
22/08/2025
そろそろ伏線の回収をしてみようと思う③
①では眼科受診を例に現在の糖尿病治療の矛盾点を指摘しました
https://www.facebook.com/share/p/16izedBUMK/
②では「悪玉」と言われるLDLコレステロールが実は血管の火事(炎症)を止めてくれる消防車のような役割であることを示しました。
悪玉どころか実は「良いひと」なのかも?
https://www.facebook.com/share/p/1EA2cAq1Kc/
そりゃそうですよね。ちょっと考えれば分かるはずです。わざわざ体内で作られている成分なのにそれで身体を傷つけてるなんておかしくないですか?
続きです
図⑤ 今度は大きな山火事を想像して見ましょう
図⑥ 消防車🚒が何台も山火事の現場に集められるのと同じでLDLコレステロールさんも炎症が酷いとたくさん呼ばれてあちこち火を消して回る事になります。血中LDLコレステロールは増加するのです。
J Lipid Res 2014
DOI: 10.1194/jlr.M043711
(解説は伏線回収④にて)
図⑦ これまでの医学の「常識」ではLDLコレステロールが高いから心筋梗塞などが増えるんだ、と言われてました。
でも山火事の話で消防車が10台も出動したらそのせいで山火事が酷くなったなんて言うバカはいないと思います。
…何か変ですね( ´◔‸◔`)
実は研究者の間では血管が傷付くのはLDLコレステロールの高い低いは関係なく問題の本質は火事(炎症)の方にあるということが既に常識となっています。
実際世界トップクラスの循環器科雑誌と総合医学誌にもそれを裏付けるデータが掲載されています(詳細はコメントへ)。
Circulation 2024
DOI: 10.1161/CIRCULATIONAHA.123.066213
NEJM 2024
DOI: 10.1056/NEJMoa2405182
図⑧ 消防車は悪くない。なら問題はというと燃えてる原因の方ですよね。血管なら炎症の原因は何か?という事です。
糖尿病治療の本質に迫っている感じがしてきませんか?
(続く)