たかの台こどもクリニック

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西武国分寺線鷹の台駅徒4分。提携駐車場はクリニック東側、踏切越えたところにあります。(東洋カーマックス小川町駐車場)

抗生物質の在り方について思う…久しぶりの投稿でまた長文すみません最近目やにが出ているお子さんが多くいます。多くは鼻水が出ていて、鼻風邪症状なのでしょうが、鼻づまりがあると目やにが出やすいのでそれも一つの原因と考えられます。ただ、目やにのお子...
03/12/2024

抗生物質の在り方について思う…
久しぶりの投稿でまた長文すみません

最近目やにが出ているお子さんが多くいます。多くは鼻水が出ていて、鼻風邪症状なのでしょうが、鼻づまりがあると目やにが出やすいのでそれも一つの原因と考えられます。
ただ、目やにのお子さんがあまりにも多いとそれは鼻風邪の原因ウイルスが「目やに」を出させやすい軽い結膜炎を起こすものなのかなと推察しています。
そのため、当院では目やには基本的に鼻水をしっかり吸う、出てきた目やには濡れたタオルなどでふき取ってもらう、という方針で抗生物質の点眼は処方しません。
かならずしも 目やに=細菌感染 ではないからです。

しかし、目やにを気にする親御さんや保育園からは目薬の処方を希望する方が非常に多く、困惑しています。
中にはうちでは出してもらえないからほかのクリニックへ行って出してもらえという極めてふざけた事を平然と親御さんに指示する保育園もあるようです(今日患者さんから聞いて知りました笑)。

別に自分は完全な医者ではないと思っていますし、ヤブだろうが腕が悪いと思われても何とも思いません。居直りのようですが、診断を間違うことなんて日常茶飯事、それによって得られる気づきもありますし、一度では診断つかずあれやこれや検査や治療を行って反応をみつつ診断に繋げていく、というのが医療なので間違って当たり前なのです。いかにそれを少なくできるか、が多分医者の腕の違いなんでしょう。

ちなみに、「私失敗しませんから」なんて医者は存在しませんからね。
心臓も脳外科手術もできるブラックジャックやコトー先生もいません(いたらすみません)。

確かに眼科へ行けば抗菌薬の点眼を出してもらえるでしょう。
目やにには点眼が必要である、という眼科の先生なりの考えもあるのかもしれませんし、小児科で出してもらえないから仕方なく出してあげているのかもしれません。自分は後者だと思っていますが。

抗生物質は非常に優れた薬剤です。10年以上前にやっていた『仁』というドラマでは現代からタイプスリップした医師が江戸時代には存在しなかったペニシリンを作り出し、数多くの人々を結核や梅毒から救う、というお話です。私は綾瀬はるかばかり見ていてお話が入って来ませんでしたが(嘘です)。

まぁ創作のお話なんですが、現実では第2次世界大戦前後に実用化され、数多くの兵士の創感染や結核、ハンセン病の治療に使用され、事実多くの人を救いました。

このように画期的な人類の大発明の抗生物質ですが、敵もさるもの、細菌も次々と変異を起こし抗生物質が効きにくいように自身を変化させていきました。これを「耐性菌」と言います。

ちょうどこのコロナ禍でコロナウイルスが次々と変異を起こし、ワクチンが効きにくくなったという話を見聞きしたことがあるでしょう。
ウイルスと細菌は違うものですが、耐性化と同じようなイメージです。

抗生物質も様々なものが開発され、ペニシリン系、セフェム系、キノロン系、アミノグリコシド系、カルバペネム系、マクロライド系など多種多様です。

抗生物質は全ての菌に効果があるわけではなく、この菌にはこの系統、この菌は昔はペニシリンが効いたけど今は耐性になっているのでこちらの系統を使う、など臨床現場では状況によって使い分けを行っています。

