伝馬歯科・矯正歯科

伝馬歯科・矯正歯科 1928年から続く信頼を大切にする歯科医院。現代歯科医学に基づいて診査診 大きな笑顔で、楽しく会話ができ、美味しく食べることができるようにアドバイス致します。
歯科医療先駆者の教えを基に治療方針を考え、今世界でどのような治療が行われているのかを患者さまに体感して頂きます。

歯科医院の多くが『予約制』となっています。しかも予約時間通りに行ったとしても待たされることもしばしば。患者さんから「何のための予約なんだ!?」と怒られることもあります。歯科医院が予約制なのはその診療形態によるものです。一般的な内科、整形外科...
22/09/2025

歯科医院の多くが『予約制』となっています。しかも予約時間通りに行ったとしても待たされることもしばしば。患者さんから「何のための予約なんだ!?」と怒られることもあります。

歯科医院が予約制なのはその診療形態によるものです。
一般的な内科、整形外科、皮膚科などを思い出してみてください。

大まかに待合室があり、中待合スペースがあり、「診察室」は医師が座っている机、椅子の前に患者ようの丸椅子が置いてあり、名前を呼ばれたら順番に丸椅子に座って問診、触診。その後別の部屋へ行き処置(点滴、注射など)を行いお会計という流れになります。

一方で歯科医院は待合室では名前を呼ばれると直接「診療室」へ。
問診、触診、検査、処置などは診療チェアーの上で行われます。

丸椅子に座っている時間はおよそ5〜10分。
歯科診療チェアーに座っている時間はおよそ30分。
この患者拘束時間の違い、その後の検査、処置の流れの違いにより予約の有無が分かれます。

歯科医院で歯科治療やメインテナンスを受けることは患者さん専用のスペースと時間を必要としますので、丸椅子で次々に診ていく内科、整形外科のような診療スタイルにはならないのです。
診療中には、予想もしていなかった治療箇所が必要になる場合も。それでも予約の関係上時間内に全ての処置を終わらせないといけません。しかし、どうしても思うように治療が進まないと場面があります。
そうなると待合室で待っている次の患者さんとしては『待たされた』という感覚になるのも理解できます。

しかし、内科、整形外科でも、処置室の前で待たされたり、レントゲンなどの検査の後に待たされることもありませんか?待っている時間は細かく分散していますが、トータル的な時間として考えてみますと、案外歯科医院の待ち時間の方が短い場合もあるかもしれません。

歯科医療は5分間隔で患者さんを診ていけるようなシステムにはなっていません。
内科、整形外科、歯科など医療を提供している場合どちらも手を抜くことはありません。
予約時間は出来るだけ守るよう努力いたしますが、歯科医院の診療スペース事情も考慮していただけますとありがたく思います。

伝馬歯科・矯正歯科の自由診療は他所とは違う!!材料によって値段を変えない本当の理由!!当院では自由診療によるインプラントやセラミック治療に於いて他院のような使用材料での料金設定をしておりません。インプラントはどのメーカーのものを使用しても同...
13/09/2025

伝馬歯科・矯正歯科の自由診療は他所とは違う!!材料によって値段を変えない本当の理由!!

当院では自由診療によるインプラントやセラミック治療に於いて他院のような使用材料での料金設定をしておりません。

インプラントはどのメーカーのものを使用しても同一料金。
セラミックも何をセットしても同一料金となっております。

『なぜ?』『安い材料を選んで中抜きしてるんじゃないか?』などの声もありそうですが、そうではありません。

口腔内の状況はプロである歯科医師、歯科技工士、歯科衛生士が一番よく知っています。
例えば歯科医師が審査・診断を行う上で、治療する周りの歯の状況を理解(噛み合わせ、噛み合う相手の歯の材質を考慮)して使用材料を決定し、その材料に一番合った機材や薬品、道具を用意。手順を間違えずに治療するのが一番良い方法に決まっています。

