29/06/2025
遅ればせながら「インスタグラム」始めました
1年365日高度肥満の診療に明け暮れる日々が続いていますが、最近、GLP-1受容体作動薬の乱用が目に余るようになってきていると感じます。内服のセマグルチドである「リベルサス」や注射薬であるチルゼパチド「マンジャロ」を乱用しているケースの多さに心を痛めています。確かに、GLP-1受容体作動薬であるセマグルチドSemaglutide(オゼンピック、リベルサス)、チルゼパチドTirzepatide (マンジャロ)は、副作用も極めて少なく体重を落としてくれる画期的な薬であることは間違い無いと思います。一方、本来、糖尿病薬として認可されている背景がありますが、美容を目的としたいわゆる「ダイエット」目的で「お気軽」に自費診療をやっているのが多い印象です。若い女性が、診察も受けずに1本15,000円、で薬価の3倍以上で糖尿病薬であるチルゼパチド(マ〇ジャロ)を購入していると聞いて唖然としています。ある女性は未だにローンを払い続けているとのことでした・・・薬剤には光と影があります。光が強ければ強いほど、その影は強なります。若い人はFacebookは見ないらしいですね。ですので、私が正しいと信じる情報を少しでも発信して彷徨えるひとの道標になってくれたらと思って公式のインスタグラムを始めることにしました。
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