
21/07/2025
青い海、白い雲、夏の連休東京を離れて熱海でのんびり・・・。
というわけには、なかなかいかないものです
日本一インプラントの勉強が好きな歯科医師の集まり、「日本インプラント臨床研究会」の合宿研修会が、20日21日にわたり熱海の老舗ホテル金城館でおこなわれ、参加してきました。
口頭発表58名、ポスター発表54名、なんと合計112名ものインプラント猛者の先生たちが、日本中から集合。自分が行った症例発表を、泊りがけで行い、知識と技術を高めあう勉強会なのです。泊りがけでこんなことやってるスタディーグループ、多分日本ではここだけだと思います。自分も末席ながら発表することになりました。
発表のスライドづくりは、大変なこといわずもがなです。話したい事を全て話して、なおかつ制限時間内におさめなくてはなりません。使用する口腔内写真やレントゲン写真も事前に明度や彩度、大きさを統一します。なによりも論文からひっぱてきた、いわゆる「エビデンス」というやつも織り込まなくてはなりません。なんやかんやで、スライド作成前日は睡眠不足で会場に乗り込みました。その発表演題は、「上顎前歯2歯欠損の狭窄骨に対し歯槽骨拡大を行うことで対処した1症例」です。インプラントの埋入スペースが不十分な場合、顎骨を拡大したり、骨を足したりするのが基本ですが、プラスして直径の細いインプラントがあると助かります。ただやみくもに細くすると、インプラントの強度が不足してしまうという現実もあります。この度ストローマン社から、今までの強度を保ちつつ、わずか0.4mm直径が細いインプラントが発売されたのです。
たった0.4mmですが、この0.4mmが大きい。審美歯科をつきつめると、わずか0.1mmがたいへん重要になってくるのです。
発表は初日昼食後、
緊張で食事も喉をあまり通らないところで発表。
日本を代表する歯周病オーソリティーの先生からでた質問もなんとか乗り切り、無事終了しました。
そして夕方からは、100名以上の会員が集合し大宴会!
最初は元気でしたが、たまった疲労からか、2次会に参加できず、部屋に戻って早々にダウンしてしまいました
昨日は、頭がボーっとしたまま他の演者の発表を聞いて帰路についた次第。
お疲れ様です!
自分で自分に言ってやりたい気分です。