それを患者さんに選ばせて上下左右ともにあべこべな材料で適当に治療してしまってはせっかく良い治療である自由診療の良さが全く発揮されません。

基本的には口の中の使用材料は同一マテリアルで行うことが良いとされています。がしかし、噛み合わせのバランスが悪いところへ歯よりも硬い材料を入れてしまうと残っている歯や周辺組織の方が先に壊されていくのは容易に想像できます。

口の中に合った材料。
材料にに合った治療。

これを実現するため材料の治療料金に価格差をつけておりません。
原価の安い材料であっても原価が高い材料であっても決して手抜きをした治療は行いません。

治療内容に合った歯科材料をプロが選択して最高の治療をお届けする伝馬歯科・矯正歯科をよろしくお願い致します。

良い歯医者は写真が上手い!?歯医者へ行くとレントゲンや口の周り、口の中や顔まで写真に撮られたという経験はありませんか?�これらの撮影は決して適当に行っているわけではありません。�レントゲン(口全体のもの、小さいもの、CTや真横から撮るもの)...
23/08/2025

良い歯医者は写真が上手い!?

歯医者へ行くとレントゲンや口の周り、口の中や顔まで写真に撮られたという経験はありませんか?�
これらの撮影は決して適当に行っているわけではありません。�
レントゲン(口全体のもの、小さいもの、CTや真横から撮るもの)は全て『規格』撮影しないといけません。ですので、撮影時の患者さんの『姿勢』がとても大切です。

口の中や顔などの写真も専用のカメラ(一眼レフ)で規格通り撮影する必要があります。
これらは『規格写真』と呼ばれ、全ての患者さんに対して同じ画角、同じ倍率で撮影します。
規格写真を勉強している歯科医療従事者が見ると瞬時に異常箇所が分かり診断を素早く且つ正確に行うことができます。

どれだけ自信がある歯科医師で、インプラント手術本数が多くても、打ったインプラントの方向がバラバラでは、家でいうところの柱の方向がバラバラであるのと同じで長持ちするようには思えません(骨の状態により理由があって行った場合を除く)

まずは、レントゲンや写真を決まった角度、倍率で撮影できないとそういった変化にも注意が向きません。

腕の良い歯科医院(歯科医師)はレントゲン、写真共にしっかりと情報収集が行われており、過去の写真と現在の写真をPCで重ね合わせても殆どズレがありませんので一度通院している歯科医院が撮ったご自身のレントゲンや写真に注意してみても良いかもしれません。

伝馬歯科・矯正歯科では保険診療で最低限必要な情報収集はもちろん、歯科医師の判断により情報収集を細かく行い、過去のデータとの照らし合わせが何時でも行える状況を作っています。また、レントゲンは毎回位置ズレが起きないように細心の注意を払って撮影しております。

初めて歯科医院へ行くタイミングは!?しっかり磨けているのにトラブルが発生する理由は?歯医者へ行くのは「歯が痛くなってから」という概念は今では古い考えとなってきています。今までの歯科医療はトラブルが起きてから対処することをしていましたが、結局...
18/08/2025

初めて歯科医院へ行くタイミングは!?しっかり磨けているのにトラブルが発生する理由は?

歯医者へ行くのは「歯が痛くなってから」という概念は今では古い考えとなってきています。

今までの歯科医療はトラブルが起きてから対処することをしていましたが、結局トラブルが起こってから治療をしたのでは歯の組織を大幅に失うリスクが高く、結果として歯を早期に失っていく事に繋がります。

このようなトラブルが起きてから対処する流れを断ち切るために出てきた言葉が『予防歯科』。汚れを落とすことを目的とした歯磨きの仕方などを歯科衛生士が患者さんに施術、説明を行ってきました。
それにより虫歯リスク、歯周病リスクが大幅に改善されことは喜ばしいため、歯科医院はこぞって「口腔ケア・定期メンテ=予防歯科」を啓蒙してきました。

