うめむら指圧

うめむら指圧 指圧師・梅村高史:うめむら指圧代表、名古屋伝統指圧普及会代表 遅刻する方、入れ墨・タトゥーのある方、ご連絡先等情報をご提供頂けない方は申し訳ありませんがお断りさせて頂いております。

強いってことは文字通り強いこと。リーダーシップを発揮したり逆風に抗ったりできる力があるっていうこと。でも、弱いってことは必ずしも弱いことじゃないよ。相手の痛みや苦しみを理解しようとしたり思いやったりする繊細さ、優しさがあるっていうこと。だか...
17/10/2024

強いってことは文字通り強いこと。
リーダーシップを発揮したり逆風に抗ったりできる力があるっていうこと。

でも、弱いってことは必ずしも弱いことじゃないよ。相手の痛みや苦しみを理解しようとしたり思いやったりする繊細さ、優しさがあるっていうこと。

だから強くなろうとしなくていい。
弱いままでいい。
それがこれからとてつもなくたくさんの人を救うことになるのだから。

#鍼灸師 #指圧師 #セラピスト

朝、光を浴びながら身体が芯から目覚めていくのを感じる。ゆっくり呼吸をしながら外界との深い繋がりを感じる。お味噌汁の塩分がこころとからだをじんわり栄養しあたためてくれるのを感じる。たとえどんな病を患っていたとしても、そんなふうに生命の豊かさに...
02/10/2024

朝、光を浴びながら身体が芯から目覚めていくのを感じる。

ゆっくり呼吸をしながら外界との深い繋がりを感じる。

お味噌汁の塩分がこころとからだをじんわり栄養しあたためてくれるのを感じる。

たとえどんな病を患っていたとしても、そんなふうに生命の豊かさに気付いている人。

それが本当の健康な人です。

#東洋医学 #健康な人

私達が痛みを感じる時。それはどんな時でしょうか。心がポジティブな時とネガティブな時とで比べると、、おおよそ後者の時に痛みを感じているのではないでしょうか。今回のテーマは東洋医学、“肝実(かんじつ)”です。よろしければお付き合い下さい。 “先...
04/09/2024

私達が痛みを感じる時。
それはどんな時でしょうか。

心がポジティブな時とネガティブな時とで比べると、、

おおよそ後者の時に痛みを感じているのではないでしょうか。

今回のテーマは東洋医学、“肝実(かんじつ)”です。
よろしければお付き合い下さい。 

“先生、首がずっと痛いんです。
骨と骨の間がせまくなっているらしくって。
加齢だから仕方がないのでしょうか。”

と患者様。

その表情は暗く、切羽詰まっていらっしゃるご様子でした。

病院では骨や筋、神経など身体の仕組み、構造上の観点から病状を判断します。ゆえに、それは一つの真実なのでしょう。

でも、ここは指圧院です。
指圧院には指圧院なりの考え方、哲学があります。

“私だけがこんなに苦しい。
こんなはずじゃなかった。
この辛い気持ちを誰もわかってくれない。”

