18/08/2021
【解剖学からみた施術のコツ】
≪はじめに≫
※解剖学のキーワード→『各種構成段階別の構造⇔機能⇔代謝(物質↔刺激)』
※施術のコツ→(一番効果的な施術法の選択)キーワードを考えた一番効果的改善方法は何か?細胞改善?組織改善?器官改善?中川整体は「神経系⇔皮膚骨格筋系⇔骨格系」からの改善となります。
※施術のコツ→(診断も各種構成段階別)この総合が人体の健康状態。【解剖学からみた施術のコツ】に記載するのはあくまで中川整体一般基準。人体&症状を様々な角度から臨機応変に考える必要があります
――目次――
A.人体の構成(細胞。組織。器官。系統。個体)
B.人体の概略(上半身下半身。体幹体肢。左右対称性。男女差)
C.神経系
D.骨格系
E.皮膚骨格筋系
F.循環器系
【A】人体の構成「細胞。組織。器官。系統。個体」
1. 細胞:『人体の細胞外液中で生存出来る最小単位』
2. 組織:『同一細胞集団が非生命体と形成している』
3. 器官:『1種類or複数組織で構成される構造体』
4. 系統:『同一目的の器官連結+その合理的連動』
5. 個体。『各種構成段階別の構造は統一性を持つ』
※施術ポイント→(各種構成段階別の構造⇔機能⇔代謝)その中心軸となる人体背部「脊柱神経系⇔器官」
※施術ポイント→(人体背部観察)人間は100%完全な発達を維持し続ける状態ではない(皆未発達)様々な問題の医学的解釈↔医学的解決。
※施術ポイント→(個体への施術)施術の物理的作用⇔神経反射を考える
※施術ポイント→(部分的施術⇔全身的施術)整体は全身を整える施術。しかし施術は部分的。この部分的施術を「全身療法」として組み立てる方法が『①左右上下の繰返し』『②足の長さの診断』『③姿勢反射施術応用』。
【B】人体の概略「上半身⇔下半身」「左右対称性」「体幹⇔体肢」「男女差」
1. 上半身⇔下半身
上半身⇔下半身の境界:(一般用語)上着を脱いで上半身裸になるベルトライン。境界は骨盤上縁
上半身⇔下半身の境界:(一般用語)臥位から上半身を起こす動作は股関節屈曲。境界は骨盤下部
上半身⇔下半身の境界:(平面関節)骨格系の軸骨格である仙骨と下肢骨の寛骨。境界は仙腸関節
上半身⇔下半身の境界:(骨格筋系)股関節の屈曲筋である腸腰筋の付着最上部。境界は胸椎下部
2. 左右対称性
人体は、脊柱を中心に神経系↔骨格筋系↔骨格系が左右対称となっています。そして人体は逆三角形の組合せ(脊柱は体重支持から三角形で最下部が一番大きい)。理想形は人体で一番幅が広い部分は肩幅と考えられますが、実際には体形には様々で個体差として捉えられていると思います。特に伏臥位診断の“足の長さの診断”から“下半身の逆三角形(股関節↣膝関節↣足首関節)”という上半身体重圧バランスが一点に集中する構造⇔機能なっている様に感じます。
※施術ポイント→(施術圧に対する左右の足の長さを揃わせる“足の長さの診断施術”/縦方向の重力に対して施術圧は横方向となりますが、人体は様々な角度からの圧力刺激に立体的安定性がある事がホメオスターシスの一要素と考えます)
3. 体幹⇔体肢
体幹:(頭首+胴体)
体肢:(上肢&下肢)」
※施術ポイント→(ギックリ腰施術は、胸椎7番!)
※施術ポイント→(衣服に触れたら一旦停止!)
