ちあ鍼灸院

ちあ鍼灸院 みなさんの元気を応援する治療院です。ほんとうの「元気」にたどり着く?

ちあ鍼灸院は元気を応援する治療院です。

心身の不具合を、どのような症状でも 少しでも楽になるようにサポートをします。鍼灸は、風邪ひき、捻挫、腰痛などの急性の症状はもちろん、不定愁訴、花粉症、妊活、長く患われている疾患など、どんなことでもご相談ください。おくすりを呑んでいる方も、たくさん使わなくてもよくなること、多いです。西洋医学的治療は大切です。東洋医学の治療を併用することで、効果がでやすくなります。

今よりすごいやすい身体になって、あなたのやりたいことができる人生に近づくために。あなたのかかりつけ鍼灸院としてご使用ください。

患者さんから大事に育てている菊をお友だちからお庭になった柚子をいただきました。
17/11/2021

患者さんから大事に育てている菊を
お友だちからお庭になった柚子をいただきました。

当院徒歩一分の素敵なコミュニティスペースで街のコーヒー豆屋さんビーンズアクトさんで氣功 事始め 第一回 無事満席にて終了いたしました。笑いの絶えない会でした。氣功した後、その場にいる全員が、最初よりも場が落ち着いている、ということは感じられ...
11/01/2020

当院徒歩一分の素敵なコミュニティスペースで
街のコーヒー豆屋さんビーンズアクトさんで
氣功 事始め 第一回 無事満席にて終了いたしました。

笑いの絶えない会でした。氣功した後、その場にいる全員が、最初よりも場が落ち着いている、ということは感じられたそうです。その場を作ったのはその場にいた人々なんですよね。自分で起こしたことに自分で気づける、豊かで静かな喜びです。そういう小さい積み重ねが、万物の素になっている氣と仲良くなっていく道筋です。

次回 お申込み受付中です。
第二回2020年2月7日金曜日 13:30〜15:00

当院徒歩一分の素敵なコミュニティスペースでもある街のコーヒー豆屋さんであるビーンズアクトさんで来年から氣功の触りをお伝えすることになりました。来年から新しいことを始めたい方、東洋の知恵を生かした身体づくりをしたい方、ぜひご一緒しましょう。
20/12/2019

当院徒歩一分の素敵なコミュニティスペースでもある
街のコーヒー豆屋さんであるビーンズアクトさんで
来年から氣功の触りをお伝えすることになりました。
来年から新しいことを始めたい方、東洋の知恵を生かした身体づくりをしたい方、ぜひご一緒しましょう。

本日は地方統一選 後半投票日❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️投票したら、サービスが受けられるセンキョ割 当院も参加いたします。わたしは、いわゆる治療を目指して鍼灸をしています。なので、もともとは商業的な割引サービスはいたしません...
20/04/2019

本日は地方統一選 後半投票日
❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️

投票したら、サービスが受けられるセンキョ割 当院も参加いたします。

わたしは、いわゆる治療を目指して鍼灸をしています。なので、もともとは商業的な割引サービスはいたしません。

ただ、選挙はおまつりと思っているので、イベント参加としての割引
無料サービスを行います。
特別にお手伝いしてくれる友達の鍼灸マッサージ師とともに
手ぐすね引いて待っております。

センキョいったら、ぜひお寄りください。全国どこの選挙でも可です。

❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️
センキョ割無料サービスメニュー

鍼おためし体験15分
お灸おためし体験15分
足湯 10分(20分 500円(マッサージ付)
マッサージ 10分 (20分 500円)
温灸ローラー10分 (20分 500円)

・事前ご予約のみ
・通常の鍼療を最優先いたしますので、ご予約対応できない日もありますことをご了承ください。
・開催5月12日日曜まで
❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️

いつまでも秋と思っていたらついに冬がやってきたようなここ数日ですね。毎土用におこなっている養生の会のお知らせです。今回は、冬のほうろく灸となります。梅、桜、ハイビスカスまで狂い咲きするこの冬、自分が狂いさかないように、古来の知恵で心と身体、...
10/12/2018