人はそんなふうに気持ちが塞がっている時ほど、余計に痛みを感じるものです。

指圧は、痛みと心はセットで考えます。

そんな時、私がよくイメージするのが、“肝実(かんじつ)”の証です。

肝実とは、五臓、
肝、心、脾、肺、腎のうちの“肝”の病症です。

そもそも“肝”とはいったいどのようなものなのでしょうか。

ここで注意して頂きたいのが、いわゆる“肝臓”とは似て非なるものである、ということです。

陰陽五行で五志(感情)は、怒、喜、思、悲、恐。
肝は“怒”に相当します。

私達は、イライラしたり、怒ったりすることを“癇癪(かんしゃく)”といい、また、腹ただしく気に入らないことを“癇(かん)に触る”といいます。

どちらも肝と同じ“かん”の読みが含まれていますが、これらは漢字こそ違えど同じ仲間であると思って頂いて差し支えありません。

子どもの“疳の虫”の疳(かん)もそう。

その証拠に、癇癪や疳の虫によく効くことで有名な漢方、
抑肝散(よくかんさん)には“肝”という漢字がはっきりと使われています。

つまり、東洋医学における“肝”は精神的な意味合いが非常に強い。

簡単に言ってしまうと、

肝(イライラや怒りの感情)が実(たくさんある)であること、それが“肝実”です。

では、その治療はどのように考えればいいのでしょうか。

怒りは不安から生じます。
怒りは不安の裏返しです。

まずは不安で消耗してしまっている氣を補ってあげることが大切です。

夜泣き、疳の虫などの子どもの不安症でよく用いられるツボは、

大椎(だいつい)
心柱(しんちゅう)
命門(めいもん)など。

いずれも背中にあります。

では、大人の不安症はどこのツボを用いるのか。

大人も同じです。

むしろ大人こそが、これらのツボへのアプローチを切実に必要としています。

実際、これらのツボに触れるべく背中に手を当てていると、大人の方でもやがて呼吸がだんだんと深くなり、上がっている肩がゆっくりと降りていくのを感じます。

私達は大人になればなるほど、生活、仕事、子育て、介護など、責任が重くのしかかります。

その上、その大変さを理解してくれる人が近くにいないことが多く、弱音を吐いたり、甘えたりすることができません。

そんな気持ちを“怒り”として、外へ発散できる環境にいる人ならまだいいのですが、問題は、それを内に秘めてしまう人。

責任感が強く、自分のことよりも他人や周りを優先し、自身の苦労は誰に理解してもらうでもなく粛々と頑張っている真面目な人。

そんなタイプの人にこそ“肝実”は多いです。

しかし、そんな無理にも限界があって、

その無理が、

首に向かえば頸椎症。
耳に向かえば突発性難聴。
顎に向かえば顎関節症、食いしばり。
腰に向かえばヘルニア、すべり症。
胃腸に向かえば、胃潰瘍、潰瘍性大腸炎です。

これらを現代医学の身体の仕組み、構造上の観点からみた治療で良くならないのであれば、ぜひこの投稿を参考にして頂きたい。

“ああ、辛いけれど、私のそんな気持ちをわかってくれる人がいるんだ。
この苦しみ、私だけじゃない。
もう、我慢しなくていいんだ”

そんなふうに一瞬でも思ってもらうことができたら。

霧がかった気持ちにちょっとずつでも晴れ間が見え始めたなら。

痛みはゆっくりですが、確実にやわらいでいく方向へと向かい始めるのです。

#東洋医学
#肝実
#疳の虫
#抑肝散
#治療家ヒソヒソ話

私が中学生の時のお話です。 美術の先生がおっしゃいました。 「私の授業の時は10分前から教室にいて静かにしていなさい。間違っても外でボール遊びなどしないように。」 えー、そんな、、 と生徒達。私も当時は育ち盛りの活発な男子生徒。授業と授業の...
30/08/2024

私が中学生の時のお話です。
美術の先生がおっしゃいました。

「私の授業の時は10分前から教室にいて静かにしていなさい。間違っても外でボール遊びなどしないように。」

えー、そんな、、 と生徒達。

私も当時は育ち盛りの活発な男子生徒。

授業と授業の合間は、たとえ10分の休憩時間でも太陽の下で友達とサッカーやドッジボールをして走り回っていたのです。

その先生がおっしゃる話はこうでした。

チャイムが鳴ったとたん汗だくで教室へ駆け込んできて、さあ美術の時間。そんなことで何がいいものが作れる?
呼吸が荒く震えた手で何ができる?

