29/10/2025
10月30日は、『健康に役立つ咀嚼の日』。
由来は、『1口(10)で30回噛むと健康によい!』からって••(^^;
ところで、数年前に新しく発見された、『顔の筋肉』知っていますか?(咀嚼に関係する)
2021年のつい最近になって、顔の部分に今まで全く知られていなかった、新しい筋肉がスイスの大学の研究チームによって発見され、ちょっとした話題になりました。
場所は、上アゴと下アゴの間辺りの側面の部分で、ここには従来より、『咬筋』と呼ばれる筋肉で、この咬筋は、『浅層部』と、『深層部』のニ層構造といわれてきました。
しかし、今回そのさらに奥(深部)に、もうひとつ別の筋肉の層が隠れていたことが分かり、新たにここは、『コロノイド咬筋』と名付けられました。
本来の咬筋は、『口の開閉』と、食物を食べる際に歯で噛む働きの、『咀嚼』の機能があるといわれていますが、今回この第三層目のコロノイド咬筋の興味深い点は、筋肉の位置や筋繊維の方向、その構造などから、他の二層と同じ従来の咀嚼機能の働きの他に、もう一つの独自の機能、『下顎を後方にずらし、口を閉じた際にアゴの収まりを安定させる』というのがあることも分かったのだそう。
そもそも下アゴの動きは、歯の劣化にも繋がる、『噛み締め』や、『歯ぎしり』の症状や、さらに美容面での、『エラの張り』や、『顔の左右の不揃い』などの状態に大いに関係します。
今回、この新しく発見された筋肉のさらなる研究によって、今まで改善が難しかった、これらの症状の解決新たな糸口が見えてくるかもしれません。
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