医療法人社団 悠翔会

医療法人社団 悠翔会 医療法人社団 悠翔会, 医療サービス, 新橋5-14-10 新橋スクエアビル7F, Minato-kuの連絡先情報、マップ、方向、お問い合わせフォーム、営業時間、サービス、評価、写真、動画、お知らせ。

在宅医療に特化したクリニックグループです。首都圏ならびに愛知県(知多半島)、鹿児島県(与論島)、沖縄県(南風原町・石垣島)に全25拠点を展開。2023年には訪問看護ステーションを東京都(港区)に、2024年には訪問看護ステーションを併設する看護小規模多機能型居宅介護を茨城県(守谷市)に開設。約9,000名の在宅患者さんへ、24時間対応の在宅総合診療を提供しています。 すべての人に「安心できる生活」と「納得できる人生」を。

たとえ治らない病気や障害があっても、
望む場所で最期まで暮らし続けられること。

医療法人社団悠翔会は「チーム在宅医療」の理想を追求し
超高齢化していく首都圏と、そこで暮らす人々を支えます。

【悠翔会の地域診療拠点】
●悠翔会在宅クリニック新宿
 〒160-0022 東京都新宿区新宿2-5-12 FORECAST新宿AVENUE 9F
●悠翔会在宅クリニック葛飾
 〒

125-0052 東京都葛飾区柴又1-46-9
●悠翔会在宅クリニック品川
 〒140-0014 東京都品川区大井4-4-6 3F
●悠翔会在宅クリニック川口
 〒333-0861 埼玉県川口市柳崎4-8-33
●悠翔会在宅クリニック越谷
 〒343-0845 埼玉県越谷市南越谷4-13-20 2F
●悠翔会在宅クリニック北千住
 〒120-0034 東京都足立区千住2-3 吾妻ビル 2F
●悠翔会在宅クリニック川崎
 〒210-0014 神奈川県川崎市川崎区貝塚1-15-4 ESTA BUILDING 7F
●悠翔会在宅クリニック柏
 〒277-0843 千葉県柏市明原4-10-12
●悠翔会在宅クリニック新橋
 〒105-0004 東京都港区新橋5-14-10 7F
●悠翔会くらしケアクリニック練馬
 〒176-0003 東京都練馬区羽沢1-22-11
●悠翔会在宅クリニック墨田
 〒131-0042 東京都墨田区東墨田2-15-2
●悠翔会在宅クリニック稲毛
 〒263-0051 千葉県千葉市稲毛区園生町1107-7
●悠翔会在宅クリニック春日部
 〒344-0067 埼玉県春日部市中央1-51-12 2F
●悠翔会在宅クリニック船橋
 〒273-0005 千葉県船橋市本町4-40-8 1F
●ココロまち診療所
 〒252-0821 神奈川県藤沢市用田2672
●悠翔会在宅クリニック流山
 〒270-0101 千葉県流山市東深井948
●くくるホームケアクリニック南風原
 〒901-1104 沖縄県島尻郡南風原町字宮平87
●ケアタウン小平クリニック
 〒187-0012 東京都小平市御幸町131-5 1F
●ノビシロクリニック藤沢
 〒252-0813 神奈川県藤沢市亀井野4丁目5番地8 ノビシロハウス亀井野 North棟2A
●パナウル診療所
 〒891-9308 鹿児島県大島郡与論町大字那間2747-1
●悠翔会ホームクリニック知多武豊
 〒470-2347 愛知県知多郡武豊町字道崎4-11 1F
●悠翔会在宅クリニック三咲
 〒274-0812 千葉県船橋市三咲2-11-54 2F
●悠翔会在宅クリニック横浜
 〒231-0048 神奈川県横浜市中区蓬莱町2-4-7 6F
●とぅもーる診療所
 〒907-0022 沖縄県石垣市大川728-12
●くらしケアクリニック城東
 〒136-0071 東京都江東区亀戸6-28-2 1F

■記事掲載のお知らせ『女性自身』2025年8月12日号(光文社発行)の「熱中症予防に朝の『冷やしカップ麺』」におきまして、医療法人社団悠翔会理事長の佐々木淳のコメントが掲載されました。全国で猛暑が続く中、熱中症への対策が必要です。熱中症は体...
04/08/2025