若かった私はその言葉の意味を知る由もありません。
とにかく仕方なくそれに従ったのを覚えています。

あれから何年経つでしょうか。

現在、私は治療を生業としています。

指圧は患者様が来院される前に少しでも院内の気が少しでも乱れてしまっていると、気が散って治療に影響してしまうことを肌で理解しています。

患者様の中には心の問題が複雑に絡み合った症状の方もたくさんいらっしゃいます。

心を扱う繊細な仕事をするならば、いつでも気持ちを陰にしておく。(落ち着かせておく)

そんな心構えが必要です。

指圧は、ツボをとらえます。

ツボには深さがあります。
それは目には見えないけれど確かに存在しています。

そして、その深さは人によって異なります。
場所によって異なります。

さらに、同じツボでも10分前と今では深さが変わります。

私達はその深さへと慎重に圧を入れていきます。
それ以上でも以下でもいけません。

電車がまもなく駅に到着するという時、電車はゆっくり減速し、やがて決められた停車位置ぴったりに停車します。

その時、前に行き過ぎていても後ろ過ぎてもいけないはずです。

ツボの深さもこれと同じで、ぴったりとくる位置がちゃんとあります。

強押しが効くのか、弱押しが効くのか。
時々、指圧やマッサージにおいてそんな議論がされますが、これらは術者サイドの話。

受け手の立場になって考えてみれば、強くても弱くてもどちらも不自然なのです。

ツボの深さに的確に圧を入れる。

そこに到達したら、相手の身体がそれに反応して変わっていくのを感じ、次のツボへと移っていく。

指圧はまさにこれの繰り返しです。

とても繊細な施術なのです。

患者様の身体から発せられる僅かな声をこちらの補の手が受け取る。 感じる。

そんな神聖なやりとりをしている時に、術者が陽の気でいるということは、そんな貴重な情報をついうっかり見落としてしまいかねない、ということです。

そういえば中学の時、そんな美術の先生がいたなあ。

今ではその先生と思い出の中で握手しながら指圧に興じる毎日です。

#陰陽 #東洋医学 #ツボの深さ #治療家ヒソヒソ話

“先生、私、最近、何事にもビクビクしてしまうんです。こうなったらどうしょう。ああなったらどうしようって。自分でも嫌になるくらい、暇があると心配ばかりしていて。昔は、全然こんなふうじゃなかったのに”と患者様。今回のテーマは“腎虚(じんきょ)”...
13/08/2024

“先生、私、最近、何事にもビクビクしてしまうんです。

こうなったらどうしょう。
ああなったらどうしようって。

自分でも嫌になるくらい、暇があると心配ばかりしていて。昔は、全然こんなふうじゃなかったのに”

