
09/10/2025
まつクリ院長通信No500
松田院長からあなたへ 耳より情報
「運動と筋肉の維持 ― 健康寿命を支える力」 記念すべき500号
① なぜ筋肉が大切なのか
私たちが元気に歩いたり、転ばずに生活できたりするのは、筋肉が機能しているからです。年齢を重ねると、1年で1%ずつ筋肉が減少するとも言われています。筋肉量が減ると、転倒や骨折のリスクが高まり、寝たきりにつながる恐れがあります。筋肉は「健康寿命の土台」であり、体を支えるだけでなく、血糖の調整や代謝にも深く関わっているのです。
② 運動で守れる健康
筋肉を守るためには、運動が何よりの特効薬です。特に効果的なのは「有酸素運動(ウォーキング・自転車など)」と「筋力トレーニング(スクワット・軽いダンベル体操など)」の組み合わせです。研究によれば、週に150分程度の中強度の運動(例:1日30分の早歩きを週5日)を続けることで、心疾患・糖尿病・認知症のリスクが大きく下がることが報告されています。運動は薬のように即効性はありませんが、「続けることで確実に未来の体を守る“処方箋”」となります。
③ 習慣にするために
日常生活に小さな運動を取り入れることが一番の近道です。たとえば「エレベーターの代わりに階段を使う」「買い物は少し遠回りして歩く」「テレビを見ながらスクワットをする」など、ちょっとした工夫で筋肉は守れます。大切なのは“無理なく続けること”です。
院長からのメッセージ
院長通信は今回で500号を迎えることができました。これも読んでくださる皆さま、そして支えてくださるスタッフや地域の方々のおかげです。心より感謝申し上げます。これからも「健康寿命を延ばす」ことをテーマに、皆さまの生活に役立つ情報をお届けしてまいります♪