■記事掲載のお知らせ

『女性自身』2025年8月12日号(光文社発行)の「熱中症予防に朝の『冷やしカップ麺』」におきまして、医療法人社団悠翔会理事長の佐々木淳のコメントが掲載されました。

全国で猛暑が続く中、熱中症への対策が必要です。熱中症は体温調整ができなくなっている状態であるため、気温と湿度のコントロールが大切になります。そのうえで、水分をしっかりとりましょう。

ただ、水分だけでは不十分で、体内に水がとどまり続けるには塩分が必要となります。体内に塩があると、それを薄めようと水を貯える働きをするためです。屋外で活動する日は、塩分量を確保した朝食をしっかりとることをおすすめします。

そこで候補に挙がるのが、カロリーも塩分も補給できるカップ麺です。記事では、カップ麺に氷を入れて作る「冷やしカップ麺」を紹介しています。約1リットルの汗をかくと、塩分は3~4g失われる計算です。汗だくになる日なら、カップ麺の汁を飲み干しても問題ないでしょう。

タンパク質や食物繊維をプラスしたアレンジも紹介されていますので、ぜひお読みください。
https://books.kobunsha.com/book/b10144113.html

「終末期の胃ろう」は悪なのか不確かな情報に流されず実態を■記事掲載のお知らせ『週刊高齢者住宅新聞』第808号(高齢者住宅新聞社発行)におきまして、医療法人社団悠翔会理事長・診療部長の佐々木淳の連載記事【在宅医からみた10年後、20年後のニッ...
01/08/2025

「終末期の胃ろう」は悪なのか
不確かな情報に流されず実態を

■記事掲載のお知らせ

『週刊高齢者住宅新聞』第808号(高齢者住宅新聞社発行)におきまして、医療法人社団悠翔会理事長・診療部長の佐々木淳の連載記事【在宅医からみた10年後、20年後のニッポン】「『終末期の胃ろう』は悪なのか」が掲載されました。

2000年代、苦痛の少ない新しい選択肢として広がり始めた胃ろうは、2006年の診療報酬改定で医療区分2から1に変更されたことで風向きが変わり、2014年には嚥下機能評価を行わない造設の診療報酬が一気に4割引き下げられたことで、医療現場の認識も変化を強いられました。医療者は胃ろう造設に慎重になり、胃ろうを希望する患者・家族も少なくなりました。

胃ろうはあくまで道具であり、栄養投与のための手段の一つに過ぎません。大切なのは本人がどんな人生を生きたいのか。すべきことは、丁寧に対話を積み重ねる意思決定支援です。

しかし、入院中の急速な機能低下は対話の時間を奪います。胃ろうなどを「適正化」するために政策的な介入を求める声もありますが、それより先にすることがあると考えます。①本人の意向を中心とした意思決定支援、②Time-Limited Trial、③終末期ケアの向上、④高齢者急性期医療の改善、の4つを提案しています。

ぜひお読みください。
https://www.koureisha-jutaku.com/

「指導医はつらいよ」研修者の教育しづらさや陰性感情にどう向き合うか■学会レポート掲載のお知らせm3.comの「第7回日本在宅医療連合学会大会レポート」におきまして、悠翔会在宅クリニック葛飾院長の松本真一が竹田亮平先生(東戸塚みどり在宅クリニ...
31/07/2025

「指導医はつらいよ」研修者の教育しづらさや陰性感情にどう向き合うか

■学会レポート掲載のお知らせ

m3.comの「第7回日本在宅医療連合学会大会レポート」におきまして、悠翔会在宅クリニック葛飾院長の松本真一が竹田亮平先生(東戸塚みどり在宅クリニック院長)と共に座長を務めた指導医大会スピンオフ企画「指導医はつらいよ~忙しい業務の中で明日からの指導に生かせるtipsを共有しよう~」が紹介されました。
https://www.m3.com/news/kisokoza/1282270

当日は、指導医同士が経験や悩みを共有し、明日からの指導に生かせるtipsを共有することを目的に、参加者が少人数のグループに分かれてディスカッションを行いました。

「指導時間の確保」や「指導医の裁量権」が話題に上がったほか、心理的・教育的に「対応が難しい」「その人を教えると欲求不満がたまる」と感じる学習者との関わりや状況全般を示す「Difficult learning encounter(教えづらさ)」への対応についても話し合われ、松本は参考文献として岡田唯男先生によるまとめ(https://www.scribd.com/doc/11002743/Difficult-Teaching-Encounter)を紹介しました。患者に対する陰性感情への向き合い方や、研修者への声かけのタイミング等についても、アドバイスを行いました。

