Our Story
最期まで自宅で過ごしたいと願うすべての人の想いに応えたい。
2006年、わたしたちは東京都心・千代田区に最初の在宅医療クリニックを開設しました。在宅総合診療、確実な24時間対応、そして患者さんの人生観を大切にする医療。
地域の方々にこの3つの価値を約束し、それを忠実に守ってきました。
現在、志を同じくする70名の医師たちが、首都圏の15の診療拠点から、常時5000名の患者さんに24時間体制の在宅総合診療を提供しています。
精神科や皮膚科など専門医による訪問診療、そして訪問リハビリ、在宅食支援(訪問歯科診療・訪問栄養指導)なども順次スタートし、在宅でのあらゆる医療ニーズに応えるべく「チーム力」を磨いてきました。
わたしたちを動かすもの。
それはよりよい未来への強い願いです。
みなさんは「超高齢社会」という言葉に、どんなイメージをお持ちですか?
それは明るい未来だ、と自信を持って言い切れる人はどれくらいいるでしょうか。
日本はすでに超高齢社会を超えています。
現在、日本の高齢化率(65 歳以上人口割合)は28%ですが、将来的に47%まで増加するとともに、総人口も急速に減少すると予想されています。
国民の二人に一人が高齢者の時代。
急性期病院を中心とした従来型の医療システム、そして世代間支援を前提とした社会保障制度は持続可能性が懸念されるようになってきました。
増え続ける高齢者を支える介護のリソースも絶対的に不足し、支えられる高齢者の側も、自らの意思で人生を選択できる人は残念ながら少数です。
本来、「長生き」はわたしたちの共通の願いだったはずです。
そして、超高齢化は、多くの人がそれを実現できるようになったという喜ばしい成果であるはずです。
これを豊かなものにする責任がわたしたちにはあります。
答えはこれまでの延長線上にはありません。
経済成長ありきの既存の価値観を捨て「人生の豊かさ」の本質を追及する。加齢や病気に伴い心身の機能が低下しても、最期の瞬間まで安心・納得して生き切れるコミュニティをつくる。
そして、長生きを心から喜べる社会をつくりたい。
わたしたちは、高品質な在宅医療の提供を通じて、22 世紀型の新しい社会に最適化した仕組みづくりに、積極的に取り組みます。
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お一人で通院するのが大変な方や、介護を受けておられる方⋅⋅⋅ 在宅医療(訪問診療)をご利用ください。 医師・看護師が定期的にお宅に伺い、しっかりと診察いたします。 緊急事態には24時間体制で迅速に対応。介護事業者の方々とも協力しながら、「安心できる生活」「納得できる人生」の実現に向けて全力でサポートします。
アジア太平洋高齢者ケアイノベーションアワードでグランプリ(2016年・2017年)、FORBESウェルネスアワードにて公共性部門グランプリ(2017年)、グレートカンパニーアワード(2018年特別賞・2019年大賞)を受賞、2019年は法人別在宅看取り数で首位など、診療の規模のみならず、医療や組織運営の質、社会貢献も高く評価されてきました。
これからも理想の在宅医療を目指して、成長を続けたいと思います。
一緒に取り組める仲間も募集中です!