
05/10/2025
いつもご支援ありがとうございます。
センター長の高橋です。
実はわたくし、現在福井市に来ております。
在来線と新幹線を乗り継ぐこと9時間…。
遠かった…。
駅を降りると、そこにはたくさんの恐竜が。
知事さんに伺ったところによると、日本で発掘される化石の8割が福井県なのだそうですΣ(・□・;)
そして肝心の訪れた理由はというと、いわてリハビリテーションセンターさんからのお声掛けにより、「日本高次脳機能障害友の会 全国大会」へ参加するため。
高次脳機能障害とは、脳梗塞やくも膜下出血といった脳血管障害、事故などによる脳外傷、心肺停止による低酸素脳症などで脳がダメージを受けたことに起因する障がいです。
代表的な症状としては、「記憶障害」「遂行機能障害」「半側空間無視」などがありますが、中途障がいだからこその当事者やご家族の苦しみがあります。
ちなみに写真は、交流会等のもの。
当日の全国大会は撮影禁止だったもので…。
2枚目の「高次脳機能障害カルタ」は、いわてリハビリテーションセンターさんのホームページから申し込めば、無料でいただくことができます。
大会を通して印象的だったのは、同会理事長さんのお話。
「食べる、お風呂に入る、トイレに行く。そういった“生きる”ための支援はもちろん必要。しかし高次脳機能障害者を含め、人はお風呂に入る、トイレに行くために生きてはいない。“生きる”ために必要なことではないものにこそ、人は価値を見いだす。」
……確かにそのとおりですよね。
前に当法人の理事長横沢とも、似たような話をしたことがありました。
普段基幹相談支援センターの業務にあたっていると、明らかに危機介入等で“生きる”ための支援が多くなってしまうのは確かです。
しかし法人が非収益で行ってきた「ユニバーサルビーチ」や「おもちゃ図書館」こそ、「“生きる”ためには必要がなくても、価値のある人生のためには大切なこと」なのだと思います。
今後もそのバランスを大切にしていきたいと、あらためて実感しました。
大分、長文になってきましたね。
では、また9時間掛けて釜石に戻ります…。
福井でお世話になった方々、本当にありがとうございました。
とっても素敵なまちでした!!
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