奥田鍼灸院

奥田鍼灸院 自律神経調整、脈診流経絡治療専門の
奥田鍼灸院です。
(大阪府守口市大日)
当院では、東洋医学本来の治療法である経絡(けいらく)治療により、全身の気血の流れを調整し生命力を強化していきます。

奥田鍼灸院は大阪府守口市大日駅徒歩5分。
経絡治療(けいらくちりょう)により自律神経機能や、免疫力、食欲、消化吸収力などを強化していきます。頭痛、めまい、肩こりなどは自律神経失調症が原因かもしれません。
病気にならない、なりにくい健やかな身体を作りましょう。お気軽にご相談ください。

お盆はようやく恵みの雨だと思ったら連日の大雨で、各地で災害など極端な降り方をしましたね。ここのところ大阪は晴れが続き、思い出したようにセミの鳴き声が聞こえてきます。さて、「寒蝉」とは、一体どのセミのことでしょうか?ヒント:「寒蝉」かんせん(...
19/08/2025

お盆はようやく恵みの雨だと思ったら連日の大雨で、各地で災害など極端な降り方をしましたね。
ここのところ大阪は晴れが続き、思い出したようにセミの鳴き声が聞こえてきます。

さて、「寒蝉」とは、一体どのセミのことでしょうか?

ヒント:「寒蝉」かんせん(かんぜんとも云う)・かんぜみ。夏から秋に鳴くのセミのこと。夏の終わりを告げる風物詩として親しまれています。「秋告げ虫」

正解は、ヒグラシ。または法師蝉(ツクツクボウシ)。

七十二候では「寒蝉鳴(ひぐらしなく)」といい、七十二候のうちの立秋の次候(8月12日~16日頃)を表します。俳句では、秋の季語です。

都会ではなかなか聞く機会がないですが、ヒグラシは山林など比較的静かな場所の、日の出前や日没後の涼しい時間帯に「カナカナ…」と澄んだ声で鳴くのが特徴です。実はツクツクボウシよりもだいぶ早い、6~7月頃からヒグラシはずっと鳴いているのですが、「日暮らし」という名前の通り、暑い日中が苦手で、早朝か夕方、十分涼しくなってから鳴きます。

耳にすると涼しげで、そしてなんだか少し寂しい気持ちになります。夕暮れ、そして「夏が終わる予感」が、寂しさや物悲しさを感じさせるのかもしれません。

昔から中国では、セミの抜け殻(脱皮殻)を漢方薬として利用しています。「消風散」という漢方薬の材料になり、湿疹(夏に悪化しやすい傾向や、強いかゆみがある場合)に効果があります。
食用としても使われていて、色の濃いアブラゼミは不味くて、羽根が透明のものが美味しいのだとか…。

耳鳴りでセミの鳴き声が聞こえる場合、それは「自覚的耳鳴り」と呼ばれるもので、周囲に音源がないのに、まるでセミが鳴いているような音が聞こえる状態を指します。

耳鳴りは自律神経の乱れと関係がある場合があります。自律神経のバランスが崩れると、血管が収縮し、内耳への血流が悪くなることで耳鳴りが起こりやすくなると考えられています。
特に、ストレスや疲労、睡眠不足などが続くと、自律神経の働きが乱れ、耳鳴りの原因となることがあります。

強いストレスを受けた後など、自律神経の関与がはっきりしている場合は鍼灸治療で効果が出せると考えています。耳鼻科で効果が無かったものも改善の可能性はあります。


#二十四節気  #七十二候

#耳鳴り  #自律神経の乱れ

暑中お見舞い申し上げます。毎日のように厳しい暑さが続きますが、体調はお変わりありませんか。今年は異常なまでの気温と水不足… 例年以上の猛暑とのことで、先が思いやられますね。当院では、8月13(水) ~ 15(金) まで、夏期休診とさせていた...
01/08/2025