さて、科学も医学も発展した現在においてさぞ抗生物質も日々新しいものが作られているとお考えでしょう。開発にはお金がかかりますし、日本ではせっかく開発しても薬価がクソ安すぎるのでその開発費に見合ったリターンがないので日本の製薬企業もあまり本腰は入れられません。民間企業なのだから当たり前です。
実際にこの10年で新しく開発された抗生物質は数種類(修正前の3種類は誤りでした)のみです。

その間細菌たちはどんどん耐性を獲得しており、効果のある抗生物質がどんどん減っているのが現状です。
このままでいくと皆さんの子ども、孫たちは抗生物質が効かない細菌がうようよしている世界がもう現実に始まっているのです。
日本ではすでに多剤耐性結核菌(スーパー結核菌)、多剤耐性淋菌(スーパー淋菌)なども認められています。

そのため10年以上前から世界各国、日本でもAMR(薬剤耐性)対策に力を入れ、抗生物質を不用意に使わない、ということに力を入れています。

昔は風邪にもバンバン抗生物質を処方されていたのに今は全然出されませんよね?
自分が子供のころ飲まされていたのがペニシリン系の薬だというのは医者になって知りました。そう、あのツンと鼻につく匂いの薬です。

うちも基本風邪などには抗生物質は処方しません。中耳炎や溶連菌感染など必要な場合のみ処方しています。

ここ最近ではマイコプラズマ肺炎が流行しているとテレビで報道されていますが、子どもが飲めるマクロライド系(クラリスロマイシン)はほぼ耐性であり、殆ど効きません。ではほかの効果のある薬剤は年齢制限があったり、処方しても昨今の医薬品不足で調剤薬局にも在庫がなく、結局もらえないという状態です。

マクロライド耐性はこのクラリスロマイシンの濫用が影響していると考えています。クラリスロマイシンは広い菌種に効果があるので、ここ何十年と濫用された結果、効果のある菌はほとんどなくなり、ただ苦いだけのクソまずい薬という何のために存在しているのかわからない代物になりました(抗菌活性のほかに粘膜の炎症を抑えたり、繊毛運動をよくするという効果はあるようですが)。これは濫用した我々医師の先達たちも猛省すべき点かと思います。

抗生物質の使用で確かに目やには少し早く良くなるかもしれません。放ってもいても治ります。でもそれによって耐性菌が増え、苦しむのは自分の子ども、未来の子孫たちなのです。

こんな長文書いて何が言いたかったかというと、保育園の看護師だか保育士だかわからないけれど、子どもの未来の関わる仕事してるんだからその場限りで都合の良いことばっか考えてヌルいことやってないでもっと考えろや!ってことです(笑)

これを機に医師だけではなく、皆さんも抗生物質、そして適正使用について知ってみませんか?

興味ある方は「AMR 薬剤耐性」でググってみてください。

29/11/2024

マイコプラズマ感染の陰に隠れて、百日咳が流行して来ております。なかなか咳がおさまらない、夜間の咳き込みがひどいなど。
年長児、小学生、中学生は3種、または4種混合ワクチンの百日咳の抗体が落ちてくる時期です。以前から就学前のDPTワクチンをおすすめしておりますが、あらためて接種をしていただくようお願いします。

03/10/2024

当院木曜日の予防接種外来担当頂いている東海林宏道先生がこの度順天堂大学小児科学教室の主任教授に就任されました。

スタッフ一同心よりお祝い申し上げます。
東海林先生は院長の大学勤務時代の新生児診療グループの上司であり、研究グループでもとてもお世話になりました。

順天堂大学小児科は特に消化器疾患や小児の内視鏡検査分野においてはトップレベルです。またほぼ全ての専門分野のスペシャリストが揃い、幅広い診療を行っています。
小児科医不足の叫ばれる中、入局者も医局員もとても多い賑やかな教室です。教室の益々のご発展をお祈り申し上げます。

当院での診療には特にこれまでと変わりはありませんのでよろしくお願いいたします。

【ついでにお知らせ】

インフルエンザワクチンの予約は10月5日(土)13時からWebで開始いたします。お電話での予約は受け付けておりませんので宜しくお願いいたします。

コロナがさりげなく増えています。当院でも小学校高学年以上で陽性者がちらほら出ています。コロナは過去の病気ではありません。ワクチン接種から時間が経過した若い世代でも肺炎での入院がまた増えている模様です。高齢者には依然命に関わる可能性がある危険...
04/07/2024