●考察(脊柱に潜む数字的バランス⇔物理的バランス?7&7&7/5&5&5)
4. 男女差
※施術ポイント→(施術の男女差)技術的には男女差はなく、施術刺激に対する選択となっています。この施術刺激は、第一印象or一般論で決まる訳ではなく「1人1人異なる感受性&耐久性(許容範囲内の有効刺激)」の判断となっています。
【C】神経系
施術ポイント→「末梢が正しく機能しなければ中枢機能は正しく機能しない」
施術ポイント→「良好な末梢器官情報は神経系の良好な判断命令を引き出す」
施術ポイント→「脊柱(神経系骨格系)⇔末梢器(皮膚骨格筋系)の連動性」
施術ポイント→「この身体連動性を認識確認改善出来る足の長さの診断施術」
施術ポイント→「上記施術内容は、自律神経反射を整える左右の繰返し施術」
施術ポイント→「そして潜在的歪み改善の促進効果のある姿勢反射施術応用」
※施術ポイント→(足の長さの診断施術↣頸部)診察学からみた施術のコツ参照
【D】骨格系
●[造語の説明(骨盤結合線)]骨盤結合線は「仙骨最上部の岬角~恥骨結合中央部を結ぶ正中径“①解剖学的結合線+②産婦人科的結合線+③対角真結合線+④外結合線”」を合わせて表現してみました。「腰椎付け根~腸骨稜で行われる“恥骨方向への施術圧(骨盤結合線方向への施術圧)”」をこの一言にまとめてみました。
①解剖学的真結合線:岬角中央~恥骨結合上縁中央
②産科的 真結合線:岬角中央~恥骨結合後面の最短距離
③対角 真結合線:岬角中央~恥骨結合下縁
④外 結合線:第5腰椎棘突起先端~恥骨結合上縁中央
⑤骨盤 誘導線:仙骨3番から尾骨先端~恥骨結合中央(骨盤軸/産道の膝)
⑥骨盤傾斜(60度):解剖学的結合線↔恥骨下縁の水平面で形成される角度(地面水平面に対する仙骨傾斜)。
※施術ポイント→(歪みの上行下行がある様に“施術効果の上行下行効果”を上手く実現する事!)。その中心が骨盤(上半身⇔骨盤⇔下半身)
※施術ポイント→(人体背部の施術Ⅰ/施術の主体としている理由)脊柱直立という人体背部構造的機能的改善、浮腫改善&循環改善&体温上昇でスッキリ感が現れる代謝改善
※施術ポイント→(人体背部の施術Ⅱ/足の長さの診断施術+姿勢反射施術応用)左右の自律神経反射活性&脊柱に能動作用する骨格筋凝り改善+その促進作用
※施術ポイント→(人体背部の施術Ⅲ/骨盤療法)特に骨盤療法足技の特徴は「施術部位(骨&筋)」「施術角度」「足の動かし方」で効果が異なります。
※施術ポイント→(施術の違いⅠ/上肢施術&下肢施術)上肢施術には、姿勢反射施術応用の効果はありません。自覚症状患部に対する直接的施術が主体となります。
※施術ポイント→(施術の違いⅡ/肩関節&股関節)肩関節施術の主体は、ROM施術応用。股関節施術の主体は、仙腸関節。
※施術ポイント→(施術の違いⅢ/肘関節&膝関節)肘関節施術の主体は、前腕部。前腕部掌側施術はしっかりとした圧力。膝関節施術の主体は、足の長さの診断施術+姿勢反射施術応用の組合せ(日本人&正座)。
※施術ポイント→(施術の違いⅣ/手首関節&足首関節)共通の施術ポイント部位は「平面関節(手根骨&足根骨)」施術の違いは上記同様、更に「手首掌屈は親指可動域に注目しており、足首はアキレス腱&ヒラメ筋の凝り&浮腫改善を主体としています(手首足首背屈は関節甲側を痛め易いので注意しています)」。
【E】皮膚骨格筋系
中川整体では骨格筋を一般的施術対象としています(神経系⇔骨格筋系の歪み改善/人体表層からの歪み改善)。皮膚は、表皮+真皮層(神経血管)+皮下脂肪層があり、皮膚はその下の組織と結合しています。
※施術ポイント→垂直圧は、深部に届きます「指圧or掌圧(施術面積↔圧力の関係で施術効果が異なります)」
※施術ポイント→斜め圧は、表層の引き違い「皮膚伸展(真皮層の神経血管に作用させる様に骨格筋を土台にして結合部を引き違いにします)」
※施術ポイント→斜め圧は、表層の引き違い「皮膚伸展(脊柱直上(椎骨棘突起部)は、直接骨膜に作用していると思います」
【F】循環器系
※施術ポイント→(体内利用障害改善/施術の基本)『血管+自律神経系の外部環境である皮膚骨格筋⇔骨格系の歪みの影響“体内利用障害改善(物質↔刺激)”』
※施術ポイント→(浮腫改善)その特徴的部位が「背中」「膝下」になります。
※施術ポイント→(動静脈圧迫法)体表からの圧迫は、並走する動静脈を同時に押さえており、血流圧迫停止でも心臓拍出量は同じ、流れ難い分、流れなかった部位へ流入&圧迫開放後の血流変化。