しかし、口腔ケアのみで口のトラブルを解消するには限界があります。
異常な歯のすり減り具合やひび割れ、なぜかできる小さな虫歯、大きくなった骨隆起(骨が大きく成長してしまう状況)など。歯磨きをどれだけ頑張っても改善されない症状もあるためです。
トラブルが起きる原因は歯磨きによって全て解決できるわけではありません。

乳児、幼児、小児、青年期の骨格成長こそが歯並びを大きく左右します。

初めての歯科医院はお母さんの胎内から始まり、乳児期、幼児期、小児期と順を追ってしっかり観察し、痛みが出るずっと前に異常が見られたら早めに対応することが本当の意味での予防となり、骨格成長に着眼するような「原因医学」こそが真の「予防」となりつつあります。
つまり、できるだけ早い時期に歯医者へ行き、定期的に異常が起きそうな原因を探ることでトラブルを避けることが必要となってきています。

骨格診断がしっかりとできる歯科医院は多くありません。
歯科医師に知識が必要です。
伝馬歯科・矯正歯科ではしっかり予防したい方にはしっかりとした治療、通院をお勧めしています。

睡眠と歯科。関係ある!?就寝中に自分自身で歯軋りや食いしばりをコントロールすることは不可能です。なぜ就寝中に歯軋りや食いしばりをするのかは医学的に解明されておらず、現在では主にストレス解消の手段として行なっていると考えられています。実は就寝...
16/08/2025

睡眠と歯科。関係ある!?

就寝中に自分自身で歯軋りや食いしばりをコントロールすることは不可能です。

なぜ就寝中に歯軋りや食いしばりをするのかは医学的に解明されておらず、現在では主にストレス解消の手段として行なっていると考えられています。

実は就寝時の歯軋り、食いしばりを起きている時(覚醒時)に再現しようとしても覚醒時は無意識下でリミッターが働き、「これ以上の力で噛むと歯が壊れるから止めよう」と脳から指令が出るため同じ力で歯軋り、食いしばりを再現することはできません。
どのくらいの力で歯軋り、食いしばりをしているかは人によって異なるとは思いますが、一説には体重のおよそ3倍〜10倍ほどの力が掛かっているのではないかと言われています。
噛み合わせが悪い場合は主に奥歯に負担が掛かるため、奥歯の寿命は短くなります。

原因であるストレスを軽減すれば良いのですが、ストレスとは何も実生活でのストレスばかりとは限りません。
睡眠時における呼吸障害もストレスとして取り上げられます。

呼吸障害の原因はアレルギー、アデノイド、扁桃腺肥大、舌根沈下など閉塞性のものと脳幹神経による中枢性のものに分けられます。
中枢性呼吸障害の場合は即座に睡眠外来を受診することをお勧めしますが、多くの方は閉塞性呼吸障害によるストレスを抱え歯軋りや食いしばりを行なっています。

原因である気道閉塞を改善し、歯軋り、食いしばりによるストレス解消を促す装置はOA(オーラルアプライアンス)と呼ばれる上下独立可動したマウスピースを使用することをお勧めします。

OAは上下別れたマウスピースですので限られた歯科医院でしか作ることが難しいですが伝馬歯科・矯正歯科ではOAを作製することはもちろん、歯並び、噛み合わせを改善することができ、睡眠についての知識がある歯科医院です。

早い、安い、うまい医療が増えてきた!?医療は対応できるか?『早い医療』を実現するには各職種のレベルアップが必要でしょう。同じ条件で同じ処置をするのに片方は時間が倍以上掛かるようではいけません。正確に、早く、確実に医療を行わないといけません。...
02/08/2025

早い、安い、うまい医療が増えてきた!?医療は対応できるか?

