
22/08/2025
【高校生が赤城病院で看護体験を行いました👩⚕️✨】
7月30日(火)と8月1日(木)の2日間、群馬県内の高校に通う2・3年生あわせて5名の高校生が、赤城病院での「看護体験」に参加されました。
🧷この取り組みは、看護職の体験を希望する高校生に、看護の仕事を1日体験していただくことで、看護の重要性や業務内容を知ってもらい、看護観を育むことを目的としています。
🥼体験当日は、病院オリジナルの名札を贈呈し、白衣に身を包んでのスタート。
精神科看護の特徴や、患者さんとの関わり方についての講話では、
「精神科では、患者さんの“今”だけでなく、これまでの歩みやこれからの人生、さらにはご家族のことも含めてみていく。」という話に、真剣なまなざしで耳を傾けていました。
🚑また、当院独自の精神科救急体制「MOBILE PCU(ドクターカー)」の紹介と見学も実施。
病棟内では、採血や経管栄養の見学、食事配膳・介助、足浴、回診見学など、多岐にわたる看護業務を実際に見学していただきました。
🌡️看護体験では、バイタルサイン(サチュレーション・体温・脈拍・呼吸・血圧など)の測定にも挑戦。水銀式血圧計に初めて触れた生徒からは、「教科書では見たけれど、実際にやると難しい!」という声もあり、互いに測定し合いながら、楽しみながら学んでいました。
🧤さらに、個人防護具(PPE)の着脱体験では、「脱ぐ順番を間違えると感染につながる」といった重要な知識も学び、「着てみるとすごく暑い!」という声も。現場のリアルを感じていただけた貴重な体験となりました。
🍽️昼食時には、院長によるランチョンセミナーも開催。
「精神疾患の基礎知識」「認識と錯覚」「精神科は、治療と一緒にその後の生活も一緒にみていく」「患者さんが求めていることに応える医療を提供する事」など、多角的な視点からの話に、学生の皆さんは熱心に聞き入っていました。
🌼午後は、看護師との意見交換の時間。
「なぜ看護師を目指したのか?」「コミュニケーションで気をつけていることは何ですか?」
「看護師をしていて良かったと思うことは?」などの質問が飛び交い、看護師からは「人と話すことが好きだった」「言葉を選んで、患者さんと向き合うことが一番大切」「患者さんの状態が良くなった時」「患者さんに“ありがとう”“助かったよ”と言われると嬉しい」といった、実体験に基づいたリアルな声が届けられました。
🎀参加した高校生からは、
「精神科に怖いイメージがあったけれど、実際に体験して印象が大きく変わった」
「看護の仕事の大変さとやりがいを感じられた」
「いろいろな体験ができて楽しかった」など、前向きな感想がたくさん寄せられました。
看護師からも、「実際の現場を知ってもらえて良かった」「先入観と現実の違いを感じてもらえた」といった声が聞かれ、双方にとって実りある時間となりました。
今回の看護体験が、参加された皆さんにとって、医療や看護の仕事に興味を持つきっかけとなれば幸いです。赤城病院では、今後も若い世代と医療現場をつなぐ取り組みを大切にしてまいります。
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