19/11/2025
東洋医学って、一つのやり方だけで成り立っているわけではなくて、生まれた土地や、そこに暮らしていた人たちの生活から、いくつも方法論が育ってきました。
北には北の、南には南の。
寒い地域には寒さに負けない知恵があって、湿気の多い地域には、湿とどう付き合うかの方法があるんです。
それぞれの環境で生きていた人たちが、「これでしか助からなかった」という経験を積み重ねて、今の東洋医学はできています。
だから、本来は「ひとつの方法ですべて治す」という世界ではなく、症状や、その人の体質、生活状況に合わせて方法論を切り替えていくのが自然なんです。
noteに、そんな東洋医学の成り立ちと、東洋医学が発展した、「4つの地域と、4つの方法論」についてまとめました。
以前、Threadsにも投稿した内容に、加筆した形になります。
治療法に迷っていたり、何を選んだらいいのか分からなくなっている方にも、ひとつの地図になるかもしれません。
よかったら読んでみてください。
はじめに 東洋医学は、ひとつの地域で生まれた単一の技術ではありません。 何千年という時間の中で、中国大陸という非常に広大で多様な風土のなかを、人々の暮らし方が行き交い、交差し、その結果として「医学」とい....