暑中お見舞い申し上げます。

毎日のように厳しい暑さが続きますが、体調はお変わりありませんか。
今年は異常なまでの気温と水不足… 例年以上の猛暑とのことで、先が思いやられますね。

当院では、8月13(水) ~ 15(金) まで、夏期休診とさせていただきます。
16(土) より開院いたします。

年々と夏の暑さがキツイですね。
お盆休みに帰省したりレジャーに出掛ける方は、暑さ対策をしっかり念入りに、こまめに水分を取るようにしましょう。

また、冷やし過ぎにも注意です。
車内や部屋の過冷房や冷たい物の取り過ぎによって夏バテのような症状が出たり、身体の倦怠感や食欲不振・胃腸の不調を起こすことも多くなります。

暑さと冷え、自分の体感だけではなく気温・湿度を気にして、うまく調整しましょう。
しばらくは厳しい暑さが続きますが、くれぐれもご自愛ください。

前回、知人の相談でお腹の張りについての話をしましたが、お腹の張りの症状で来院される方は結構多いのです。先日も40代の男性が腹部の張りと痛み、そして食欲不振で来院されました。他院で5回ほど治療を受けたそうですが、刺激過多で症状がどんどん悪化し...
28/07/2025

前回、知人の相談でお腹の張りについての話をしましたが、お腹の張りの症状で来院される方は結構多いのです。

先日も40代の男性が腹部の張りと痛み、そして食欲不振で来院されました。
他院で5回ほど治療を受けたそうですが、刺激過多で症状がどんどん悪化して、最後には嘔吐まで起こしたみたいです。
この症例の男性は、腹部症状とともにめまいがありました。

当院の接触鍼によるメンタル鍼灸が良く効いて、初回からかなり効果が出てびっくりされていました。14回の治療で食欲も出てすっかり良くなりました。
この症状は「機能性ディスペプシア(FD)」といって、主に交感神経の過緊張による症状です。鍼灸が良く効きます。

よく遭遇する疾患ですが、比較的若い世代に多い様な気がします。
胃痛・胸やけ、便秘や下痢など、ストレスや自律神経のバランスが崩れることで引き起こされる不調は様々です。東洋医学では、このようなみぞおちのつかえを心窩満(しんかまん)と呼んでいます。

腸に起こるものは過敏性腸症候群といいますが、下痢型と便秘型があります。
こちらもメンタル鍼灸で効果があります。

もう一つ喉に起こるもの(のどのつかえ感や食道部に異物があるような感じがするなど)がありますが、これは梅核気(ばいかくき)です。
これには動悸や胸のざわざわ感を伴います。これも同じメカニズムで起こります。

心窩満も梅核気も、気の滞りで起こる症状です。
肝は、身体の気の流れをスムーズにする働きをしていますが、ストレスなどで肝の働きが悪くなって、気の巡りが悪くなると、このような症状を起こすことが多くあります。

#自律神経の乱れ  #自律神経失調症

#機能性ディスペプシア  #過敏性腸症候群  #下痢  #便秘  #梅咳気

#接触鍼によるメンタル治療  #接触鍼

知人より相談があったのですが、職場の方でこのところ毎日お腹の張りに苦しんでいる女性がいるとのこと。60代女性、体型はやせ型、食が細く便通も少ない(5日間、便が出ないということもざらにある)声は大きく、歩くスピードは早いが運動習慣はなし(車通...
17/07/2025

知人より相談があったのですが、職場の方でこのところ毎日お腹の張りに苦しんでいる女性がいるとのこと。

60代女性、体型はやせ型、食が細く便通も少ない(5日間、便が出ないということもざらにある)声は大きく、歩くスピードは早いが運動習慣はなし(車通勤で運動不足だと認識している)
通年快調とはいえず、不眠や胃もたれ・頭痛などを訴え不満をこぼすことが多い。

消化器内科で大腸カメラ・腹部および子宮の超音波検査(エコー)・血液検査を受けるも、特に異常なし。
「腸が動いていなくガスが溜まっているのが、お腹の張りの原因」と、診察されたそうです。

実際にその方を診ていないので何とも言えませんが、これ、自律神経失調症の可能性は高いですね。
自律神経のアンバランスで起こる症状には様々なものがありますが、人それぞれの体質や環境によって強く症状を現す部位は異なります。

