リヴァは2017年6月、サービス開始から7年目を迎えました。
うつや双極性障害の方を対象とした復職・再就職の支援事業により、6年間で約500名の利用者の方が社会への復帰を果たしています。
■VISION:自分らしく生きるためのインフラをつくる
まずこのオレンジジャケットの巨人、説明しやすいように名前をつけておきましょう。
そうですねえ、素足ルックでイタリアンな感じですので、チャオ君とでも名付けましょうか。 このチャオ君が街を破壊していく絵では、もちろんありません(笑)。
このチャオ君が今まで歩いてきた“グレー”の世界。
ここで表現したいことは、チャオ君が「道は1本しかない」と思い込んでいることです。
実はたくさんの道(=生き方、働き方)があるはずなのですが、いま進んでいる道しか見えていない。そのため、「この道から外れてはいけない」と思い込み、生きにくくなっていた状態を表現しているのです。
リヴァのビジョンには「自分らしい生き方」という言葉がありますが、自分らしく生きるとは「様々な選択肢を検討した上で、自分に合った道を、自分の気持ちに従って歩み出すこと」だと考えています。
たとえ選んだ道でうまくいかなかったとしても、そこから得た気づきを活かして、次はもっと自分らしい道を選択できるようになる。
…そんな風に、何度もチャレンジしながら自分だけの生き方を見つけられるような仕掛けをつくっていきたいのです。
チャオ君の目の前には、漁業や農業、日本酒やワインづくりなど、これまで検討したこともなかったような職業が待ち受けています。
いまのリヴァトレではまだそうした選択肢のすべてを体験できるわけではありませんが、今後はより多彩なインターン先を開拓していきたいと思っています。
そしてもちろん様々な選択肢を検討した結果、自分のやりたい事を再確認できたらこれまで以上にハードに働く選択肢もあっていいはず。
この眼鏡をかけて楽しそうに働いているのは、リヴァマガのインタビュー記事も書いてもらっているコピーライターの野村さんです。彼は休職前よりもハードに働いていますが、日々充実感をもって働いています。
様々な社会、仕事、生き方に触れ、より幅広い選択肢の中から自分の道を選択する。そうしたことを応援する仕組みをつくり、提供していきたい。そんな企業ビジョンに込めた思いを、このイラストは表現しているのです。
(伊藤)