『早い医療』を実現するには各職種のレベルアップが必要でしょう。同じ条件で同じ処置をするのに片方は時間が倍以上掛かるようではいけません。正確に、早く、確実に医療を行わないといけません。しかし、更なる時間短縮を目標にすると今度はどこかで手を抜かなければ達成出来なくなります。早さには限界があり、スピードを追求するとある一定の時間を超えた時短は理論的に不可能となります。

『安い医療』を実現するには、まず使用材料を一番安価なものとすることでコストを抑えます。スタッフやその他関係者の給与も安く抑えるため最低限の知識を持った人材の数を揃え、次々と細かい専門的な場所へ患者さんをたらい回しにする他ありません。時間の制約もありますので、複雑なことは行いません。流れ作業のように医療をすすめます。

『うまい医療』、『上手い医療』を実現するには、医療従事者全員のスキルを高めることが必要です。誰が見ても納得できる医療は一般的にうまいと表現されます。それにはしっかりと計画を立てるために、何故こうなったのか?原因を考え、これからどうするか?といったゴールを立案。ゴールへ向かうには今何をしたら良いか?といったしっかりとした考え方が必要でしょう。

早い=時間短縮
安い=安価な人材・機材流れ作業的
うまい=しっかりとした医療

こう考えると、安価な人材・機材で流れ作業的時間短縮を行い良い医療をするということになりますが、いかがでしょうか?そういった医療は果たして可能でしょうか?

これこそ日本人が医療全体に求めている希望だと思いますが、みなさんもご存知の通り・早い・安い・より良い医療はありません。

もしも、そんな医療があるとするならば専門知識を持った医療従事者自身がこぞって早くて、安くて、より良い医療を受けるはずです。
そうなれば、どこの医療現場も同じ方法を取るため、個々の医院の強みなど出てこなくなるはずです。

医療は患者さんが昔よりも、今現在よりも、将来的により良くなることを目的に行なっています。
将来的に確実な医療を提供するにはそれに伴った金額と時間と技術を要します。

くれぐれも世の中に出回っている『早い、安い、うまい医療』に惑わされないよう注意していただきたいと思います。

歯科矯正治療の開始時期については、乳歯が萌出し始めたら、永久歯が生えたら、小学校に入ったら、など、さまざまな考え方があると思います。まず、一般的に知られていない(と思われます)ですが、歯科矯正治療には一期治療と二期治療があります。・一期治療...
26/07/2025

歯科矯正治療の開始時期については、
乳歯が萌出し始めたら、
永久歯が生えたら、
小学校に入ったら、
など、さまざまな考え方があると思います。

まず、一般的に知られていない(と思われます)ですが、歯科矯正治療には一期治療と二期治療があります。
・一期治療の目的は顎骨成長を促しコントロールすること。
・二期治療の目的は永久歯の噛み合わせ、歯並びを整えること。
この一期、二期治療を総合的に行うことが本来の歯科矯正治療と言えるでしょう。

歯は歯槽骨という上顎骨、下顎骨という土台となる骨に支えられています。
この上下の土台が大きく成長しなければ生えてくる歯は並びきりません。

*平均値としては大まかに上顎骨(神経系型)が14歳〜16歳、下顎骨(一般型)が18歳〜20歳で成長のピークを迎えます。
*スキャモンの成長曲線参照

全ての永久歯(親知らずを除く)は概ね13歳頃には萌出するため、この頃には大体の歯並びが決定付けられます。

顎の成長に欠かすことができない口腔周囲筋の成長発達を考えると歯科矯正治療(一期治療)は生まれた時から始めた方が良いと考えられます。
乳児期から歯科医院へ行き顎骨の成長を観察することでいつでも治療開始できるような状況を作っておくことが大切ではないかと考えられます。

逆に高齢化してからの歯科矯正治療はさまざまなリスクを背負う可能性があります。
高齢になると細胞の代謝機能が低下しますので、歯科矯正で歯が骨と癒着して動かなかったり、新しく骨が作られにくかったりします。
すると、見た目にも、機能的にも望ましくない結果となり、歯並びは改善したけれども上手く噛めないといった症状へと繋がりかねません。