別の記事では、理事長の佐々木淳が座長として登壇したシンポジウム「あなたの地域が被災した時、助けに行きます ~助けて欲しい診療所あつまれ~」も紹介されています。
ぜひお読みください(全文をお読みになるには、ご登録が必要です)。
■大規模災害時に派遣医師でなく地元医師が現地に入る「間接支援」を提唱
https://www.m3.com/news/kisokoza/1280671

■セミナー登壇のお知らせ2025年8月7日(木)、東京ビッグサイトにて開催される「CareTEX東京'25【夏】」におきまして、医療法人社団悠翔会理事長の佐々木淳が登壇いたします。「『人生の最期まで自分らしく生きる』を支える医介連携のあり方...
30/07/2025

■セミナー登壇のお知らせ

2025年8月7日(木)、東京ビッグサイトにて開催される「CareTEX東京'25【夏】」におきまして、医療法人社団悠翔会理事長の佐々木淳が登壇いたします。

「『人生の最期まで自分らしく生きる』を支える医介連携のあり方~価値観が多様化する社会の中で~」をテーマに、苦痛を確実に緩和し最期を確認する「医療」と、本人が生命力を最大限発揮できる環境を整える「ケア」との、規範的統合に基づくチームのあり方についてお話しさせていただく予定です。

満席間近となっております。お申し込みのうえ、ぜひご参加ください。

■日時:2025年8月7日(木)11:40~12:40
■会場:東京ビッグサイト 西4ホール
■主催:ブティックス(株)
■受講料:無料(事前申込制)
■受講お申し込み:https://summer.caretex.jp/info/conference2025
■お問合せ:CareTEX事務局(TEL:03-3868-0901)

■在宅医療カレッジ札幌2025開催のご報告2025年7月26日、札幌の会場とオンラインのハイブリッドにて、「人口減少地域における在宅医療・緩和ケアの提供体制を考える」をテーマに在宅医療カレッジ札幌2025を開催いたしました。ご参加いただいた...
29/07/2025

■在宅医療カレッジ札幌2025開催のご報告

2025年7月26日、札幌の会場とオンラインのハイブリッドにて、「人口減少地域における在宅医療・緩和ケアの提供体制を考える」をテーマに在宅医療カレッジ札幌2025を開催いたしました。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

樋口秋緒さん(診療看護師・保健師)、悠翔会くらしケアクリニック練馬院長の田上恵太(在宅緩和ケア医)、宇野雅樹さん(訪問薬剤師)、加藤忠相さん(小規模多機能運営者)、進谷憲亮さん(総合診療医)という5人の実践者と佐々木淳とのディスカッションでは、「住民としての主体性」、あるいは「主体としての住民」という重要なテーマを共有しました。地域で最期まで生きられる医療介護システムをつくることを前提としつつ、どうすれば住民が自らが望む最期を迎えるための準備に自分ごととして取り組めるのかーー。一方で、ヘルスケアシステムの在り方についても議論することができました。

https://www.facebook.com/junsasakimd/posts/pfbid02mc9msMX6w84DHAica49EAb7XqU6VrMBfutfqVyVXTDgL59yFdtpjtvzkvo8wVnZl

Peer Studyプレミアム会員の方は、見逃し配信の視聴が可能です。
ご登録のうえ、ぜひご視聴ください。
https://peer-study.com/
※見逃し配信の準備完了後に、サイトにて配信されます

〈登壇者一覧〉
■基調講演者
・樋口秋緒さん(社会医療法人北晨会 恵み野訪問看護ステーション「はあと」/診療看護師・保健師)
・田上恵太(悠翔会くらしケアクリニック練馬院長/在宅緩和ケア医、離島緩和医療アウトリーチ等にも従事)
・宇野雅樹さん(有限会社イナガミ薬局/訪問薬剤師、十勝医療圏で90キロをカバー)
■指定発言者
・加藤忠相さん(あおいけあ代表取締役/小規模多機能運営者)
・進谷憲亮さん(ファミリーヘルスクリニック院長/総合診療医、カンボジア小児医療支援経験者)
■モデレータ+話題提供者
・佐々木淳(医療法人社団悠翔会理事長)