過去にも腹部の訴えが強い患者さんは、みぞおち~胃の部分にかけての心窩部の張りと痛みが長年続いていて、特にストレスを感じるときは背中まで痛むと苦しんでおられました。
経絡治療の診察によって肝と脾の変動として治療しました。

肝虚脾実に対応した経穴に施術後、右胆経絡の気の流れを良くするように右足部の経穴を選んで施術、背中の緊張を取るために温灸などをしました。
このような治療を週2回のペースで行ったところ、5回目で腹部の緊張が少し緩むようになり、10回目の治療で当初の張りと痛みはほぼ消失しました。

肝の臓は、全身の気の流れをスムーズにする働きがあります。
これがうまく働かないと気の停滞を起こします。
肝の経絡は直接みぞおちに影響を及ぼし、胆の経絡も停滞すると胆道に悪影響を起こします。

また肝臓は精神状態にも大きな働きをしています。
肝の気がちゃんと働いていると、精神情緒は安定して、また朗らかな気分になります。
逆にうまく働かないとイライラしたり怒りっぽくなったり、また逆に気分が落ち込んで鬱状態になってしまいます。

最近は、鬱症状で困っている人がとても多いですが、この肝の気の失調に原因があるケースが多いようです。
人がストレスを受けると、まず肝の臓がこれに対応して働きますが、これが過剰に働いたり機能低下を起こすと交感神経の過緊張状態に陥るようになります。

そういえば先述の知人の話の方は、めまい症状もあるそうなので、肝の影響を受けていることと思います。お大事になさってください。

寒い時期もですが実は暑い時期にも多いのが、こむら返り。医学的には「有痛性筋痙攣」と呼ばれます。寝ているときに足がつったりなんかすると、痛いですし目も覚めてしまうし不快ですよね。睡眠中にふくらはぎがつるのは、色々な要因が関係しています。血行不...
07/07/2025

寒い時期もですが実は暑い時期にも多いのが、こむら返り。
医学的には「有痛性筋痙攣」と呼ばれます。
寝ているときに足がつったりなんかすると、痛いですし目も覚めてしまうし不快ですよね。

睡眠中にふくらはぎがつるのは、色々な要因が関係しています。
血行不良、冷え、筋肉の疲労、脱水、ミネラル不足などが考えられます。

夏に多いのが、汗をかくことによる水分不足やミネラル不足の原因です。
汗とともに筋肉の動きを調整するミネラルが排出され、筋肉疲労が起こりやすくなります。
すると老廃物が溜まり、筋肉への血流も不足しがちです。

特に、寝ている間は長時間同じ姿勢でいることが多く、血行が悪くなりやすいです。また、睡眠中は汗をかきやすく、脱水状態になりやすいため、ミネラルバランスが崩れ、筋肉が痙攣しやすくなることもあります。

あと意外にも「エアコン冷え」の可能性もあります。

夏場の寝間着は軽装という方、少なくないと思います。Tシャツに短パンなどのルームウェアで寝ていませんか。
暑いと感じそうですが、長袖・長ズボンのパジャマがやはり理想的です。

寒さによる冷えで「血」のめぐりが低下することも原因のひとつです。

血行不良は足がつる要因の一つでもあります。
第二の心臓、とも呼ばれるふくらはぎは、全身に血液を巡らせる大切な役割を持っています。
冷えてふくらはぎの筋肉が緊張してしまうと、血流が滞り血行不良を引き起こしやすくなります。

漢方では、人の身体は「気(き)」「血(けつ)」「水(すい)」の3つで構成されていると考えます。「水」が不足していると「血」を巡らせることもできません。「水」と「血」のバランスが乱れた状態だと、足をつりやすくなります。

たまに発生するくらいなら気になりませんが、あまり頻繁に起きる場合は、一度ご相談ください。

今年は異例の早さで梅雨が明けたようですね。夏至も迎え、これまで増え続けてきた陽気が徐々に衰えて陰気が増えてゆきます。とはいえ本格的な暑さはこれからなのですが、そんな状況でも季節は確実に秋に向かって進むということです。鍼灸治療においても、夏至...
30/06/2025

