24/04/2026
【38年目の浄化:ヨガが持つ「記憶を癒す力」について】
ヨガの練習を続けていて、ある日突然、忘れていたはずの古い記憶や感情が溢れ出してきたことはありませんか?
実は私自身、最近そんな経験をしました。38年も前の、終わったはずの出来事です。
なぜ今更?と思うかもしれません。
でもこれは、35年のヨガの実践で骨盤周辺を整え続けたことで、意識の防壁が解け、深層に眠っていた「サンスカーラ(潜在印象)」が地表に現れたのだと感じています。
ヨガを深めるということは、身体だけでなく心も、適切な時期が来れば浄化のプロセスを辿るということです。
1. 否定的な感情を「観照」する
突然噴き出してきた「悔しさ」。それはまるで、親に置いていかれた子供のような痛みでした。それを消そうとするのではなく、ありのままに観察する「サクシン(観照者)」の視点を持つことが、浄化のスタートでした。
2. 身体に刻まれた「停滞」を流す
理解されずに遮断された別れは、肉体の深い場所、特に私の場合は腰椎周辺に蓄積されていました。静寂の中で当時飲み込んだ言葉をすべて吐き出すことは、内側に凍結されていた時間を溶かす「タパス(浄化の熱)」の儀式でした。
3. 「在る(Being)」という視点への転換
「なぜあんなことが起きたのか」と原因を探る(Doing)のではなく、「当時の自分の在り方(Being)が、自立のためにこの孤独を必要としていた」と気づけたとき、後悔は感謝へと変わりました。
意識が浄化へ向かうと、長年圧迫されていた腰椎の緊張が解けるという、物理的な変化も起きました。
ヨガには、過去の呪縛から私たちを解放し、本当の意味で自分自身と和解させてくれる可能性があります。
38年前の空白すらも、今の自分を形作るための美しい余白であった。
今、マットの上で呼吸している自分という存在。その「在り方」が、明日どんな新しい景色を映し出すのか。
皆さんの歩みも、この静かな広がりと共にありますように。
この体験のさらに詳しいプロセスや、ヨガ的な視点についてはNoteにまとめました。
よろしければ、あわせてご覧ください。
https://note.com/yogimage/n/nd00366c10801