コロナがさりげなく増えています。
当院でも小学校高学年以上で陽性者がちらほら出ています。

コロナは過去の病気ではありません。
ワクチン接種から時間が経過した若い世代でも肺炎での入院がまた増えている模様です。

高齢者には依然命に関わる可能性がある危険な感染症という認識は変わっていません。

暑い日が続きますが、人混みの狭い空間に長い時間いる時はマスクを着用しましょう。
飛行機、電車におけるノーマスクでの滞在時間と感染リスクは相関します。

マスクである程度リスクを軽減できるので夏休み旅行など公共交通機関利用時はマスクをしましょう。
せっかくの旅行が台無しになってしまいます。

新型コロナウイルスがなくなったかのように暮らしていますが、目に見えなくても感染は広がっています。新しい亜系統「KP.3」への置き換わりが進み、大きな流行が始まっています。西浦博さんに現状を分析してもらいま.....

04/06/2024

つぶやき、というかまた愚痴ですね。
こんなこと書くとと今はやりのSNS炎上しそうですが、まぁ自由に書かせていただきます。異論反論は認めません😆

6月から診療報酬が改定されました。

内科などでは生活習慣病疾病管理料などの算定条件が厳しくなり、増額された分野もありながら、全体的に見通すと実質マイナスになっているという非常に厳しい改定というのが大方の医師からの意見です。

そりゃ財務省はこれ以上医療費増やしたくないでしょうから増やすならどこかから削って、その分を増やすところに充てる、色々とわかりにくくしてどさくさ紛れに実質医療費減らしてしまえ!というカラクリなんでしょう。

諸外国からみて日本の医療費は激安です。中国なんかより全然安いですし。反対に医療技術はトップレベル。こんな国は他にありません。
勤務医の給料も私が医者になった20数年前から全く変わっていません。数年前まで私も勤務医でしたがアルバイト料も全く変わりませんでしたし、世の中消費税が上がり、物価も上がりましたが収入はずっと変わりませんでした。
それも結局のところは国が医療費は上げない、むしろ下げるという方針を一貫しているため、医者の給料なんて上がるわけがありません。そりゃ周りに比べたら給料は良い職業ですがそれだけ専門知識も技術も責任も必要なわけですから、それなりの報酬を頂くことに私は後ろめたさは全くありません。

どういうわけか弁護士やパイロットが高給であるのには文句を言わないのに医者が儲けているとけしからん、という不思議な風潮がこの国にはあるようで…医者は結構悪者にされるんですよね。特に開業医は。開業医だって勤務医だった時期もあるわけですし。私も開業するまで正月は実家や家族でのんびり3が日を過ごしたことなんて一度もなかったですね。当直だって不整脈バンバン出て死にそうな思いしながらやっていましたし。盆暮れ正月なんてないです。3連休?GW?何ですかそれ?ってな感じです。別に自慢することではありませんが。

国民負担も多いと感じる方は多いかもしれませんが、海外に住んだら病院なんてまずかかれない、病気になったらそれは死ぬときだという認識で生きている人々が世界には多いという現実も知らなければいけないですし、日本の医療はすべての医師、看護師、医療技術職などの人々の自己犠牲の上に成り立っているという極めていびつな構造で何とか回っているということを認識しつつ自分たちの恵まれた環境に感謝しなければいけないと思います。
ぶっちゃけて言えば今の若い研修医はこんな国の医療に見切りつけて美容外科に進む人がかなり多いみたいですよ。あとは眼科、皮膚科とか(決して眼科や皮膚科をディスっているわけではありません)。外科医なんて昔から3kとか言われて今や外科医になる若手もほとんどいないです。近い将来癌になっても手術受けられない、なんて未来が見えてますね。マジで。