今年は異例の早さで梅雨が明けたようですね。

夏至も迎え、これまで増え続けてきた陽気が徐々に衰えて陰気が増えてゆきます。とはいえ本格的な暑さはこれからなのですが、そんな状況でも季節は確実に秋に向かって進むということです。

鍼灸治療においても、夏至を過ぎた頃から陽気をフォローアップする目的で温灸を用いる事が多くなってきます。そうすることで、秋に入った時期に起こる種々の体調不良に対処できるようになります。

7月を迎えると、今年1年もう半分か…と、つい思ってしまいますよね。
残り半年の無病息災を祈って夏至に食べるものといえば、地域によって異なりますが、一般的に有名なのは冬瓜・タコ・水無月などでしょうか。

水無月については過去にブログで書いたことがありますが(2018年 夏至、一年の折り返し)夏至の時期に旬を迎える冬瓜は、夏バテ防止に効果があるビタミンCやカリウムが豊富です。

関西地方では、タコを食べる風習が伝わっていますが、稲の根がタコの足のようにしっかり根付くことを願って食べられるようになったのが由来だそうです。
時期的に、ちょうど田植えが終わる頃と重なるため、豊作を願う意味合いとされます。

他に三重の方では、みょうがを食べる風習があったり、滋賀では若鮎の塩焼きを食べるそうですよ。

これはなんとなく、苦味のある食材が夏の暑さで疲れた体を癒すのに効果的だからという気がします。苦味は、心臓を助け、熱を冷まし、余分な水分を排出する働きがあるため、夏バテやむくみの改善に役立ちます。ゴーヤや大葉なんかも良いですね。

夏至には地域ごとの様々な食文化が根付いています。先人からの教えであり、夏を元気に乗り切るための風習と言えるでしょう。

#梅雨だる   #夏の疲れ   #夏の暑さ疲れ

クチコミ投稿いただきましたのをご紹介させていただきます。
24/06/2025

クチコミ投稿いただきましたのをご紹介させていただきます。

大阪府守口市八雲東町2丁目41-4 ■ 診療時間 ■ 月~土 10:00 - 20:00 ■ 休診 ■ 日・祝・月曜午前中

大阪関西万博の来場者数が着々と増えているそうですね。駅でも、それらしい人を見かけることが珍しくなくなりました。外国の方といえば、「肩こり」は日本語の独特な表現だそうです。英語には明確な訳語がありません。肩や首の不快感や張りを表すのに「sti...
17/06/2025

大阪関西万博の来場者数が着々と増えているそうですね。
駅でも、それらしい人を見かけることが珍しくなくなりました。

外国の方といえば、「肩こり」は日本語の独特な表現だそうです。
英語には明確な訳語がありません。肩や首の不快感や張りを表すのに「stiff shoulder」や「stiff neck」などが使われますが、これらは「肩こり」の概念と完全に一致するわけではありません。(例えば、精神的なストレスや疲労の要素など)

日本人は欧米の人と比べると、頭が大きいわりに首から肩の骨格や筋肉が華奢にできているため、肩こりを起こしやすいといわれます。また、生真面目な性格の方が多いことも関係しているかもしれませんね。
ただ最近では、ITの普及で外国人にも肩こりが増えているといいますが…。