いつまでも秋と思っていたらついに冬がやってきたようなここ数日ですね。
毎土用におこなっている養生の会のお知らせです。
今回は、冬のほうろく灸となります。
梅、桜、ハイビスカスまで狂い咲きするこの冬、自分が狂いさかないように、古来の知恵で心と身体、整えましょう。

イベントページはこちら↓
https://www.facebook.com/events/349095285887932/

秋のほうろく灸 2018無事終了いたしました。季節の養生の分かち合いの場として季節の変わり目の土用ごとに 続けてまいります。お楽しみに。
29/10/2018

秋のほうろく灸 2018
無事終了いたしました。

季節の養生の分かち合いの場として季節の変わり目の土用ごとに 続けてまいります。

お楽しみに。

患者さんから余ったお花をいただき、只今あちこちお花だらけです。
17/10/2018

患者さんから余ったお花をいただき、只今あちこちお花だらけです。

参議院会館で行うアースデイイベントアースデイ永田町に出店いたします。施術ブースとワークショップともに担当します。今年も新たな出会いがあるかとワクワクしています。皆様のお越しをお待ちしております。
18/04/2018

参議院会館で行うアースデイイベント
アースデイ永田町に出店いたします。

施術ブースとワークショップともに担当します。

今年も新たな出会いがあるかとワクワクしています。
皆様のお越しをお待ちしております。

一人ひとりの話をしっかり聴きあうことをコンセプトにすえた語らいの場。 今回のテーマは、昨年に引き続き「アクティブ・ホープ」。この言葉は、アメリカの仏教哲学者で社会活動家のジョアンナ・メイシーが提唱しま.....

23/12/2017

わたしは、自分の院で ちあさん と呼ばれるのが好きです。 患者さんから先生(センセイ)と呼ばれるときにはいろんな場合があります。 センセイ と呼ぶのは 私の名…

[ちあ鍼灸院の元気応援日記 更新]『おなかが動くのは』 患者さんのあしのすねを探ってここだなと思ったところに ちょこちょこと軽く鍼をあてるとおなかがぐるぐるっと動きます。 それは 経絡と言う身体を縦に走る気の流れる道筋と経絡とつながっている...
12/11/2017

[ちあ鍼灸院の元気応援日記 更新]
『おなかが動くのは』

患者さんのあしのすねを探って
ここだなと思ったところに ちょこちょこと軽く鍼をあてると
おなかがぐるぐるっと動きます。

それは 経絡と言う身体を縦に走る気の流れる道筋と
経絡とつながっている内臓のかかわりでおこるものです。

毎日やっていることです。不思議だとはあまり思いません。
わたしたち鍼灸師にしてみれば。

そういう関わりの法則があって、鍼灸は身体を治すことができると言われております。
これは二千年以上続けて来られたことであります。

科学的な実験データをとる鍼灸の生理学的な研究、たとえばこのツボをおせばここの血流がよくなったなどは、近年よくおこなわれています。これは貴重でありがたいことです。今まで鍼を受けたことのない人が、科学的に証明されているのならば安心と思ってくださるかもしれませんので。

この分なら、鍼灸が「気」の作用である、ということも科学で解き明かせるのでは?と言われることがありますが、まだまだだと思います。

その理由と申しますか、難しそうな実例があります。

まずは、すごくざっくり言えば、データに沿った治療は多数派に有効です。そして鍼灸は多数派からこぼれたお一人おひとりにもアプローチをさせてもらい、変化を起こすことができます。ひとりひとりで作用するものが違うのです。

そして、もう一つ、患者さんの中には、治療台の上に横たわっただけで、おなかがぐるぐる動き始める人がいます。
ここ一週間くらいおなかが固まっていて食欲が無いんです。
とお話ししてくださるその途中から、こちらはまだ何もしていないのにおなかが動くのです。

