11/04/2026
〇背中の痒みの改善(60代・女性)
以前から気になっていた背中の痒みが悪化傾向にあるため、漢方薬のご相談に来店されました。
1年を通して肌の乾燥と痒みがありますが、空気が乾燥し易い冬場は特に悪化し易いようです。痒みはありますが、湿疹が出ているわけでは無いため、見た目にはあまり分からないようです。
糸練功(筋力反射テスト)でお調べすると、大腸の下行結腸に反応がありました。お尋ねすると便秘傾向にあるため便を軟らかくするマグミット錠を処方されていますが、飲んだり飲まなかったりで排便は安定していないようです。
症状の出方や糸練功の反応から、下行結腸の状態の悪さが皮膚の痒みとして表れているように思われました。
補血作用、潤す作用の漢方薬をお出ししました。潤す事で皮膚の痒みと共に、便通にも一定の効果があると思われます。また腸内環境に悪影響を与え易い砂糖や人工甘味料の摂り過ぎは控えるようにお伝えしました。
漢方薬の服用を始めると段々と痒みに軽減がみられ、服用開始1カ月半後には、痒みが気になる事は殆ど無くなったようです。
慢性的な痒みや湿疹は、内臓などの身体内部の慢性炎症が関係しているケースがあります。肝臓や小腸、大腸、肺などが比較的多いように感じています。
内臓の慢性炎症が起きる大きな要因として食べ物の影響が考えられます。
砂糖や人工甘味料、添加物、質の悪い油、アルコールの過度の摂り過ぎは控える事が大切です。
慢性的な痒みや湿疹は、適切な漢方薬の服用と食養生で改善出来る事があります。お困りの方はご相談下さい。