肩こりの症状で来院される方は多いです。

他の症状で来られた人にも、多かれ少なかれ肩こりの症状を併せ持っておられる場合がほとんどです。

経絡治療の見方では、肩こりは単に肩や首だけのトラブルではなく、身体全体の経絡の気血のアンバランスによって起こっているととらえています。

全身の経絡のアンバランスが、肩こりの症状として表れているのです。

また逆に、肩こりの症状を長い間放置しておくことによって、全身の気血のバランスが崩れて、他の症状、疾病の原因となることもあります。

肩こりは、病の火種です。

未病を治す東洋医学では、この肩こりを古来から重視してきました。

経絡治療では、この根本原因である経絡の気血のアンバランスを整えることによって、肩こりを起こす身体の仕組みから治療してゆきます。

一回一回の治療では、マッサージや指圧のような爽快感は少ないかもしれません。

しかし経絡治療を続けて受けていると、肩こりは軽くなり、肩がこらない・こりにくい身体になっていきます。

先日から「治療を受けると気分が明るくなる」と何人かに言われたので、鍼灸の抗うつ作用について症例を紹介しようと思います。30代の女性ですが、諸々の不定愁訴でPMSが強く生理中は寝込むほどだそうです。初回の施術からかなり効果が出ていて、生理中な...
03/06/2025

先日から「治療を受けると気分が明るくなる」と何人かに言われたので、鍼灸の抗うつ作用について症例を紹介しようと思います。

30代の女性ですが、諸々の不定愁訴でPMSが強く生理中は寝込むほどだそうです。
初回の施術からかなり効果が出ていて、生理中なのに動けていますとうれしそうでした。

それに加えて最近は、気持ちが前向きになって何かやりたくなってきたそうです。
6回の治療でここまで変わるのは、すごいことだと思います。
迷走神経を意識して治療するようになって、抗うつに顕著な効果が出ていると感じています。

そんな事を考えている折、コロナ後遺症で来院している方から、大阪でコロナ後遺症の治療をしている病院では抗うつ剤と抗癲癇(かんしゃく)薬を処方していると教えてもらいました。
X (エックス)で見たそうなんですが、なかなか強い薬剤のようです。

近頃は、5月病ならぬ「6月病」というのも増えているそうです。
5月病は学生や新社会人などに多くみられ、新しい環境への適応疲れが連休明けに一気に表面化することが多いです。

それに対して、6月病は5月病と比較すると幅広い年代で起こり得る適応障害が特徴のようです。さらに6月病の場合は、梅雨時で季節の変わり目による体調不良や疲労を合併しやすく、長い経過でストレスを受けているため、じわじわと不調が現れ悪化しやすいため、うつ症状を示すこともあり、病状が長引く傾向があります。

最近、迷走神経についていろいろ調べていますが、大学病院では迷走神経刺激…おそらく通電だと思いますが、うつ病や癲癇の治療をしているようです。

これが当院でしている鍼治療で同じ効果が出ているのだとすれば、かなり興味深いですね。

治療では腹部も使いますが、迷走神経の活性化の主要な所は「ナソ治療(頚肩部に対する治療法)」です。

ナソ治療によって、迷走神経の働きが活発になって多くの経絡の気血を整えることができるからなのですが、頚部交感神経節の興奮をナソ治療は鎮静する作用があると考えています。
ナソももっといろんな可能性がありますね。

日中、夏日のような暑さの日も増えてきました。これからの時期は、湿気で体調が良くない人が多いです。まだ身体が熱さに対して準備不足で、汗が出にくかったり体温調整がスムーズにいっていないことから、体調の不調を訴える方がでてきます。熱から心を守るた...
25/05/2025

日中、夏日のような暑さの日も増えてきました。
これからの時期は、湿気で体調が良くない人が多いです。

まだ身体が熱さに対して準備不足で、汗が出にくかったり体温調整がスムーズにいっていないことから、体調の不調を訴える方がでてきます。

熱から心を守るために、水を司る「腎」の経絡も合わせて調整することが多いです。

腎は温めることで強化できるので、温灸などで腎を補陽します。湿邪に対してはお灸の治療が効果的です。
ご自分でお灸をされる方は、おへそを温灸で温めるのも良いですよ。

大阪府守口市八雲東町2丁目41-4 ■ 診療時間 ■ 月~土 10:00 - 20:00 ■ 休診 ■ 日・祝・月曜午前中

メンタル鍼灸講座【2】メンタル鍼灸講座 2回目は、理論的な解説をします。当院は開業当初から、伝統的な東洋医学である脉診流経絡治療を行ってきました。これは全身を巡っている生命エネルギーの通路である経絡のバランスを整える鍼灸術です。一口に「鍼」...
17/05/2025

