21/04/2026
【アメリカ・中国・日本の鍼灸治療費】
先日、アメリカ・カリフォルニア州在住の親友が、
現地で腰痛のため針治療を受けたところ、
翌日、「青あざ(内出血)ができたが、問題ないか?」とLINEで質問してきました。
やり取りの中で、内出血は針治療では時折起こり得るため特に驚きはしませんでしたが、それ以上に「針治療費」の高さに驚かされました。
1回の針治療費が175米ドル(約28,000円)だったのです。
アメリカにおける針治療の平均費用は、
数年前までは1回あたり60ドル~130ドル(約9,500円~21,000円)が一般的でした。
初診料(詳細な問診を含む)は通常、追加で20ドル~30ドル(約3,000円~5,000円)程度でしたが、現在では治療費は70ドル~150ドル(約11,000円~24,000円)に上昇し、初診料も30ドル~50ドル(約5,000~8,000円)かかるようになっています。
また、治療費は地域や治療者によって大きく異なり、ニューヨークやロサンゼルスなどの大都市で専門の鍼灸師による治療を受ける場合、400ドル(約64,000円)を超えるケースも少なくありません。
一方、日本では鍼治療の平均価格は、
自費診療の場合で1回あたり約4,500円〜10,000円程度です。部分的な治療であれば3,500円前後、全身治療では7,000円〜10,000円程度、美容鍼は6,000円〜12,000円ほどが一般的です。
中国では、病院における針治療の費用は1回あたり50〜300元(約1,200円〜7,200円)程度です。
治療費は病院の規模や地域の物価、
治療内容によって異なり、複雑または専門的な治療では、
より高額になる場合があります。
医療保険の適用による償還率は一般的に50〜70%で、
北京や上海など一部地域では70%に達することもあります。
仮に60%の保険適用とすると、自己負担額は20〜120元(約500円〜3,000円)程度となります。
日本円の価値低下に加え、他国と比較して物価上昇が緩やかであることが、こうした価格差の背景にあります。
ただし、もともと日本の鍼治療費は、
国内の医療費や他の専門技術料と比較しても
低めに設定されているという課題も指摘されています。
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