より若い(幼い)うちに、より知識が有り、一人一人にしっかりと向き合ってくれる矯正歯科医院への通院をお勧めします。

木を見て森を見ず。「8020運動」をご存知でしょうか?「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という日本歯科医師会による啓発活動です。20本以上の歯があれば、食生活にほぼ満足することができると言われています。そのため、「生涯、自分の歯...
14/07/2025

木を見て森を見ず。

「8020運動」をご存知でしょうか?「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という日本歯科医師会による啓発活動です。
20本以上の歯があれば、食生活にほぼ満足することができると言われています。そのため、「生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるように」との願いを込めてこの運動が始まりました。

「1本でも多く自分の歯を抜いてしまいたい」と思っている人は?
恐らくいないでしょう。
皆、「1本でも多く自分の歯を残したい」と考えるのではないでしょうか?
そんな患者さんの要望や想いをどうにかしようとするあまり、歯科医師は躍起になってどんな状態の歯でも残す方向で治療を進めてしまいがちです。

例えば、支えの骨が減ってしまい動揺が激しい歯、治療や虫歯により治療できる歯質が少なくなった歯、歯の根が割れている歯、著しく短く見える歯、著しく長く見える歯、出血の多い歯茎などは型取りを困難にするため、本来であれば抜歯適応の歯と考えられます。

なぜ抜歯適応になってしまうかと言えば、詰め物や被せ物を作る時に歯型取りをして出来上がった口の石膏模型やデジタル模型は動揺を再現したり、出血を再現したり、痛みを再現したり、正確な噛み合わの再現ができないため、精度の悪い模型が出来上がります。
精度の悪い模型を使ってでは世界一上手な歯科技工士が作ったとしても精度の高い歯科技工物は絶対に出来上がらないからです。

残すことが困難な歯も『患者さんが嫌がるから』や『8020を達成できないから』といった理由による、1つの問題箇所だけを診てしまい、患者さんが本来求めている「歯医者に何度も通いたくない」「今よりも噛めるようになりたい」「今よりも良くなりたい」という望みとは逆行した治療を進めてはいないだろうか?ということです。

人は『原因(過去)・結果(現在)・予測(未来)』を真摯に考える努力を怠りがちになると結果だけを見てそこを応急的に直そうとします。
すると将来、同じような問題とともに更に新たな問題が発生し、大きな問題へと発展します。

同じ過ちを繰り返さないためにも広い視野を持ち全体を見渡した治療がとても重要となります。

木を見て森を見ずとはまさに医療現場で起きている問題そのものであり、一番大切な『患者のその後』を把握しない状況を指し、歯科では『歯を診て全体を診ず』もしくは『歯を診て人生を考えず』という言葉に置き換えられるのではないでしょうか?
『予防歯科』という「1本でも残った歯を大切にしよう」などの言葉だけに踊らされて、惑わされてしまわないように気をつけなければいかないことを表しているように感じます。

鼻呼吸できない人は歯並びが悪い!?ん歯並びと虫歯、歯周病との関係性はあるのか?ないのか?と考えると、綺麗な歯並びは掃除がしやすく、歯並びが悪い場合は掃除がしにくいためプラークコントロールしやすいのは綺麗な歯並びと言えます。よって「歯並びと虫...
12/07/2025

鼻呼吸できない人は歯並びが悪い!?

歯並びと虫歯、歯周病との関係性はあるのか?ないのか?と考えると、綺麗な歯並びは掃除がしやすく、歯並びが悪い場合は掃除がしにくいためプラークコントロールしやすいのは綺麗な歯並びと言えます。
よって「歯並びと虫歯、歯周病の関係性はある」と考えられるのですが、鼻呼吸できない人と歯並びの関係性は?という質問に「関係ある」と言える歯科医療関係者はそんなに多くないのではないでしょうか?