■日本集中治療医学会第9回関東甲信越支部学術集会参加のご報告2025年7月26日、パシフィコ横浜にて開催された日本集中治療医学会第9回関東甲信越支部学術集会におきまして、悠翔会在宅クリニックみもみ院長の鈴木優太郎が、一般演題「終末期緩和医療...
28/07/2025

■日本集中治療医学会第9回関東甲信越支部学術集会参加のご報告

2025年7月26日、パシフィコ横浜にて開催された日本集中治療医学会第9回関東甲信越支部学術集会におきまして、悠翔会在宅クリニックみもみ院長の鈴木優太郎が、一般演題「終末期緩和医療」にて「Oncology Emergencyにおける病診連携で良好な経過を辿った一例」をテーマに発表を行いました。

昨今、地域においてOncology Emergencyに遭遇することも稀ではなく、特に急性期の病診連携の重要性は増しています。60歳代男性のケースでは、介入2ヵ月後の状況から治療が必要と判断し、紹介元病院へ連携を図りました。治療により諸症状は改善し、退院から約4ヵ月後の死亡まで、その方らしく過ごすことができました。

がんの治療を終了し、在宅でBSC(Best Supportive Care)を受ける方であっても、納得した人生を歩むためには、必要に応じて病院での集学的治療を受けるべきときがあり、それにより、再び在宅で充実した時間を過ごすことが可能となることをお伝えしました。

いずれのフィールドでも、それぞれで適切な治療介入が求められる状況において、今後、在宅医療の場では、医療依存度の高いがんや難病の患者さんが増加し、急性期の連携も増えると考えられます。悠翔会には、さまざまな領域で研鑽を積んだ医師が在籍していますが、各専門領域と在宅医療との連携に寄与する発信にも注力してまいります。

■記事掲載のお知らせ『Kyodo Weekly』No.24(共同通信社編集制作部発行)におきまして、医療法人社団悠翔会理事長の佐々木淳への取材記事「老人は『痩せすぎ』に注意 しっかり食べて命の貯金 タンパク質で筋肉維持を」が掲載されました。...
25/07/2025

■記事掲載のお知らせ

『Kyodo Weekly』No.24(共同通信社編集制作部発行)におきまして、医療法人社団悠翔会理事長の佐々木淳への取材記事「老人は『痩せすぎ』に注意 しっかり食べて命の貯金 タンパク質で筋肉維持を」が掲載されました。

日本は、先進国の中でも「痩せた高齢者」が多い国です。しかし、高齢者の食事量の低下はサルコペニアにつながり、肺炎や骨折を引き起こします。その結果入院となりますが、入院は高齢者の筋力や認知機能を一気に衰えさせてしまいます。食事量だけでなく、ポリファーマシーの問題や、高齢者は痩せにくく太りにくいという特徴もあります。

運動するのが難しい高齢者も、たんぱく質を摂ることで筋肉の減少を抑えられます。「まずカロリー、次にたんぱく質」が、高齢者の食事の基本です。薬を飲むより、3食をおいしくしっかり食べることを優先してほしいとお話ししています。

■コメント掲載のお知らせ2025年7月24日、東洋経済オンラインの記事「ホスピス住宅最大手・医心館に『がんの父』を託した娘の疑問。転移なし・ステージ2だが末期がん扱いで訪問看護、会社側は不正を否定」におきまして、医療法人社団悠翔会理事長の佐...
24/07/2025

■コメント掲載のお知らせ

2025年7月24日、東洋経済オンラインの記事「ホスピス住宅最大手・医心館に『がんの父』を託した娘の疑問。転移なし・ステージ2だが末期がん扱いで訪問看護、会社側は不正を否定」におきまして、医療法人社団悠翔会理事長の佐々木淳の、末期がんの診断基準についてのコメントが掲載されました。

記事では、末期がんとはいえない利用者を末期がんとして訪問看護を行い、診療報酬を請求していた疑いのあるホスピス住宅を取材、利用者の8割超が「末期がん」患者だったといいます。

一時期、このホスピス住宅を利用した男性は、ステージ2のがんを切除し、転移もなかったにもかかわらず、入居した途端に「末期がん」だと告げられました。しかし、手術をした病院の主治医は、男性が末期がんとの認識はまったくなかったとのことです。

