21/11/2025
石鹸の良さは水の量が増えるとすぐに界面活性作用が失われることです。
だから洗い流すことで肌に残らないため肌に優しく、自然環境にも優しいといわれます。
ただ、固形だからといって石鹸じゃないものもあるから注意が必要です(^_^;)
昔、自然をうたっていながら市販洗剤と同じラウリル硫酸系を使ってたものがあってビックリしたことがあります。
裏書きを見るって日用品でも大事なんだと思った出来事でした。
通常は石鹸素地とか、脂肪酸ナトリウムのような表示があります。
丁寧な会社だと脂肪酸名まで明記され、アルカリ剤に水酸化ナトリウムもしくは水酸化カリウムと書かれていたりもします。
洗濯用や台所用であれば「品名」に「石けん」と明記されており、JIS規格に適合している製品にはJISマークが付いています。 特に「純石鹸分93%以上」の製品は確実に石鹸と判断できます。
添加物が入っていても石鹸とみなされますので、成分表をすべて確認して、意図しないものが含まれていないか見るのも大切ですね。
何年か前に福岡県の地島で合成洗剤から無添加石鹸に3ヶ月間変えてもらう実験によって生活排水から出る島の下水処理場から海に放流される水に含まれる有機物が減り、水質がきれいになったという大規模な実験がありました。
実験前と比べて微生物の種類と量が増え、食べカスや皮脂といった汚れの分解も
活発になったことがわかっています。
もちろん、いくら石鹸とはいえ使いすぎては肌にも環境にも良くありませんのでほどほどに(*^^*)
また汚れをきれいにする素粒水を使うことも
環境を良くする一手になりますよ。
エネルギー代謝上げる食生活へ変えることも石鹸を使う機会がそもそも減るので、そういう意味でも環境にもよいのです。