実は、鼻で呼吸することで歯並びに影響が出るのは成人になってからではありません。
乳児、幼児期に鼻呼吸ができていたのか?が非常に大切です。
赤ちゃんのお店、保育園、幼稚園、公園、児童施設、レジャー施設など、赤ちゃんや子供たちが集まる場所へ行き、様々な子供を観察していますと、「お口ポカン」の子供たちの多さに気付くはずです。
何気なく日常的に見落としがちな「お口ポカン」が舌の位置を下にさげてしまい、顎の成長、発達を邪魔します。
成長しない小さな顎には歯が並び切りませんので歯並びの悪い成人へと成長してしまいます。

成人してからも鼻呼吸できない人は尚更、口腔内が乾燥しやすいため本来自浄作用を持っている「唾液」によるプラークコントロールが期待できず、結果、虫歯や歯周病の罹患率が増えてしまいます。

鼻呼吸が苦手な人は歯科治療を行うことも凄く大変です。
水を使用する歯科治療では、鼻で息をしながら治療することを前提としていますので、口の中に少しでも水が溜まると息ができずに咳こんで溺れたようになってしまいます。
これでは良い歯科治療を行うことが極めて困難となります。

しかし、幾つ年を重ねようが今からでも遅くありません!骨格を変化させて歯並びの良い状態にすることは難しいですが、常に鼻で呼吸することを意識して舌を上顎につける訓練をすることで就寝時の睡眠時無呼吸症候群を予防することはでき、睡眠中の歯への負担も減らすことができます。
鼻呼吸は病気にかかりにくくなることは世界中の論文などでも証明されており、健康への期待が高まります。
ぜひ鼻呼吸を意識すると同時に舌を上顎につける日常をお送りください。

保険診療 自費診療 インフォームドコンセントにご協力ください。日本には国民皆保険制度があり、それにより個人負担額を軽減し医療費を低く抑えることが可能となりました。日本国憲法第25条では「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を...
21/06/2025

保険診療 自費診療 インフォームドコンセントにご協力ください。

日本には国民皆保険制度があり、それにより個人負担額を軽減し医療費を低く抑えることが可能となりました。
日本国憲法第25条では「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」とされています。

国民皆保険制度の成すところは『最低限度の生活』を営むことができることにあり、言い換えるならば必要最低限生きていることができる制度でもあると捉えることもできます。

「健康で文化的な」を言い換えると「痛みが無くてある程度の活動も可能な」といったところでしょうか?

歯科医療関係者が自分や身内の歯科治療に国民皆保険制度(俗にいう保険診療)を利用しない理由はいろいろあると思いますが、少なくとも自身に最低限度の治療を行うことに抵抗があることは言うまでもありません。

この『最低限度』というワードを取り払った『健康で文化的な生活』を営むことが可能な治療が自由診療(俗にいう自費治療で100%自己負担の治療)ということになります。

歯科医院は患者様に対して無断で保険診療を行うことは医療法に定められた「説明義務」に違反するものとしているため、治療の目的、方法、期間、費用、予想される効果やリスクなどを、患者様が理解できるように分かりやすく説明することが求められています。

「歯が痛いのに矯正を勧められた」「望んでないのに説明を受けた」という苦情を少なからず目にすることはありますが、もしも『安くて喜ばれるから』という理由による説明のない保険治療を行ったのち患者様から『自由診療の説明がなかった』との訴えを起こされると説明義務違反として歯科医院が処罰対象になる可能性があります。

痛いのに説明なんて聞いていられない!というお気持ちはお察ししますが、インフォームドコンセント(歯科治療において、患者さんがご自身の治療に関する情報を十分に理解し、納得した上で治療の同意を与えるプロセス)を理解していただき医療法第1条の4第2項、「医師、歯科医師、薬剤師、看護師その他の医療の担い手は、医療を提供するに当たり、適切な説明を行い、医療を受ける者の理解を得るよう努めなければならない」という説明義務に対する違反の防止にご協力いただきますようお願い致します。