美容もすでに飽和状態ですし、進むも退くも地獄、みたいな世の中で若手の医師は気の毒ですね。
もっというと超進学校では医学部志望の高校生も減っているらしいですよ。頭が良いだけで医者目指すってのは違うと思いますが、頭が良い子ほどこの業界の未来が分かっているという厳しい現実です。最近は東大の学生が官僚にならずに外資やベンチャーに行っちゃうのと同じですね。

さて話が逸れましたが小児科に関してはというと、実は小児科は割と優遇されているんです。6歳未満に関しては1回当たりの診療報酬が100円くらい上がりました。でも6歳以上では減ったものもあり、実感としては今までとあまり変わらない、ちょっと増えたかな?程度です。

でも消費税も上がりましたし、物価も上がりましたし、薬剤など購入する医療材料もここ数年全て値上がりしています。うちのスタッフへも物価高もあるので給料上げてあげないといけないし…などなどあって結局のところずっと経営上収支は減っているのが現状ですね。
まぁ、私の給料が削られるだけなので別にいいんですが。

ということでここからが本題。
長文過ぎて多分誰も読んでいないと思いますが(笑)
そしてまた長いです💣

『主に当院』をご利用されている6歳未満の患者さんに関して「かかりつけ医」登録のご協力をお願いします。

当院では院内処方をメインで行っておりますが、院内処方では薬剤代含めた診療報酬となっています。

しかし、アレルギー薬や保湿剤などを処方を行うと5日程度の処方でもほぼ全額消費してしまい、概ね赤字(当院が患者さんの薬代を負担している)の現状です。

また同月内に一度でも『院外処方』を行うと、それまで算定していた院内処方分の薬剤代を全て返還する必要があり、その月に既に行った院内処方の薬剤代は全て当院の負担になります。院外処方を行ったあとに院内処方を行っても薬剤代は診療報酬としてもらえません。全て当院の自腹です(←ここ重要!だいじなことなので何度でも言います)。何なんだ?このク〇みたいな医療制度😡

そこで『かかりつけ医』に登録していただくと、当院に入る診療報酬が数百円上がり、その分を薬剤代に充てることができます。すでに他院で登録している方も『今後も当院を主に受診される』のであれば、当院に変更(もし登録した他院を受診することがあればその際に解除の旨を先方に言って頂ければ大丈夫です)をご検討をぜひお願いいたします。

というわけで、これが言いたかったのですが、誰も読んでないだろうなぁ…(笑)😅😅

非常に分かりやすく書かれていると思います。ただ、長文ですし、科学的な事はあまり興味がない方は、最後の方の岩田健太郎先生の『■検証や反省をしない日本の悪いクセ』の部分だけでも読んでみるとこの4年間の流れが掴めると思います。
31/05/2024

非常に分かりやすく書かれていると思います。
ただ、長文ですし、科学的な事はあまり興味がない方は、最後の方の岩田健太郎先生の『■検証や反省をしない日本の悪いクセ』の部分だけでも読んでみるとこの4年間の流れが掴めると思います。

2023年5月8日に新型コロナウイルスが5類に移行してから1年。今年のゴールデンウイークは全国的に人であふれ、コロナ禍以前の景色が完全に戻った印象だ。しかし、どうしてもモヤモヤが......。コロナ...

23/05/2024

久しくつぶやきが途切れてしまい、すみません🙇

コロナも感染者数が減ってきましたが、依然患者さんはおられます。検査する機会も減ってきており、見逃されている方も多くいると思います。
また症状からコロナを推測するのも困難で検査をする、しないの判断が非常に悩ましく、正直どうしたらいいのかわからん、というのが院長の本音です。
まさか発熱は全員やるわけにはいきませんしね…うーん😫

小児も軽症の方が多いですが、ワクチン未接種の場合は重症化しやすい、熱性痙攣が多い、川崎病に類似したMISCなどの増加、様々な事が国内、海外からの論文報告で分かってきています。