佐々木は、末期がんに具体的な診断基準は存在せず、医師の裁量の中で診断する側面が大きいこと、進行がんだが3ヵ月以上の生存が見込めそうな場合に、あえて「末期」という診断をつける必然性はないように思うことをお話ししました。

記事の後半では、なぜこのホスピス住宅が男性を末期がんと診断したのか、経営体制の問題点を分析しています。ぜひお読みください。

□ダイジェスト版(無料)
https://toyokeizai.net/articles/-/886883
□有料版
https://toyokeizai.net/articles/-/886746

末期がんや難病患者を受け入れるホスピス住宅「医心館」を運営するアンビスホールディングス。急成長の裏で何が起きているのか。

■コメント掲載のお知らせ「医療記者、岩永直子のニュースレター」にて、岩永さんが二木立先生(日本福祉大学名誉教授)に取材された「参政党の医療公約『終末期の延命医療費の全額自己負担化』医療政策学者と検証する」におきまして、医療法人社団悠翔会理事...
23/07/2025

■コメント掲載のお知らせ

「医療記者、岩永直子のニュースレター」にて、岩永さんが二木立先生(日本福祉大学名誉教授)に取材された「参政党の医療公約『終末期の延命医療費の全額自己負担化』医療政策学者と検証する」におきまして、医療法人社団悠翔会理事長の佐々木淳のシンポジウムでの発言が紹介されました。

参政党が参議院選挙で掲げた「終末期の延命措置医療費の全額自己負担化」という公約に、批判の声が高まっています。
二木先生は、こうした言動は繰り返されてきたとしながらも、政党が公約として掲げるのは初めてだと指摘。このような主張が、世代間対立、社会連帯意識の低下を促進することを危惧していると話されます。また、高齢者一人当たりの医療費は増加していないこと、終末期の延命治療が医療費を押し上げているわけではないことを説明されています。

先月公表された日本老年学会の「高齢者の人生の最終段階における医療・ケアに関する立場表明2025」は、年齢による差別への反対、治すための医療行為を除外しないこと、日本の文化的特徴への配慮などについて言及しています。

6月28日に開催された日本医療政策学会第1回学術集会でのポジウム「重度認知症における胃ろうと中心静脈栄養-医療政策から考える」でも、胃ろう造設についての真摯な議論がなされました。登壇した佐々木の、本人の意思決定が非常に重要であり、そこを医師が判断するのでは家族を傷つけてしまう、などの発言を紹介していただいています。

ぜひお読みください。

参政党が参院選で打ち出した医療公約「終末期の延命医療費の全額自己負担化」に批判が高まっています。終末期の医療が医療費を押し上げるとも主張していますが、この認識は正しいのでしょうか?医療経済学や医療政策...

■第30回日本緩和医療学会学術大会参加のご報告③悠翔会在宅クリニックみもみ院長の鈴木優太郎は、一般演題ポスター「在宅緩和ケア」にて、「終末期患者における在宅でのアセナピンの使用経験」について発表しました。終末期では患者の多くにせん妄を認め、...
21/07/2025

■第30回日本緩和医療学会学術大会参加のご報告③

悠翔会在宅クリニックみもみ院長の鈴木優太郎は、一般演題ポスター「在宅緩和ケア」にて、「終末期患者における在宅でのアセナピンの使用経験」について発表しました。

終末期では患者の多くにせん妄を認め、薬物療法を要することがありますが、しばしば内服が困難となります。このような患者に対し、これまでほとんど選択肢とされていなかった舌下錠のアセナピンを使用したところ、2つのケースで過鎮静なく穏やかな看取りを迎えることができました。舌下錠は、非医療者でも体位変換などの負担なく必要時に迅速に投与することができ、用量調整においても柔軟性があります。家で過ごす患者が、内服が難しくせん妄を来してしまった際、鎮静による対処の前に、アセナピンは選択肢の一つとなることが示唆されました。

悠翔会くらしケアクリニック練馬院長の田上恵太は、今回10回目の優秀演題として選んでいただいた、「がんによる中枢神経障害および末梢神経障害が原因の痛みに対するコルチコステロイドの日常生活活動量への影響、および併用したオピオイドが鎮痛効果に与えた影響の探索」を発表しました。