メンタル鍼灸講座【2】

メンタル鍼灸講座 2回目は、理論的な解説をします。

当院は開業当初から、伝統的な東洋医学である脉診流経絡治療を行ってきました。
これは全身を巡っている生命エネルギーの通路である経絡のバランスを整える鍼灸術です。

一口に「鍼」といっても、現在多くの方法が行われています。
一般に多く行われている電気鍼や中国はりに代表される物理的刺激を主体としたものと、気の調整による生命力の強化を行う伝統鍼灸に大別できます。

脉診流経絡治療はこの伝統鍼灸術で、高い生命力強化と免疫力の向上が可能な治療術です。

さらに当院では、最新の自律神経の考え方である「ポリヴェーガル理論」を主軸として診断と治療に応用しています。

ポリヴェーガル(多重迷走神経)理論については後述しますが、鍼灸はこの理論を導入することによって、より自律神経症状とメンタル症状に特化した治療法に進化することができました。

鍼と言えば、痛みやコリの治療というイメージが強いようですが、刺激治療が痛みやコリの症状以外には効果が出しにくいことから起こる誤解です。

経絡治療では、痛みやコリに効果があるだけでなく、内蔵疾患、自律神経の乱れ、メンタルの不調やホルモン失調、アレルギー疾患、婦人科疾患等々、幅広い症状に対して効果があり、むしろ経絡治療の真価は、このような疾患に対して発揮されると言えるでしょう。

メンタル鍼灸講座【1】第1回目ということですが、これから数回にわたり当院で行っている鍼灸治療について、できるだけわかりやすく解説していきます。こちらに来院されている患者様が、どんな鍼灸治療を受けているのか家族の方から尋ねられて少々お困りの様...
17/05/2025

メンタル鍼灸講座【1】

第1回目ということですが、これから数回にわたり当院で行っている鍼灸治療について、できるだけわかりやすく解説していきます。

こちらに来院されている患者様が、どんな鍼灸治療を受けているのか家族の方から尋ねられて少々お困りの様子だったので、このシリーズを書かせてもらうことにしました。

まず第一に知って欲しいのは、当院ではメンタル鍼灸をしているということです。

メンタル鍼灸というワードはあまり馴染みがないかもしれませんね。
これは、自律神経の乱れから生じる様々な不快症状とメンタル症状(自律神経失調症・不定愁訴・パニック障害・梅核気など)の改善に特化した鍼灸治療の総称です。

一般に鍼灸というと、肩こりや腰痛だったり膝痛や神経痛など、身体の痛みや凝りに効くイメージが強いかと思います。
当院では鍼灸の真価は 《自律神経の調整》と《精神症状の改善》にあると考えています。

これまでの臨床経験を通じて、より速やかに、そして効果の高い鍼灸術を構築してきました。
当院のメンタル鍼灸は、ほぼオリジナルの治療法で他では受けられない施術となっています。

刺さない鍼(肌に鍼を触れるだけ)の「接触鍼」は、肝気を調節して全身の気の流れを滑らかにすることができます。
自律神経の乱れによる不定愁訴やメンタル症状には、むしろ刺さない接触鍼の方が適しており、速やかに効果が得られると考えています。

住所

八雲東町2-41/4
Moriguchi-shi, Osaka
570-0021

営業時間

月曜日 13:00 - 20:00
火曜日 10:00 - 20:00
水曜日 10:00 - 20:00
木曜日 10:00 - 20:00
金曜日 10:00 - 20:00
土曜日 13:00 - 20:00

電話番号

+81669089190

ウェブサイト

アラート

奥田鍼灸院がニュースとプロモを投稿した時に最初に知って当社にメールを送信する最初の人になりましょう。あなたのメールアドレスはその他の目的には使用されず、いつでもサブスクリプションを解除することができます。

その診療所に問い合わせをする

奥田鍼灸院にメッセージを送信:

共有する

Share on Facebook Share on Twitter Share on LinkedIn
Share on Pinterest Share on Reddit Share via Email
Share on WhatsApp Share on Instagram Share on Telegram

カテゴリー