくる! ハンディファンは出先でも使える携帯式の扇風機ですが、実はこの風がクセ者。 風ならば無条件で涼めると思いがちですが、昨今の夏の暑さでは通用しません。 体温近くまで暑くなった空気の中で使うと逆効果、却って熱中症を促進してしまうこともあるそうです。 [関連ニュース:ハンディファン、使い方によっては逆効果も? 正しい使い方と注意点 - ウェザーニュース(外部サイト)] 東洋医学の視点でも、古典に熱をおびた風が病を引き起こすと書かれています。 実際には熱中症になった場合、気温によるものかハンディファンが関与しているかの断言はできません。 しかし、ハンディファンが効果的な気温か注意を払っても損はないでしょう。 冷風でも同じ個所だと危ない! では、涼しい場所で使えばいいかと言うとそうではありません。 多くの人がハンディファンを手で持って顔に風を当てていますが、これが要注意。 首振りがある扇風機ですら長時間当たり続けるのは危ないと言われているのに、ハンディファンでは自分との位置関係が変わらないので同じところに冷たい風が当たり続けます。 一部分だけが冷えてしまうのに身体が耐えられなくなると、その部分に冷えの症状が現れます。 顔面神経麻痺や顎関節症などが発症した方々に尋ねたら、まさにハンディファンの風が当たっていた部位だったということもありました。 偶然と見過ごすこともできますが、冷たい風の危なさを考えたら注意するに越したことはなさそうです。 ハンディファンを工夫して使おう! ハンディファンは比較的新しいツールであるため、まだ功罪が固まっていない印象があります。 だからこそ注意しながら使用し、体調に変化があったらすぐに使い方を見直さなければなりません。 ただでさえ暑さのダメージが大きい今夏、更なる負担が増えないようにしたいものです。 暑い日の使用は避ける、適度に風があたる箇所を変える、など上手にハンディファンと付き合いましょう!
梅雨明け以降、山梨でも猛暑となる日が続きましたね。ここ数年、暑い日の定番の1つがハンディファン。片手に歩く姿をよく見かけるようになりました。暑さ対策に便利なアイテムですが、鍼灸師としては気を付けてほし...