と患者様。

今回のテーマは“腎虚(じんきょ)”です。
よろしければお付き合いください。

さて、

先日の東洋医学のセミナーでは、“水滞”の不調について、特に経産婦さんの場合は“腎虚”を一緒に考えるといい旨を伝えしました。

そもそも“腎”とはいったいどんなものなのでしょうか。

東洋医学には精という言葉があります。

東洋医学では、生命は精が元となってつくられる、と考えます。

“氣の巡り”とよくいいますが、その氣の源となっているのがこの精です。

私達がこの世に誕生する時にお父さんお母さんから譲り受けた精を“先天の精”、そして、食を通じて得られる精を“後天の精”または“水穀の精”といいます。

そして、その精を私達の身体の中でストックしておくところ、それこそが“腎”なのです。

私達は元気で活発でいられる時、この腎精は潤沢に存在しています。

ところが、歳を重ねたり、疲労したり、元気が無くなったりした時、それなりに腎精を消費してしまっています。

そして、腎精がやがて枯渇すれば、それは生命の終焉を意味します。

これが腎の本態。

ところで、西洋医学で腎臓というと、尿を生成するいわゆる腎臓のことを指します。

しかし、東洋医学の腎とはそれとは異なり、このように生命の根源に関わる深い意味合いを含んでいます。

東洋医学で腎虚(腎の弱り)というと、まず思い浮かべるのは下半身の弱りです。

足腰の弱りだったり。
生殖の弱りだったり。
どこからともなくやってくる下半身の冷えや、
頻尿や尿漏れなどの泌尿器のトラブルだったり。

また、腎は“骨”や“耳”に関わりが深く、
腎が弱れば、骨粗鬆症、関節の弱り、歯の弱り、耳鳴りや聴こえづらさなどを生じさせます。

さらに、腎は五志(感情)では恐、驚、に相当します。

腎が弱っている人はいつもビクビク何かを恐れていて、ちょっとしたことでも大きく捉え、パニックになりやすい特徴があります。

冒頭の患者様もまさにこれにあてはまると思われます。

さて、

通常であれば、誰でも歳老いていけば生理的腎虚となるのが一般的な考え方です。

腰が曲がって、足が弱って杖をついているあの老人のイメージです。

が、若い人でも腎虚になることがあります。

例えば、

子育てや介護、人間関係のトラブル。
過労、疲労、そんなふうにして長期的に氣をひどく消耗してしまったり。

あるいは、大病してしまったり。
食べれない日が続いてしまったり。

それから、忘れてはならないのがもう一つ。
それは女性のお産です。

東洋医学では、お産も腎虚の原因の一つと考えます。
出産時、自身の腎精を我が子に渡すからです。

多産の経産婦さんが腎虚になりやすいというのはあるのですが、そうでない経産婦さんでも、産後に調子を崩し、さらにそれが長びいてしまっている場合は腎虚を考えます。

いずれにしても、そのくらいお産とは大変な事であることに間違いはなく、男性の私としましては謙虚にならざるを得ません。

さて、

最近では、当院にそのような方がたくさん日々指圧にいらっしゃるようになりました。

腎虚に効果のある漢方薬として、八味地黄丸(はちみじおうがん)が有名ですが、指圧では主に補法(精気を補う)が大変喜ばれています。

指圧する際、そのお腹に触れてみると、下腹部が手の重みで力無く沈んでいくような感覚があります。

これを小腹不仁(しょうふくふじん)といい、これも腎虚にみられる症状の一つです。

また、上実下虚で上焦に氣が集まっているため、上半身は強く押してほしいけれど、下半身は優しく押してほしい、、そんな人も腎虚の特徴。

指圧ではそんなアンバランスをじっくりと整えていきます。

いかがでしょうか。
なんとなく腎虚のイメージができましたでしょうか。

実は、この腎虚が“水滞”(胃腸の弱り)と同時に起きている患者様がとても多い、というのが私の最近の実感です。

腎と脾(胃腸)は相剋関係です。

水滞や脾虚の治療をしてもあまりよくならない場合は、この“腎虚”を考えられてもいいのかもしれません。

そして、ちょっとずつでも精や気が腎に補われていけば、力が無かったお腹も少しずつ虚から実となってエネルギーが湧いてきます。

暗かったお顔の表情もだんだんと明るくなってきます。

そんなふうに元気になっていく患者様を私は少なからず見てきました。

そうなれば、ちょっとした心配事なら跳ね返せるような力、自信が自ずと湧いてくるのです。

#東洋医学
#お産
#腎虚
#小腹不仁
#治療家ヒソヒソ話

当院はご予約時間の約10分前に開錠いたします。患者様におかれましてはそれ以降の入室をお願いいたします。感染症がまた流行ってきています。患者様同士の接触を防ぐため。それから、施術者の十分な休憩時間を確保するためです。なお、パウダールームのご利...
05/08/2024

当院はご予約時間の約10分前に開錠いたします。

患者様におかれましてはそれ以降の入室をお願いいたします。

感染症がまた流行ってきています。
患者様同士の接触を防ぐため。
それから、施術者の十分な休憩時間を確保するためです。

なお、パウダールームのご利用もそれ以降でお願いいたします。

ご理解のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

うめむら指圧
梅村高史

「先生、こんなところが痛いんですけど私おかしいでしょうか。」「季肋部痛ですね。全然おかしくないですよ。うちではよく見る症状の一つです。」胸脇苦満(きょうきょうくまん)。自分のことは後回しにしてつい頑張ってしまう、つい無理をしてしまう、そんな...
04/08/2024

