兵庫県立こども病院周産期医療センター新生児内科

兵庫県立こども病院周産期医療センター新生児内科 総合周産期母子医療センター

9月20日(土)に第296回日本小児科学会兵庫県地方会が開催されました(姫路)。当センターからは下記発表を行い、いずれも活発な質疑応答がありました。大西裕人 専攻医口演「呼吸障害を呈した両側先天性巨大水腎症に対して外科的治療介入を検討した新...
24/09/2025

9月20日(土)に第296回日本小児科学会兵庫県地方会が開催されました(姫路)。

当センターからは下記発表を行い、いずれも活発な質疑応答がありました。

大西裕人 専攻医
口演「呼吸障害を呈した両側先天性巨大水腎症に対して外科的治療介入を検討した新生児例」

井上未紗子 専攻医
口演「生直後から体外式膜型人工肺療法を導入した最重症先天性横隔膜ヘルニアの低出生体重児 – 集学的治療の実際」

専攻医・フェローへのアカデミックな教育に力を入れています。

23/09/2025

岩谷 壮太 部長が研究分担者の科学研究費助成事業(基盤研究S)「光濃縮プロテオミクスによる医工計測の革新」(研究責任者 大阪公立大学 飯田 琢也 教授)が開始され、本部であるLAC-SYS研究所からプレスリリースが行われました。

https://www.omu-lacsys.com/LAC-SYS/images/250918-kiban(S).pdf

光濃縮技術による新生児臨床検査の革新を目指して、臨床現場の立場から研究を進めています。

小林 孝生 医長(現 北海道大学 遺伝子病制御研究所)の研究論文がPediatrics Internationalにパブリッシュされました。「In vitro study: No displacement of bilirubin-albu...
09/09/2025

小林 孝生 医長(現 北海道大学 遺伝子病制御研究所)の研究論文がPediatrics Internationalにパブリッシュされました。

「In vitro study: No displacement of bilirubin-albumin binding by erythromycin, azithromycin, acyclovir, or ganciclovir」

ビリルビン神経毒性の主要因はアルブミン非結合型ビリルビン(UB)と考えられます。今回、新生児医療での使用が増加している4薬剤(エリスロマイシン、アジスロマイシン、アシクロビル、ガンシクロビル)について、人工ビリルビン・アルブミン溶液および新生児血清を用いてIn Vitro実験を行いました。これらの薬剤に遊離作用は確認されませんでしたが、今後もこうした検証を続けることが重要であることを報告しました。

当科では診療業務だけでなく、アカデミックな活動や教育にも力を入れています。

In vitro study: No displacement of bilirubin-albumin binding by erythromycin, azithromycin, acyclovir, or ganciclovir

小林 孝生 医長(現 北海道大学 遺伝子病制御研究所)の研究論文がPediatrics Internationalにパブリッシュされました。「Early‐onset necrotizing enterocolitis during the ...
09/09/2025

小林 孝生 医長(現 北海道大学 遺伝子病制御研究所)の研究論文がPediatrics Internationalにパブリッシュされました。

「Early‐onset necrotizing enterocolitis during the initiation of cow's milk formula」

人工乳を含めた経腸栄養を進める中で、日齢1に広範囲の壊死性腸炎(NEC)を発症した正期産児の症例です。近年報告が増加している食物蛋白誘発性腸炎(FPIES)とNEC発症との関連性を考えましたが、本症例では経過中にリンパ球刺激試験が陽転化したことから、NEC後の二次性FPIESと考えられました。一方、病理学的にはリンパ球と好中球の異常浸潤が特徴的であったことから、これらの遊走に関わる免疫学的機序がNEC発症に関わっているのではないかと考察しました。

引き続き、三次周産期医療センターならではの診療経験を発信していきたいと考えています。

Early-onset necrotizing enterocolitis during the initiation of cow's milk formula