今春論文化(https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/40427128/)した、がんによる神経障害性疼痛(CR-NP)に対するコルチコステロイドの有効性を検証した研究の二次解析として、日常生活動作(ADL)への影響、疼痛緩和との相関、オピオイド鎮痛薬の影響について共有させていただきました。

第30回日本緩和医療学会学術大会参加のご報告は、以上となります。学会での学びを日々の診療に生かし、地域のニーズ、そして患者さんのニーズに確実に応えられるよう、今後も法人全体で取り組んでまいります。

■第30回日本緩和医療学会学術大会参加のご報告②ワークショップ「遠隔医療における緩和ケアは成り立つのか?」では、川島有沙先生(名古屋大学大学院医学系研究科総合保健学専攻)とともに、悠翔会くらしケアクリニック練馬院長の田上恵太が座長を務めまし...
18/07/2025

■第30回日本緩和医療学会学術大会参加のご報告②

ワークショップ「遠隔医療における緩和ケアは成り立つのか?」では、川島有沙先生(名古屋大学大学院医学系研究科総合保健学専攻)とともに、悠翔会くらしケアクリニック練馬院長の田上恵太が座長を務めました。演者としても、「“住み慣れた島で最期まで生きる”を支えている! 徳之島×緩和ケアアウトリーチ≒実地診療×ICTの実装モデルに関する現場の声とは?」をテーマに、鹿児島県・徳之島での2019年からの取り組みに対する現場の声を紹介しました。

大武陽一先生(たけお内科クリニック からだと心の診療所)、大森崇史先生(福岡ハートネット病院)、吉田詩織先生(東北大学大学院医学系研究科がん看護学分野)、古川大記先生(名古屋大学医学部附属病院メディカルITセンター)にお話ししいただいたのに続き、緩和ケア×オンライン診療/ICTの活用の可能性や限界、僻地・離島での運用で予想されることなどについてディスカッションを行いました。今後はより視野を広げてアセスメントするとともに、離島における緩和ケアのニーズや、アウトリーチの検証調査についても鑑み直したいと考えます。

山本亮先生(佐久総合病院佐久医療センター緩和ケア内科)が座長を務められた、シンポジウム「『基本的緩和ケア』とは何かを考える〜地域包括ケアシステムと緩和ケアの統合に向けて」には、足立誠司先生(鳥取市立病院総合診療科)、木村祐輔先生(岩手医科大学緩和医療学科)、大石春美先生(医療法人心の郷 穂波の郷クリニック 緩和ケア支援センターはるか)とともに、理事長の佐々木淳が登壇しました。

佐々木は「地域における『緩和ケア』に対するニーズと課題」として、①自宅で最期を迎えるために必要な「意思決定支援」「退院支援」「在宅療養支援」の3つが抱える課題、②緩和ケア病棟の運営体制の課題、の2点を提起いたしました。質疑応答も盛り上がり、セッション終了後も多くの方々とディスカッションさせていただくことができました。

住所

新橋5-14-10 新橋スクエアビル7F
Minato-ku, Tokyo
105-0004

ウェブサイト

アラート

医療法人社団 悠翔会がニュースとプロモを投稿した時に最初に知って当社にメールを送信する最初の人になりましょう。あなたのメールアドレスはその他の目的には使用されず、いつでもサブスクリプションを解除することができます。

その診療所に問い合わせをする

医療法人社団 悠翔会にメッセージを送信:

共有する

カテゴリー

Our Story

最期まで自宅で過ごしたいと願うすべての人の想いに応えたい。

2006年、わたしたちは東京都心・千代田区に最初の在宅医療クリニックを開設しました。在宅総合診療、確実な24時間対応、そして患者さんの人生観を大切にする医療。 地域の方々にこの3つの価値を約束し、それを忠実に守ってきました。 現在、志を同じくする70名の医師たちが、首都圏の15の診療拠点から、常時5000名の患者さんに24時間体制の在宅総合診療を提供しています。 精神科や皮膚科など専門医による訪問診療、そして訪問リハビリ、在宅食支援(訪問歯科診療・訪問栄養指導)なども順次スタートし、在宅でのあらゆる医療ニーズに応えるべく「チーム力」を磨いてきました。

わたしたちを動かすもの。 それはよりよい未来への強い願いです。 みなさんは「超高齢社会」という言葉に、どんなイメージをお持ちですか?

それは明るい未来だ、と自信を持って言い切れる人はどれくらいいるでしょうか。