それは、常連さんであれ初診の方であれ、ときどきにおこります。

鍼灸師と患者さんが「気」をあわせて治療に臨んだ時に、体が反応するのではないかと思っています。
この動きの科学的な証明はまだまだ難しそうな気がします。

患者さんのあしのすねを探ってここだなと思ったところに ちょこちょこと軽く鍼をあてるとおなかがぐるぐるっと動きます。 それは 経絡と言う身体を縦に走る気の流れる…

10/11/2017
10/11/2017
ちあ鍼灸院の元気応援日記更新しました~。◇◆◇◇◆◇◇◆◇◇◆◇◇◆◇学校に行きたくない。そんなときは、おうちにいてもいいし、いろんなところに行くのもいいですよね。行先のひとつに、鍼灸院(しんきゅういん)をいれてみてください。こども用の「小...
07/11/2017

ちあ鍼灸院の元気応援日記更新しました~。
◇◆◇◇◆◇◇◆◇◇◆◇◇◆◇
学校に行きたくない。
そんなときは、おうちにいてもいいし、いろんなところに行くのもいいですよね。

行先のひとつに、鍼灸院(しんきゅういん)をいれてみてください。

こども用の「小児鍼(しょうにしん)」や「鍼(はり)」や「灸(きゅう)」をうけることができます。体や心を元気にする助けになる治療法です。

鍼はささないです。平たい金属でさらさら体をなでるたり、編み針の様な棒を軽くあてるたりするだけ。
灸は熱くないです。温めるだけです。どちらも気持ちいいです。
その証拠に、わんちゃんやねこちゃんも同じようにしてあげるととても喜びます。

学校に行きたくないとき、おなか痛くなったり、夜眠れなかったり、吐いちゃったり、そんな症状があるのなら、そういうのを和らげますよ。

それから、なにかのかげんで、もう学校に行ってもいいなって思っているのに、やっぱりおなかがいたいこともありますよね。そんな時は、心の準備をほんとうにはしていないだけかもしれないから、ゆっくりしてもいいと思います。

でも、ほんとに行きたいのに痛くなることもあります。そんな時もまたつらいですね。僕は学校に行きたいなのに、どうしておなかが痛くなってしまうのかって。
そういうのは、ただ身体が心に追いついていないだけの事もあります。
風邪を引いたあと、風邪が治っているのにまだ咳がだけがとまらない、みたいに、身体の癖がまだ治っていないだけなんですね。そういう症状は、鍼でほんとうによく効きますよ。

まあ鍼灸師と言うのは、身体をみることを仕事にしている人の中では、変わり者が多いです。お医者さんはやっばり学校生活から離脱した人は少ないですよね。鍼灸師は、いわゆる普通のルートから逸れた人がいっぱいいます。

だから、いろいろお話をしましょうよ。
このあいだ、中学生の女の子、小学校の時一生懸命勉強して合格して入ったのに、その学校に行きたくない、なんのために勉強したんだろって余計につらいみたいでした。
「たしかにそんな気持ちにもなるし、ひょっとしたらしなくてもいい受験だったのかもしれないけど、それはそれとして受験勉強は役に立ちますよ。勉強の仕方を学べたから。これから自分がやりたいことが見つかった時に、何かの試験をうける必要が出てくることも多い、そんなときに勉強がしやすいと思いますよ。」そんなお話をしました。そのこはそれでちょっと気が楽になってくれたみたいでした。
優しい子でこちらにあわせてくれただけかもしれませんけどね。

なんにしても、なんか古臭いまじないみたいな方法で体が丈夫になるとかいってんの、よくわからないですよね。でもまあ一応、西洋医学のない時代1500年くらいは日本ではこれで体を治してきたんですよ。いまでも国家資格で国から認められた資格なんで、危なくは無いんです。

そんなわけで、学校に行きたくないときは、鍼灸院へ行ってみてください。よくわからない変な職業についた変な大人の顔をゆっくり見るだけでも、気がまぎれるかもしれません。

学校に行きたくない。そんなときは、おうちにいてもいいし、いろんなところに行くのもいいですよね。 行先のひとつに、鍼灸院(しんきゅういん)をいれてみてください。…

ちあ鍼灸院の元気応援日記を更新しました。********************新しい院を作るかもしれません。まだまだまだまだ検討段階ですが。作る場合でも、パックにして不動産つながりの工務店さんにおまかせで、ほいほいほいでリフォームしまえば...
28/10/2017