予防歯科は『“健康な”口の状態を維持すること』にある予防歯科という言葉をよく目にします。これは歯科医院に定期的に通院することを指していると思うのですが、定期的に歯医者へ通っているとどんな良いことがあるのでしょうか?・プロフェッショナルのクリ...
06/06/2025

予防歯科は『“健康な”口の状態を維持すること』にある

予防歯科という言葉をよく目にします。これは歯科医院に定期的に通院することを指していると思うのですが、定期的に歯医者へ通っているとどんな良いことがあるのでしょうか?

・プロフェッショナルのクリーニングを受けられる
・虫歯・歯周病の早期発見が期待できる
・何か不具合を感じた時に定期的に通っていれば歯科医療従事者に伝えやすい
etc…でしょうか?

伝馬歯科・矯正歯科ではこれらをインシデント(事故に発展しそうな状況)や、アクシデント(事故)ととらえており、予防とは考えていません。

予防とは悪い事態が起こらないように事前に対策を講じることで、医療においては病気にならないようにすることだと思いますので、歯石、虫歯、歯周病、不具合を発見した時点で『予防されていなかった』と言えます。

では、歯科における予防とは何を指すのか?ということになりますが、『健康な口の状態を維持する』ことに他なりません。
例えば身体の健康を維持するのに『暴飲暴食して運動せずにプロにお任せ』ということはあり得ません。

身体の病気を予防するには
・食事(バランスよく)
・運動(適度に)
・睡眠(よく眠れる環境づくり)
が必要です。

歯科の予防でも同じことが言えます。
①よく噛んで食べることができる環境づくり
②歯、歯周組織に負担のかからない生活習慣
③夜間の歯軋り、食いしばりなど歯へのダメージを防ぐ
など。

①、②は噛み合わせが関係しますので歯科矯正が必要になる場合が多くなります。
さらに②では歯磨きだけでは解決しきれない糖質摂取量の問題だけでなく逆流性食道炎などの酸による影響も含まれます。
③は自分ではコントロールしきれませんので、ナイトガードや、オーラルアプライアンスが必要になる場合があります。

このように、歯科に関して予防を行うのであれば先ずは『健康な口の状態』を作り上げることから始めないといけません。

『予防歯科』という言葉をしっかり読み解いてよく考えていただけますと今後の人生が大きく変わるのではないでしょうか?

歯磨きは何のために行うのか?「歯磨きしないと虫歯になるよ」という言葉とアニメや漫画で見るバイキンがドリルを持って歯に穴を開け、それを歯ブラシで磨いてキレイにする描写の影響もあり、歯磨きは虫歯にならないために行う行為だという先入観が非常に高く...
30/05/2025

歯磨きは何のために行うのか?

「歯磨きしないと虫歯になるよ」という言葉とアニメや漫画で見るバイキンがドリルを持って歯に穴を開け、それを歯ブラシで磨いてキレイにする描写の影響もあり、歯磨きは虫歯にならないために行う行為だという先入観が非常に高くなっていると思いますが実際は歯磨きでバイキンをやっつけているわけではありません。

我々人間の口腔内には1,000億〜1兆個以上の細菌が生息しており、ザラついた面や食べカスなどがあるとそこへ細菌が停滞します。停滞した細菌は自身が出すヌルヌルとした粘性物質(多糖体)に包まれて生活している状態(細菌が集まって作る膜状の構造)を作ります。
これはお風呂やトイレ、キッチンのシンクの排水溝周辺にできるヌルヌルしたものと同じような物質と考えるとわかりやすいと思います。
このバイオフィルムが固まると歯石となり、歯石自体では細菌の活動はほとんど停止しているのですが、表面がザラザラしているため、また新しいバイオフィルムを形成しやすい環境を作ってしまいます。
バイオフィルム中には虫歯菌として有名な

