01/10/2025
「伝統に学ぶ、日本の子育て再考 ~先祖の知恵と現代科学の対話~」
日本人は長きにわたり独自の文化を成熟させてきました。その中で形成された日本古来の子育て方法には、自然と共存しながら子どもの身体的・精神的・社会的発達を支える多くの工夫が込められています。
明治維新以降、日本は急速に西洋文化を取り入れ、子育てにおいてもその影響を強く受けました。現在、多くの育児スタイルは西洋化されており、日本古来の育児法は見直される機会が減少しています。
本セミナーでは、「乳幼児に野菜のへたを持たせる歯固め」「畳の目地を舐めることと免疫の関係」「おんぶによる視覚発達と自立促進」など、先人の知恵に現代の科学的根拠を照らし合わせながら、伝統的育児法の意義と可能性を検証します。また、参加者自身の体験や意見をもとに、活発な討論と次世代育児への応用を探ります。
単なるノスタルジーではなく、過去から未来への知的継承を目指す本セミナーは、子育てに携わるすべての方に新たな気づきを提供します。
新医協
日時:2025年11月5日(水)19:00〜20:40
会場:オンラインZoom
参加費:新医協会員 無料 /一般 1000円
【参加申込】
氏名・職種・勤務先・新医協会員or一般を明記のうえ、新医協へ「小児保健研究会 参加希望」とメールをください(honbu@shinikyo.com)。折り返しご連絡させていただきます。