小児でもブレインフォグや倦怠感などのLong COVIDと言われる後遺症を残す子がいる事も報告されています。
中でも頭部MRIでは脳に明らかな病的変化を残している事が判明しています(そりゃ熱性痙攣が増えていることを考えれば、頭の中で何かが起きているし、ダメージを与える可能性があるというのは当然ですよね)。

ワクチン接種により、コロナ自体の症状軽症化、後遺症リスクの低減も上記の研究によりわかってきています。

コロナの消滅(弱毒化)までまだ時間がかなりかかる(しないかもしれません)ことを考えると、ワクチン接種をしたうえでリスクを軽減しつつ共存するしかないのかなぁ、と考えます。

ちなみにまだ弱毒化はしていません。ワクチン接種者が多いので見かけ上軽症の方が多いだけで、ワクチン接種者をしていても依然高齢者や基礎疾患のある方には危険な存在です。
ちなみに院長はコロナで大事な知己を2人失いました。1人は今年に入ってからです。本当に悔しくて残念です。

コロナ前の生活に戻していくことは必要ですが、コロナとともに生きていくためには何をしたらよいか、まだまだ考え続ける必要がありますね。

*小児は最低2~3回は接種のワクチン接種💉が必要です。
ちなみに院長は6回打ってます。秋にも7回目やろうと思ってます。血圧高いし😅 お陰でまだ一度も罹ってません✌️

マスク着用のルールはクリニックホームページ、LINEでお知らせしていますのでそちらをご覧くださいね😀

HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)を接種勧奨控えで接種を逃した年齢の方(平成9年度生まれ~平成19年度生まれ:誕生日が1997年4月2日~2008年4月1日)は今年の9月まで初回のキャッチアップ接種が無料で受けられます。過去に副反応と疑わ...
05/03/2024

HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)を接種勧奨控えで接種を逃した年齢の方(平成9年度生まれ~平成19年度生まれ:誕生日が1997年4月2日~2008年4月1日)は今年の9月まで初回のキャッチアップ接種が無料で受けられます。

過去に副反応と疑われた問題は医学的、疫学的にワクチンと無関係であると結論が出ています。

院長は大学病院勤務時代、栄養管理チームのメンバーでしたが、婦人科で若くしてこの癌で亡くなる方に多数関わりました。本当に悲劇です。

ワクチンで防げる癌があります。

小児科でも婦人科でもよいです、是非接種をお願いします。

https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/kansen/hpvcatchup.html?fbclid=IwAR3aVZY0oy5jD73dSgeEq2rN5zscYWOpsU_HICzk1gXrXb2HIPkvLdr37p4

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15/01/2024

新たな年を迎えて、診療を開始して1週間経過しました。

年始から災害や事故などが立て続けに起き、困難な生活を送られている方々が多くいらっしゃることを思うととても心苦しい思いです。
心よりお見舞い申し上げますとともに、いち早い復興をお祈りいたします。医療者として現地で協力したいところではありますが、クリニック診療もあるため、物質的、金銭的な支援などできる範囲で協力をしたいと思います。

さて、1週間の診療を終えて気になることは小児のコロナが非常に増えております。
元々都内では成人のコロナ患者は12月から増加傾向でした。当院でもインフルエンザが圧倒的に多く、コロナの検査を行っても殆ど陽性者は出ませんでしたが、今年に入りコロナ陽性者がとても多くなり、逆にインフルエンザはかなり少なくなってきています。B型のインフルエンザ陽性も見られるようになりました。

一旦インフルエンザは減少傾向になっていますが幼稚園や学校も始まっているためインフルエンザの動向はまだまだ注意が必要です。
コロナは第10波に入っていると考えてよいと思います。

何度も繰り返しますが、コロナは決して単なる風邪ではなく、ワクチンで重症化や死者が減っているだけで、ワクチン未接種者にとってはまだまだ恐ろしい感染症に変わりはありません。

