
18/08/2025
【報告】サマーセミナー2025を開催しました
「ポリヴェーガル理論」×「支援介助法」のコラボで、「ケアする人のケア」と「セルフケア」を深める、「ハルジオンサマーセミナー2025」
お盆休みラストの8月17日(日)に、初のハイブリッド開催(対面&ライブ配信)を無事に開催することができました。
講師の吉里恒昭さん・廣木道心さんお二方の佇まいから醸し出される穏やかな空気が会場を包み、折に触れてのユーモアあふれる語り口に思わず受講者のみなさまからも笑い声が溢れ出ていました。
それは本セミナーのテーマである「安全・安心」を具現化するひとときであったように思われます。
第2部のワークショップでは、受講者のみなさん同士で身体接触を伴うボディワークが多々ありましたが、初対面の方同士でも和やかに談笑しながらの非言語的コミュニケーションが交わされました。
このようなワークのプロセス自体が吉里さんの提唱する「ポリ語」(注:ポリヴェーガル理論を日常生活に活かしやすくするために、自律神経の働きによる心身のモードを青・赤・緑の三色とそのブレンドで説明する)でいうところの「緑(安心・つながりモード)」を活性化する活動となっていたようにも感じられます。
第1部・第2部を通して、からだとこころの仕組みをめぐる科学的根拠に根ざした知見の蓄積から、人間関係の本質と、ケアの原理・原則を確認できる内容となりました。
ほんの少し、吉里さん・廣木さん語録をご紹介します。
「人の神経系は、緑(安心・つながり)の状態の人や場所に自然と引き寄せられるようにできている。私たちの身体は、本来、対立や争いではなく、安全感・安心感・平和を求めているのです。」(吉里さん)
「人にとっての環境とは、何よりもまず人です。ポリヴェーガル理論でいう緑(安心・つながり)のモードを整えて生きる人が増えていけば、安全・安心な環境が社会の中に増えていく。」(廣木さん)
この場をお借りしまして、セミナーの趣旨に賛同しオファーをご快諾いただいた吉里恒昭さん・廣木道心さん、そして全国各地からご受講いただいた皆様に改めて御礼申し上げます。ありがとうございました!
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