「先生、こんなところが痛いんですけど私おかしいでしょうか。」

「季肋部痛ですね。
全然おかしくないですよ。うちではよく見る症状の一つです。」

胸脇苦満(きょうきょうくまん)。

自分のことは後回しにしてつい頑張ってしまう、つい無理をしてしまう、そんな人に多い症状です。

大丈夫です。

指圧で背中の緊張をゆっくり緩めていきましょう。
きっと楽になります。

(2枚目は、ははのて指圧スクールテキスト“腹診”より)

#胸脇苦満 #東洋医学

心臓の検査で行われる“心電図”。それは心筋細胞がミトコンドリア内でエネルギーを作る時の電気信号をとらえて伝わる心臓の情報です。ところで、東洋医学では“氣”が生命活動を維持していると考えます。その氣と、この心臓の電気信号がどれほどの関わりを持...
29/07/2024

心臓の検査で行われる“心電図”。

それは心筋細胞がミトコンドリア内でエネルギーを作る時の電気信号をとらえて伝わる心臓の情報です。

ところで、東洋医学では“氣”が生命活動を維持していると考えます。

その氣と、この心臓の電気信号がどれほどの関わりを持っているかはわかりません。でも、神様は時々こんなふうに生命の素晴らしい神秘の一端を見せてくれることがあるのです。

#心電図
#クレブス回路
#クエン酸回路

#東洋医学 #氣の巡り

7/7(日)⚫︎午前の部巡る整う東洋医学のおはなし〜指圧師がみた東洋の神秘〜講師:梅村高史⚫︎午後の部指圧私塾〜身心療法としての指圧〜講師:福田真奈美(その後、指圧体験会)を開催いたしました。参加者様は一日で会場参加6名Zoom参加9名、計...
18/07/2024

7/7(日)
⚫︎午前の部
巡る整う東洋医学のおはなし〜指圧師がみた東洋の神秘〜
講師:梅村高史

⚫︎午後の部
指圧私塾〜身心療法としての指圧〜
講師:福田真奈美
(その後、指圧体験会)

を開催いたしました。

参加者様は一日で会場参加6名Zoom参加9名、計15名。

会場へは、愛知、岐阜、滋賀、山形など、、遠方からの参加者様もいらっしゃり、大変ありがたく感じています。

皆さん、普段からインスタでお世話になっている方ばかりでしたが、こうして実際にお会いできたことがとても嬉しく、開催してよかったなと強く実感しています。

そして、今回初挑戦だったのがZoom開催。
こちらもたくさんご参加頂きましたこと、感謝いたします。

チャットでご質問や感想を頂けましたことがとても嬉しかったです。

この私のインスタでの、 #治療家ヒソヒソ話 では書ききれない微妙なニュアンスを今回ぜひお話でお伝えしてみたい、、そう思ったのが事の発端でした。

指圧をテーマにせず、東洋医学そのものにスポットをあてたことも初めての試みだったのですが、皆様に最後まで愛情深く興味を持ってお話を聴いて頂けたことがとても心強かったです。

本当に感謝いたします。

そして、午後に講義をして下さったのは、福田真奈美先生。 .shiatsu

私の講義が少しかたい内容であったのに対し、福田先生は講義というよりは、参加者の皆さんにお一人ずつお話をお聞きしながら会場をやわらかな氣で包み込んでいくようなお話でした。