07/09/2025

9月20日(土)に第296回日本小児科学会兵庫県地方会が開催されます(姫路)。

当センターからは下記発表を行います。

大西 裕人 専攻医
口演「呼吸障害を呈した両側先天性巨大水腎症に対して外科的治療介入を検討した新生児例」

井上 未紗子 専攻医
口演「生直後から体外式膜型人工肺療法を導入した最重症先天性横隔膜ヘルニアの低出生体重児 – 集学的治療の実際」

片岡 大 医長(公立豊岡病院小児科)
口演「10年後までに宿日直許可なしで時間外労働時間を960時間未満にできるのか?~兵庫県の新生児医療現場における検証~」

当科では専攻医・フェローへのアカデミックな教育に力を入れています。
建設的な議論ができれば幸いです。

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2025年9月19日に私たちが参画する科学研究費助成事業(基盤S)のキックオフイベントとして、大阪公立大学にてシンポジウムが開催されます。LAC-SYS研究所 第5回シンポジウム�「光濃縮医工計測エコシステムと次世代の創薬・食品・環境の共通...
01/09/2025

2025年9月19日に私たちが参画する科学研究費助成事業(基盤S)のキックオフイベントとして、大阪公立大学にてシンポジウムが開催されます。

LAC-SYS研究所 第5回シンポジウム�「光濃縮医工計測エコシステムと次世代の創薬・食品・環境の共通基盤創成�~光の力と熱でミクロな物質を集めてヒトと地球の「健康を守る」未来の技術~」

岩谷 壮太 部長は「光濃縮技術が切り拓く新生児臨床検査の革新」をテーマに、ポスター発表を行う予定です。

私たちは新生児医療の発展のため、臨床から研究、そして社会実装までを見据えた活動を続けています。

https://www.omu.ac.jp/orp/info/news/entry-18638.html

19/08/2025

2025年10月4日(土曜)に第23回日本黄疸管理研究会を開催します(兵庫県立こども病院 2階講堂)。現地でもWebでも参加可能ですので、ぜひ黄疸管理の議論に加わっていただければ幸いです。

以下、会頭挨拶と内容の抜粋です。

今回は、我が国から世界に発信された新生児医療機器である「アンバウンドビリルビン測定器」と「経皮的ビリルビン測定器」に焦点を当て、その過去・現在・未来について議論すべく、それぞれ特別講演およびシンポジウムを企画しました。また、現在課題となっている早産児黄疸管理について、各施設での管理状況を共有・議論すべく、実地臨床に即したシンポジウムを企画しました。さらに、教育講演も2つ予定しており、新生児科医だけでなく、若手医師、コメディカルを含めて、多くの方に楽しんでいただきたいと考えています。

是非、神戸に来て、黄疸管理の議論に参加してください。

会頭 岩谷 壮太(兵庫県立こども病院 周産期医療センター新生児内科 部長)

1. 特別講演「UB測定の過去、現在、未来」
2. スポンサードシンポジウム「経皮ビリルビン測定の過去、現在、未来」
3. シンポジウム「早産児黄疸管理 - それぞれの施設での実際」
4. 一般演題
5. 特別講演「精神疾患とビリルビン」
6. 教育講演「早産児ビリルビン脳症 - 最新トピックス」

日本新生児黄疸管理研究会

07/08/2025

岩谷 壮太 部長の症例報告がArchives of Diseases in Childhood Fetal and Neonatal Editionにパブリッシュされました。

「Extensive leukemia cutis at birth」

生下時より全身に著明な皮疹と高度の高白血球症を呈した先天性急性骨髄性白血病の症例です。白血球数が50万/μLを超えており、高粘稠度症候群および腫瘍崩壊症候群に対して複数回の交換輸血を行いながら、化学療法を導入しました。本症例では、白血病細胞の減少と同時に皮疹が消退した点が特徴であり、特徴的な皮膚所見を呈示するとともに、皮膚所見が治療効果の指標となり得ることを示唆しました。

