17/09/2019
こんにちは。
本日のテーマは、「退職を未然に防ぐために会社ができること」です。
従業員の退職理由には、さまざまなものがあります。
従業員に起因するもの。会社に起因するもの。
それらの理由のうち、会社に起因する理由で退職というのは企業側にとっても従業員側にとっても非常にもったいないことです。
というのも、職場環境を少し改善することで、退職を未然に防げるかもしれないからです。
職場環境の改善として、①受動喫煙対策、②従業員のコミュニケーション増進、③過重労働の防止が考えられます。
以下、それぞれの改善ポイントを簡単に説明します。
まず、受動喫煙対策についてです。
例えば、会社内で分煙対策をとるだけで、煙草を吸わない方が快適に仕事に取り組むことができます。
もちろん、煙草を吸われている方への配慮も必要です。
重要なのは、喫煙者、禁煙車がともに快適に過ごせる環境を作ることです。
次に、従業員同士のコミュニケーション機会の増進についてです。
某研究機関の調査では、従業員同士がコミュニケーションを増やすことで、会社への帰属意識が高まるという結果が出ています。
かと言って、社内飲み会の開催、いわゆる「飲ミニケーション」をすることは、かえって従業員にとって負担となるかもしれません。飲み会を好まない従業員もいますので、そういった方への配慮も必要です。
最後に過重労働対策についてです。
過重労働は、従業員の肉体的、精神的ストレスを増加させる原因です。
過重労働自体を減らすこと(残業を減らす)がストレスを減少させる最も効果的な対策ですが、それ以外の方法でもストレスを減らすことはできます。
定期的な面談やストレスチェックの実施、社内で健康体操の導入などです。
これらの改善ですが、実は国が主導して行っている「健康経営」という制度に結び付きます。
健康経営優良法人に認定されますとさまざまなメリットがあります。もし職場の環境を改善したいとお考えでしたら、こちらの制度も合わせてご検討ください(以下URLは経済産業省のホームページです)
https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/kenko_keiei.html
弊社では、職場環境の改善相談から健康経営優良法人の認定サポートまでサービスとして承っております。
ご興味がございましたら是非弊社BPO事業部(bpo@linkc.com)までお問合せください。
「健康経営」とは、従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践することです。企業理念に基づき、従業員等への健康投資を行うことは、従業員の活力向上や生産性の向上等の組織の活性化をもたらし、結果的...