本山ホームケアクリニック

本山ホームケアクリニック 通院することが困難な方、病院よりも自宅で過ごしたい方に、定期的に医師が訪問する在宅医療を提供しています。がんの緩和ケア、内科的な治療をご自宅で受けることができます。

新しい往診車が今日納車になりました。今日、これから地震があるのかわかりませんが、地震で電気が止まっても、車のコンセントで電子カルテと携帯電話は充電できて動き続けるはずです。どんな時でも、自宅で過ごすの患者さんの医療が途切れない車を選びました...
05/07/2025

新しい往診車が今日納車になりました。
今日、これから地震があるのかわかりませんが、地震で電気が止まっても、車のコンセントで電子カルテと携帯電話は充電できて動き続けるはずです。
どんな時でも、自宅で過ごすの患者さんの医療が途切れない車を選びました。
自宅で安心して過ごせる世の中を作る。というと大袈裟ですが、できる範囲で世の中に還元して行きたいと思います。

あけましておめでとうございます毎年新しいのことを思うのですが、結局、昨年も患者さんの診察で濃い時間をパタパタと過ごす1年でした。マイナ保険証、電子処方箋とシステムは変わっていきますが、大切にしなければならないものを変わらずに大切にしていきた...
01/01/2025

あけましておめでとうございます

毎年新しいのことを思うのですが、結局、昨年も患者さんの診察で濃い時間をパタパタと過ごす1年でした。
マイナ保険証、電子処方箋とシステムは変わっていきますが、大切にしなければならないものを変わらずに大切にしていきたいと思ってます。
近年の情勢に鑑み年賀状を控えさせていただいています。ご理解を賜り今後も変わらぬお付き合いをよろしくお願いします。

研修会に来ております。
03/12/2023

研修会に来ております。

31/10/2023

「辛くて眠らせてください。と患者さんが言っています。注射をお願いします。」
と、電話がかかってくることがあります。
どうしても苦痛が取れない時、緩和ケアでは鎮静と言って、意識を落として苦しみを忘れる治療があります。
ただ、患者さんが、「眠らせて欲しい」「殺して欲しい」「人生を終りにしたい」という時は、その言葉を表面的に受けるのではなく、その言葉の奥にあるものを、医療者は聞いてほしいと思います。「なぜ、眠らせて欲しいのですか。」「人生をおしまいにしたいほど辛いのですね。」患者さんの傍にいて、話を真摯に聞くこと。患者さんと対話をすること。大切なことはその中に隠れていることが多いのです。

今日「眠らせてくださいと言っています」と看護師さんから連絡があり、夕方に緊急の往診を行いました。
訪問して、血圧、脈を測り、熱を測り終わると、患者さんの妹さんがが駆け付けてきました。ずっと疎遠だった妹さんです。
患者さん「ごめんなさい。ってだけ。」
妹「わかっとる。私もそういう人間だし。後味が悪かった。」
二人は、涙を流し、妹は患者さんの脚をさすっていました。
過去の詳しいことは僕にはわかりませんし、知る必要もありません。映画のワンシーンの様でした。
妹「明日も、明後日も来るね。」
人生の最後に人に謝る。許しを請うというのは、大事な仕事です。患者さんにとって新しい関係を築く最後のチャンスです。
もし、僕がもっと早く到着して、看護師さんの言う通り鎮静をかけてしまっていたら、患者さんの謝る機会を奪い、妹さんも後味の悪い人生をおくることになったでしょう。
感動の再会となり、僕が話を聞く意味は無くなり、必要な薬の処方をして帰途につきました。
苦痛に対して医療者が薬を使うだけでなく、患者さん自身が、苦痛を押しのける幸せを感じる事は、とても大切なことですね。
緩和ケアでは、大切なことは、患者さんが教えてくれます。
今日もありがとう。

住所

千種区四谷通3-26 四ツ谷ビル 604
Nagoya-shi, Aichi
464-0819

営業時間

月曜日 09:00 - 12:00
火曜日 09:00 - 12:00
水曜日 09:00 - 12:00
木曜日 09:00 - 12:00
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