引き続き、基幹病院として、三次周産期医療センターならではの診療経験を発信していきたいと考えています。

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岩谷 壮太 部長の症例報告がArchives of Diseases in Childhood Fetal and Neonatal Editionにアクセプトされました。「Extensive leukemia cutis at birth...
25/07/2025

岩谷 壮太 部長の症例報告がArchives of Diseases in Childhood Fetal and Neonatal Editionにアクセプトされました。

「Extensive leukemia cutis at birth」

当科では診療業務だけでなく、アカデミックな活動や教育にも力を入れています。

2025年8月2日(土曜)加古川中央市民病院において、第8回兵庫新生児セミナーが開催されます。本セミナーは、若手小児科医を対象とした教育セミナーです。今回は加古川中央市民病院の主幹のもと、各施設からの教育的なレクチャーや症例検討が予定されて...
25/07/2025

2025年8月2日(土曜)加古川中央市民病院において、第8回兵庫新生児セミナーが開催されます。

本セミナーは、若手小児科医を対象とした教育セミナーです。
今回は加古川中央市民病院の主幹のもと、各施設からの教育的なレクチャーや症例検討が予定されています。

兵庫県下の周産期医療センターが力を合わせて、オール兵庫のノウハウを共有、議論、および発信を続けていきたいと思っています。

2025年8月2日(土曜)加古川中央市民病院において、第8回兵庫新生児セミナーが開催されます。本セミナーは、若手小児科医を対象とした教育セミナーです。今回は加古川中央市民病院の主幹のもと、各施設からの教育的なレクチャーや症例検討が予定されて...
07/07/2025

2025年8月2日(土曜)加古川中央市民病院において、第8回兵庫新生児セミナーが開催されます。

本セミナーは、若手小児科医を対象とした教育セミナーです。
今回は加古川中央市民病院の主幹のもと、各施設からの教育的なレクチャーや症例検討が予定されています。

参加費は無料ですので(お弁当代1000円)、ぜひ参加を検討ください。

7月13-15日に第61回日本周産期新生児医学会学術集会が開催されます(大阪国際会議場)。当センターからは下記6演題+αを発表いたします。建設的な議論ができれば幸いです。岩谷 壮太 部長口演「早産児においてビリルビン・アルブミンモル比はアン...
02/07/2025

7月13-15日に第61回日本周産期新生児医学会学術集会が開催されます(大阪国際会議場)。
当センターからは下記6演題+αを発表いたします。
建設的な議論ができれば幸いです。

岩谷 壮太 部長
口演「早産児においてビリルビン・アルブミンモル比はアンバウンドビリルビンの指標となるか?」

後藤 弘樹 フェロー
口演「生後9時間で汎下垂体機能低下症に伴う副腎クリーゼを呈した全前脳胞症の女児」

西牧 良 フェロー
口演「消化管手術を施行した新生児では術後24時間以内に血清アルブミン値が低下する」

松島 愛香 フェロー
ポスター「三次周産期医療センターに入院した新生児における院内分割製剤使用による供血者数の削減」

鈴木 裕美子 専攻医(現 高槻病院フェロー)
口演「出生前診断のない先天性横隔膜ヘルニアの臨床的特徴」

横井 暁子 小児外科部長(日本新生児横隔膜ヘルニア研究グループ)
口演「先天性横隔膜ヘルニアの新生児蘇生における、挿管のタイミングと予後との関係」

奥村 彰久 愛知医大教授(厚労科研班)
口演「第3回早産児ビリルビン脳症全国調査結果」

日本コンベンションサービス株式会社 関西支社 〒541-0042 大阪市中央区今橋4-4-7 京阪神淀屋橋ビル2F E-mail:61jspnm@convention.co.jp

住所

中央区港島南町1-6/7
Kobe-shi, Hyogo
650-0047

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