14/08/2022
◆◆◆メールマガジン「事業用自動車安全通信」第670号(R4.8.12)◆◆◆
=はじめに=
このメールマガジンは、国土交通省において収集した事業用自動車に関する事故情報等のうち重大なものについて、皆様に情報提供することにより、その内容を他山の石として各運送事業者における事故防止の取り組みに活用していただくことを目的として配信しています。
また、自動車運送事業等における安全・安心確保に関する最近の情報等についてもトピックとして提供していますので、ご活用ください。
=目 次=
1.重大事故等情報=5件(8月5日~8月11日分)
(1)乗合バスの車内事故
(2)貸切バスの死傷事故
(3)法人タクシーの衝突転覆事故①
(4)法人タクシーの死傷事故
(5)法人タクシーの衝突転覆事故②
2.トピック
(1)自動車事故対策費補助金の申請受付を開始
(2)バス事業者における乗務中の携帯電話・スマートフォンの使用禁止の徹底について
(3)バス及びタクシーにおける安全確保の更なる徹底について
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1.重大事故等情報=5件(8月5日~8月11日分)
(1)乗合バスの車内事故
8月5日(金)午後5時8分頃、東京都の市道において、都内に営業所を置く乗合バスが乗客10人を乗せ運行中、自転車が車道に飛び出してきたため急ブレーキをかけたところ、その揺動により車内に立っていた乗客が転倒した。
この事故により、当該乗客が重傷を負った。
なお、当該乗合バスは、飛び出してきた自転車との接触はなかった。
(2)貸切バスの死傷事故
8月11日(木)午後7時44分頃、大阪府の府道において、府内に営業所を置く貸切バスが回送運行中、信号機のある交差点を青信号に従い直進したところ、交差点先にある横断歩道を赤信号にて手押し車を押し横断してきた歩行者をはねた。
この事故により、当該歩行者が死亡した。
(3)法人タクシーの衝突転覆事故①
8月8日(月)午後0時頃、静岡県の市道において、同県に営業所を置く法人タクシーが乗客1名を乗せ運行中、道路左側の縁石に乗り上げ、その弾みで反対車線にはみ出し、対向車線側にある生け垣に衝突後、横転した。
この事故により、当該タクシーの乗客1名が重傷、当該タクシーの運転者も軽傷を負った。
(4)法人タクシーの死傷事故
8月8日(月)午後5時10分頃、東京都の区道において、都内に営業所を置く法人タクシーが空車にて運行中、歩道を歩いていた歩行者が、突然道路に倒れてきたため、当該歩行者を轢過した。
この事故により、歩行者が死亡した。
(5)法人タクシーの衝突転覆事故②
8月11日(木)午後9時37分頃、東京都の都道において、都内に営業所を置く法人タクシーが乗客2名を乗せ運行中、信号機のある交差点を右矢印信号に従い右折しようとしたところ、右側から赤信号を無視して直進してきた乗用車と衝突した。
更に、この衝突の弾みで、当該タクシーが横転した。
この事故により、当該タクシーの運転者と乗客2名が軽傷を負った。
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上記5件の死傷者数計:死亡2名、重傷2名、軽傷4名(速報値)
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2.トピック
(1)自動車事故対策費補助金の申請受付を開始
~バス、タクシー、トラック運送事業者等の交通事故防止のための先進的な取組等を支援~
(配信日:R4.7.22)
国土交通省では自動車運送事業における交通事故防止の観点から、先進安全自動車(ASV)や運行管理の高度化に資する機器の導入等の取組を支援するため、要件を満たした事業者に対して自動車事故対策費補助金を交付する事故防止対策支援推進事業を実施しており、今般、補助金申請受付を以下のとおり開始いたしました。
1.実施する補助事業
(1)先進安全自動車(ASV)の導入に対する支援
(2)運行管理の高度化に対する支援
(3)過労運転防止のための先進的な取組に対する支援
(4)社内安全教育の実施に対する支援
2.補助事業の内容
申請方法等制度の内容につきましては、以下、国土交通省ホームページに掲載しております。
先進安全自動車(ASV)の導入に対する支援
http://www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/01asv/esc_04.html
運行管理の高度化・過労運転防止・社内安全教育に対する支援
http://www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/subcontents/jikoboushi.html
3.補助事業の交付申請受付場所・受付期間
○申請受付場所:最寄りの各地方運輸局、運輸支局等
○申請受付期間:上記URLをご確認ください。
4.留意点
申請受付期間中に申請総額が予算額に達する場合は、申請受付期間であっても申請受付を終了致しますのでご注意下さい。
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(2)バス事業者における乗務中の携帯電話・スマートフォンの使用禁止の徹底について
(配信日:R4.5.6)
事業用自動車の安全確保の徹底につきましては、機会あるごとに注意喚起しているところですが、先月28日、高速乗合バス運転者が運転中にスマートフォンを操作し、乗客より注意を受けるという事案が発生いたしました。
事業用自動車の運転者、特に多数の旅客の命を預かるバス事業者においてこのような安全を軽視する行為を行ったことは極めて遺憾であります。
輸送の安全の確保は、自動車運送事業者の最大の使命であり、これまでも「事業用自動車総合安全プラン2025」に基づき、様々な取組みを実施してきたところですが、改めて乗務中のスマートフォンの操作の禁止について徹底するとともに、 同種事案の再発防止に努めていただくよう、貴傘下会員に対して周知徹底をお願いいたします。
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(3)バス及びタクシーにおける安全確保の更なる徹底について
(配信日:R4.4.28)
4月23日に北海道において観光船の海難により、乗客乗員が行方不明、死亡するという大変痛ましい事故が発生いたしました。
輸送の安全の確保は、自動車運送事業者の最大の使命であり、これまでも「事業用自動車総合安全プラン2025」に基づき、様々な取組みを実施してきたところです。
つきましては、ゴールデンウィークや夏の多客期にあたり、改めて適切な運行管理の実施、車両の点検整備の確実な実施など、事故防止を徹底していただけますよう、傘下会員企業に対して周知徹底をお願いいたします。
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【メールマガジン「事業用自動車安全通信」】
発行 国土交通省自動車局安全政策課
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【参考】
*自動車局ホームページ
( https://www.mlit.go.jp/jidosha/index.html )
*自動車の不具合情報はこちら
最近、自動車に乗っていたら異常発生、なんてことありませんでしたか。そんな時は、車検証を用意して、国土交通省「自動車不具合情報ホットライン」に連絡です。皆様の声は、車種ごとに、ホームページ上で公開され、メーカーがきちんとリコールをしたり、メーカーのリコール隠しを防ぐために活用されます。
・ホームページ受付
( https://www.mlit.go.jp/jidosha/carinf/rcl/hotline.html )
・フリーダイヤル 0120-744-960(年中無休・24時間)
(オペレータ受付時間 平日9:30~12:00 13:00~17:30)
*自動車のリコール等の通知等があったときは!
使用されている自動車について、自動車ディーラーなどから、リコール又は改善対策の通知が送付されたり、その対象であることが新聞等で公表されたときは、安全・環境への影響から、その自動車の修理を行うことが必要になったということです。道路運送車両法により、自動車ユーザーは、自分の自動車が保安基準に適合するよう点検・整備する義務がありますので、忘れずに修理を受けましょう。
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このページは、国土交通省自動車局審査・リコール課による自動車不具合情報ホットラインのページです。自動車やタイヤ、チャイルドシートに通常では考えられない故障等が発生したときは、迅速かつ適切なリコールのた...