① ミュータンス菌
最も代表的な虫歯菌。
食べ物の糖分をエサにして酸を作り、歯のエナメル質を溶かす(脱灰)。
バイオフィルム(プラーク)を形成しやすい。
② ラクトバチルス菌
ミュータンス菌の後に活躍し、虫歯の進行に関与。
酸に非常に強く、深い虫歯の中で繁殖しやすい。
③ アクチノマイセス菌
歯と歯ぐきの境目に住みつきやすく、**根面う蝕(歯の根元の虫歯)**に関与。
初期のプラーク(バイオフィルム)形成にも関わる。

や、歯周病菌として有名な

① ポルフィロモナス・ジンジバリス(P.g菌)
代表的な歯周病菌で、重度の歯周炎に深く関与している。
毒素(内毒素・プロテアーゼ)を出して免疫機能を妨害し、組織破壊を引き起こす。
最近では、アルツハイマー病との関連性も研究されている。
② トレポネーマ・デンティコラ(T.d菌)
細長いスピロヘータ型の菌。
運動性が高く、歯周ポケット内を活発に移動。
他の菌と協力して、炎症や組織破壊を助長する。
③ タンネレラ・フォーサイシア(T.f菌)
P.g菌やT.d菌とともに、「レッドコンプレックス(赤複合体)」と呼ばれる重度歯周病の主要原因菌のひとつ。
非常に強い炎症を引き起こす性質がある。

フソバクテリウム・ヌクレアタム(Fusobacterium nucleatum)�→ 他の菌との共生を助け、バイオフィルムの形成に関与している。
プレボテラ・インターメディア(Prevotella intermedia)�→ 妊娠中に増えやすく、妊娠性歯肉炎の原因にもなる。

なども含まれており、虫歯菌は食べかす(特に糖分)を栄養源として、歯周病菌は血液を栄養源として協力しながらそれぞれ活躍できる場所で活躍することで虫歯や歯周病になります。

つまり、この細菌に栄養を与えなければ口腔内の環境が悪くなるのを食い止めることができるということです。
排水溝の掃除を続けていればヌルヌルができにくいように、(定期的に)食事後に口の中の掃除をしてあげればヌルヌルはできません。
ヌルヌルができてもすぐに掃除すれば綺麗な状態が保たれるはずです。
人間は排水溝とは違い、日々体調に変化があります。風邪気味や睡眠不足で抵抗力が下がることもあります。そんな時に汚れがあると細菌は更に活動が活発になり人の組織を壊していきます。

日頃の歯磨きが大切なのは細菌が活発に活動しないように抑制することで異常が出にくい状態を作ることで、これをプラークコントロールといいます。

歯磨きが口腔内の汚れを落とし、細菌の活動を抑制する流れをご理解いただけたでしょうか?

住所

熱田区伝馬1-6/5
Nagoya-shi, Aichi
456-0034

営業時間

月曜日 09:00 - 12:30
14:00 - 18:00
火曜日 09:00 - 12:30
14:00 - 18:00
木曜日 09:00 - 12:30
14:00 - 18:00
金曜日 14:00 - 19:00
土曜日 09:00 - 12:30
14:30 - 17:30

電話番号

+81526711032

ウェブサイト

アラート

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ご挨拶

1928年に開業し、長年地域に根づいた医療を提供している歯科医院です。 「伝馬歯科は、それぞれの専門分野と連携し、一人ひとりに合わせた医療を提供いたします」 あなたの大切な歯を、生涯にわたってお使い続けていただけるよう、歯科医師とスタッフが連携し、最良と思われる方法を共に選択し、治療いたします。

アクセス:名城線伝馬町駅4番口より徒歩5分 無料駐車場5台・提携駐車場11台有