参加者様の中には、福田先生のブログのを熱心に読まれている方もいらっしゃり、その内容について熱く話し合うような場面もあり、大変盛り上がりました。

終始なごやかな雰囲気で会を進めることができましたのも福田先生がこの会に協力して下さったからこそ。

福田先生、大変お疲れ様でございました。
ありがとうございました。

そして、

私のたっての願いでもうひと方ご無理をいって午後からお越し頂いたのが浪越指圧出身の石井智子先生。



石井先生からも東京の指圧のお話を少しお聞きできたら、参加者の皆様も多面的に指圧を理解して下さるのではなないかと考えていましたところ、石井先生は見事にその期待に応えて下さいました。

石井先生、本当にありがとうございました。

皆様とここ、名古屋のうめむら指圧で一堂に会し、お会いできたことが私にとっては夢みたいな出来事でした。

本当に楽しかったです。
ありがとうございました。

#指圧 #東洋医学 #名古屋伝統指圧普及会

よろしくお願いいたします。
16/07/2024

よろしくお願いいたします。

“先生、最近胃がおかしいの。歩くとチャポチャポと音がするんです。”と患者様。どうやら東洋医学でいう “胃内停水(いないていすい)”の症状のようでした。水滞(すいたい)という現象の一つで、胃の機能が失調し、内容物を腸に送り出すことができず、胃...
07/06/2024

“先生、最近胃がおかしいの。
歩くとチャポチャポと音がするんです。”

と患者様。

どうやら東洋医学でいう “胃内停水(いないていすい)”の症状のようでした。

水滞(すいたい)という現象の一つで、

胃の機能が失調し、内容物を腸に送り出すことができず、胃の中で水分や空気が貯溜してしまうことをそう呼びます。

その患者様は、頭痛、食欲不振、胃の不快感、腰の重だるさ、心の不安も抱えていました。

そこで、私は次のことを患者様にお願いしました。

適切な水分摂取(摂りすぎないように)。
足を冷やさないようにする。
歩く時にできるだけ下腹部に力を入れるように意識する。

近年、巷では “水分をこまめに摂りましょう。” というフレーズがよく使われます。

これだけ熱中症の被害が増えているので無理もないでしょう。

しかし、東洋医学の視点からすると、水分は摂れば摂っただけいいのかというと、どうやらそうではなさそうです。

東洋医学では、体の余分な水分を様々な不調の原因として重くとらえることが少なくありません。

湿邪(しつじゃ)
湿熱(しつねつ)
痰湿(たんしつ)
脾気虚(ひききょ)

これらは、すべて気血水のうちの水が深く関係している言葉です。

お腹のおへその少し上には“水分(すいぶん)”という名のツボもあります。

漢方薬では、

五苓散(ごれいさん)
小青竜湯(しょうせいりゅうとう)
六君子湯(りっくんしとう)
苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)

などはすべて体の中の水はけを良くする薬として知られています。

水は“巡る身体”にとっては良薬ですが、“巡らない身体”にとっては水毒(すいどく)となります。

ところで、皆さんはご自身の舌をまじまじと見たことがありますでしょうか。

もし、舌がむくんで側面に歯型がついていたり、表面に白い苔が分厚く張り付いているようであれば、、

概ね胃もむくんでいます。

そこにさらに水分摂取をすれば、ただでさえじゅくじゅくしている地面にさらに雨が降り続くようなもの。

そして、余分な水が行き場を失い、

頭の方にいけば頭痛、めまい。
関節にいけば、関節痛。
腰にいけば腰の重だるさ、月経のトラブル。
足にいけば足のむくみになります。

西洋医学の視点から見ても、

副鼻腔炎や花粉症などの鼻水も水ですし、
緑内障も眼圧上昇は眼房水という水の滞り。
メニエルも内リンパ水腫という三半規管のむくみですし、
卵巣嚢腫、卵管留水腫も水が貯溜することで起きます。

参考にして頂けたら幸いです。

#東洋医学 #胃内停水 #水滞 #水分代謝 #水分摂取
#メニエル病 #副鼻腔炎 #緑内障 #卵巣嚢腫 #卵管水腫

住所

愛知県名古屋市名東区上菅2丁目 209
Nagoya-shi, Aichi
465-0014

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