また、ワクチン接種者でもコロナにかかり後遺症に悩む方も多くいます(ワクチン接種でリスクは減らせます)。
このウイルスの気持ち悪いところは感染当初は本人は軽い風邪症状などで自覚症状をあまり感じず深刻に思わなくても、その後全身に炎症がおきることが長期間にわたり持続し、臓器を蝕んでいくことです。
分かっていることでも脳の萎縮や頭痛(ブレインフォグ)、倦怠感の持続、脳卒中や心筋梗塞、糖尿病の発症リスク増加、などなど枚挙に暇はありません。

正直自分自身こんな気味の悪いウイルスに感染したくはありません(院長はワクチンやきちんとした感染防護のお陰か未だに感染していません)。

これからもただの風邪と侮らずきちんと感染予防を心がけましょう。

本日で年内の診療を終了いたしました。今年は新型コロナ感染症が5類相当に分類され、行動制限が緩和された1年でした。一方で、コロナ以外の感染症が多く流行し、子どもたちも様々な感染症に曝され、苦しんだ1年でもありました。年末の今もインフルエンザや...
29/12/2023

本日で年内の診療を終了いたしました。

今年は新型コロナ感染症が5類相当に分類され、行動制限が緩和された1年でした。
一方で、コロナ以外の感染症が多く流行し、子どもたちも様々な感染症に曝され、
苦しんだ1年でもありました。
年末の今もインフルエンザやアデノウイルス、溶連菌の感染症が続いています。
コロナも定点観測では増加傾向のようです。ワクチン未接種者については重症化リスクが
高いのは変わっていません。
正月など人が集まるときには体調が悪い方は無理せず、高齢者や免疫弱者の乳幼児などとの
接触を極力避ける、マスクをしっかり装着する、などを心がけるようにしてください。

年末年始は小平市の応急診療所が朝、昼、準夜と診療を行っております(院長は明日の午前当番です)。
予約制ですので、受診される方はお電話で予約をお取りください。

小平市医師会応急診療所
042-346-3706

新年は1月9日(火)より診療となります。
来年こそは良い1年になりますように、皆さまもよいお年をお迎えください。

24/10/2023

ニュースなどでも取り上げられておりますが、現在日本全国で医薬品が広範囲で不足しており、
昨年より入手困難な状況が続いていおります。
特に小児科領域では咳止め、痰切り、抗生物質、喘息関連の薬が足りていません。

原因は数年前に起きたジェネリック医薬品会社の製造過程における不祥事、関西での医薬品倉庫火災、新型コロナウイルス感染症ほか様々な感染症増加による需要増加などが挙げられます。
さらに昨日のニュースで大手ジェネリック医薬品メーカーの不祥事が明らかになり、おそらくメーカーの全薬剤の出荷停止の措置が取られると思われ、さらに医薬品不足が加速されるでしょう。

国の医療政策の失敗も影響していると考えています。医療費抑制のためにジェネリック医薬品ばかりを
優遇した影響がここに来て顕在化していると思われます。
ジェネリック医薬品は医療費抑制のためにはある程度仕方ありませんが、効果に疑問がある薬品も多々あります。
明らかに先発品より効果が劣るものもあるため、その使用にはある程度取捨選択する必要があると考えています。

当院では一部院内処方薬をお渡ししていますが、在庫も底が見えかけております。
去痰剤などは卸業者に発注、しつこく電話しても1か月に4箱程度(患者さん100人分)しか入荷されません。

そのため、処方に関しては4~5日分を原則とさせていただきます。
ご協力をお願いいたします。

薬剤が無くなった場合は院外処方に切り替えさせていただきます(その場合も調剤薬局に薬がない可能性もありますが…)

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6478823
18/10/2023

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6478823

ゲームセンターでよく見かけるポップコーン製造機。日本小児科学会の「傷害速報」ではこれによる窒息事例を紹介し、ポップコーンの誤えん・窒息について注意喚起しています。ポップコーンだけでなく、子どもが異物

