24/09/2025
【 市役所窓口に翻訳字幕 / 読売新聞オンライン 2025/06/24 】
●福山市は23日、外国人や難聴者らとの意思疎通を円滑にするため、市役所窓口に134か国語に対応した字幕表示システム1台を試験導入した。来年3月末まで庁内の各部署にこの1台を順に設置し、本格導入に向けて効果を検証する。
●京セラドキュメントソリューションズジャパンが販売する「Cotopat(コトパット)」で、導入費は50万円。窓口職員と来庁者を仕切るアクリル板にフィルムを貼ると、会話を即時翻訳して字幕として表示できる仕組みで、図や動画も投影できる。
●この日は、市役所9階の多様性社会推進課で運用開始。職員らが外国人に日本語を学べる場所を紹介する場面などを想定してデモンストレーションを行った。市デジタル化推進課の松岡基司課長は「翻訳アプリよりもやり取りがスムーズになり、市民もストレスを感じにくくなるはず。各部署のニーズを探り、多文化共生の推進に役立てていきたい」と話した。。。