23/02/2018
最近ちょっと話題となっているRSウイルス。RSウイルスは、乳児の細気管支炎・肺炎の原因としてよく見られるウイルスで通常、晩秋、冬、早春と、しばしば4-6か月続く流行を起こします。RSウイルスによる気道の感染症は、こどもたちの間で急速に流行し、2歳までには、大部分のこどもがかかります。小さなこどもでは、まず、鼻水から始まり38-39度の発熱と咳が続きます。初めてかかった場合には、25-40%の乳幼児で細気管支炎・肺炎の徴候が見られ、呼吸困難等のために0.5-2%で入院が必要となります。大部分は、1-2週間で軽快します。入院を要するこどもの大部分は、6か月以下の赤ちゃんです。RSウイルスによる気道の感染症には、生涯の間に何度もかかりますが、普通のカゼあるいは、ひどいカゼのような症状の場合が多いです。ときにはひどい下気道炎となることもあり、老人や心臓・肺の病気を持っている人、免疫力が弱まっている人では、より注意が必要です。