記事抜粋↓以前コロナに感染したからもう大丈夫? 世の中には、ウイルスに感染する方が、ワクチン接種を受けるより強い免疫が得られると信じている人がいるが、研究により、どちらも同じようにウイルスから守ってくれることが示されている。問題は、免疫を獲...
12/10/2023

記事抜粋↓

以前コロナに感染したからもう大丈夫?
 世の中には、ウイルスに感染する方が、ワクチン接種を受けるより強い免疫が得られると信じている人がいるが、研究により、どちらも同じようにウイルスから守ってくれることが示されている。問題は、免疫を獲得する方法にどれだけのリスクがあるかだ。

「ワクチン接種によって免疫を獲得する方が、感染によって免疫を獲得するよりもはるかに安全であることを示すデータは、3年も前から十分に得られています」と、米ワイルコーネル医科大学の微生物学者で免疫学者のジョン・ムーア氏は説明する。

 新型コロナに感染して入院したり死亡したりするリスクは、コロナ禍当初ほどではないものの依然としてある。また、新型コロナワクチンは米国で6億回以上、世界全体では120億回以上も安全に実施されている。ワクチン接種に不安を感じている人は、この2つのことをよく考えるべきだと、シャフナー氏は語りかける。

 新たな研究により、新型コロナウイルスに複数回感染すると、糖尿病、腎臓病、臓器不全、精神衛生上の問題などの慢性的な健康問題につながるおそれがあることも明らかになっている。ブレインフォグ(頭に霧がかかったような状態)、疲労感、胸痛、めまい、味覚や嗅覚の減退などが長く続く罹患後症状(いわゆる後遺症)も厄介だ。

 CDCは、新型コロナによる後遺症や慢性疾患、入院や死亡のリスクを下げるにはワクチン接種が最善の方法だと助言している。科学者らの意見も同じだ。

 米食品医薬品局(FDA)は9月11日、2つの新しい新型コロナワクチンを承認した(ファイザー社とビオンテック社が開発したワクチンと、モデルナ社のワクチン)。米国や日本でこの夏から9月にかけて、最新の

13/09/2023

クリニック開院から4年を迎えました。
4年も経つとそれなりに汚れてきますね。
今日床磨きの業者さんに来て頂き、開業当初と同じくらいにピカピカに磨いていただきました✨
これからも開業当初のようにピカピカの気持ちで地域の皆様へ貢献していきたいと思います

偏食傾向なお子様の栄養補助にいかがですか?チュアブルタイプに加えてふりかけ(すき焼き味)も登場しました。 ※食事の代替にはなりません。あくまでも補助食品ですhttps://kodomo-mog.jp/?openexternalbrowser...
28/08/2023

偏食傾向なお子様の栄養補助にいかがですか?
チュアブルタイプに加えてふりかけ(すき焼き味)も登場しました。 
※食事の代替にはなりません。あくまでも補助食品です

https://kodomo-mog.jp/?openexternalbrowser=1&utm_source=line&utm_content=menu&fbclid=IwAR3P6th1_fzXDbCAAuUJpgtz5SWU6-5I81lGaXN9Y_c1TssVNY4vr4y0an0

mogは小食・偏食・アレルギーなど栄養バランスが気になる子供のための栄養バランスチュアブル。ビタミン・ミネラル・L-カルニチンなど身体に必要な栄養素22種配合。合成甘味料や特定原材料( アレルゲン)27 品目不使用の.....

子どもの思わぬ事故等からの不幸を守りましょう。保護者様用のページをぜひご参照ください。
23/07/2023

子どもの思わぬ事故等からの不幸を守りましょう。
保護者様用のページをぜひご参照ください。

公益社団法人 日本小児科学会公式サイト

住所

東京都小平市津田町1-3/8
Kodaira, Tokyo
1870025

営業時間

月曜日 08:30 - 11:45
15:00 - 17:45
火曜日 08:30 - 11:45
15:00 - 17:45
木曜日 08:30 - 11:45
15:00 - 17:45
金曜日 08:30 - 11:45
15:00 - 17:45
土曜日 09:00 - 12:15

電話番号

+81423452525

ウェブサイト

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