19/03/2019
3月19日現在、2019年のスギ花粉の飛散数は3,840個/㎠/年です。
この数値は昨年の2.07倍で30年間の平均と比べると1.92倍です。大きく予想を上回る数値となりました。
当院では31年間スギ花粉の飛散数を観測していますが、2019年の飛散数はその中でも4位に入る結果となっています。
3月14日からは雨や寒さも影響してか、スギ花粉の飛散数は減少しております。
ですが次はスギに代わりヒノキ花粉の飛散が始まります。
3月22日頃より、天気が「晴れ」で風が強ければ開花すると思われます。
最大飛散数は桜が満開となる、3月末から4月第1週目あたりと考えています。
日本気象協会近畿花粉研究会の今年のヒノキ花粉飛散量の予想は3,000個/㎠/年であり昨年の2,983個とほぼ同じ予想です。
これは例年の平均である1,700個と比べると多い数字です。
スギ花粉が減少してもまだまだ花粉対策をお願いします。