ちあ鍼灸院の元気応援日記を更新しました。
********************
新しい院を作るかもしれません。まだまだまだまだ検討段階ですが。作る場合でも、パックにして不動産つながりの工務店さんにおまかせで、ほいほいほいでリフォームしまえば楽なのでしょうけど、そういう性格でもありません。さて。

パソコンの前のコルクボードに、ずっと貼ってあったカードがあります。ぬくもりのある木の家写真と茶色いペン画の似顔絵のついた、やしろ設計事務所のカードです。

一年以上前に家族で散歩中、うちのすぐ近くで、たまたまふらっと、建築士さんのグループでそれぞれの作風を紹介するような、そんなイベントに出会いました。10名くらいの建築士さんの実績の、きれいな模型や写真が並んでいましたが、私たちが気になったのは、やしろさんのものだけでした。その作品は、風土に根ざした素材でつくる安心で心地よい木の家を紹介する雑誌「チルチンびと」にも大きく紹介されているようです。具体的なつもりのないわたしたちの漠然としたお話を丁寧に聞いてくれました。夫は私たちの共通の友人に似ている、と、私たちの中ではあだ名までつけてしまいました。

さて現在、もっとリフォームのことを知らねばちっとも実現には近づかないと、考えあぐねて、ネットからいろいろ学ぶ中、やしろさんのHPも開いてみました。
そこにある言葉は、コピーライターではなく、ご本人が一文字一文字を考えぬいて打ったと感じられ、そうそう、とうなづく事ばかり。

住む人の立場にたった、30年経っても満足でいられる家づくり
安全に安心して健康的な生活が送れる、住み手に合った住み手のための家etc

この人のお話をもっと聞きたい、そう思ったらば、家づくりのための勉強会をされているではないですか。建築士にリフォームをお願いするのは予算的に絶望な私たちですが、「しっかり勉強して、自分たちにあった家を手に入れてほしい」という思いの相談会であるということで、甘えてお時間をとってもらってしまいました。

ご自身が設計された、奥様の経営されているカフェ「まやんち」で
お会いすることができました。その空間は、デザイナーものにありがちな、入った瞬間に「すてきー」と声をあげるような場所ではないのです。清潔で整っていて無駄なものがなく、すっと迎えいれられた心地がします。いくら座っていもずっとおちつくことができる、そんな場所でした。

やしろさんは、私たちの質問に、誠実に答えてくださいました。

「僕はどうしても心配しちゃうんですよね」といわれながら、長期にわたるビジョンをもって、さまざまなことを細かく説明してくださいました。優しい心配性という、ご自分の特性をお仕事にフルに生かされているご様子でした。

自分がすでに引き受けたクライアントに対するかのような真剣な御対応。けっして安請け合いはしない、自分の能力がちゃんと使ってもらえるような仕事をするという姿勢。

家の事も、大変勉強になりましたが、私は、もっと多くのものを頂いてしまいました。

自分の利益のためでなく、目の前にいる人が、幸せな暮らしができるように、自分の培ってきた知識、判断力を惜しみなく注いでいただきました。建築を、家を通して、人間を愛しておられるのでしょう。

わたしも、この方の様に、鍼灸を通して人を愛したい。
一級建築士ならぬ一級鍼灸師でありたいという気持ちを、改めて抱くことができました。

ありがとうございました。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
世界の産地から集めたお茶と
店内キッチン自家製のお菓子の
隠れ家ティールーム

まやんち

「家は、一世一代の大きな買い物ですし、とても長く使います。
しっかり勉強して、自分たちにあった家を手に入れてほしい」と、
毎回一組限定の、勉強会・相談会を開催されています。
一級建築士事務所 やしろ設計室

新しい院を作るかもしれません。まだまだまだまだ検討段階ですが。作る場合でも、パックにして不動産つながりの工務店さんにおまかせで、ほいほいほいでリフォームしまえ…

ちあ鍼灸院 の 元気応援日記を更新しました。●●●●●●●●●●●読書と対話の会 「14歳からの哲学」言葉1タイミングが合えば必ず参加している語りの場。ほうろく灸の開場にも使わせていただいている 昭和のおうち 空にて、参加者6名+主催者さん...
14/10/2017

ちあ鍼灸院 の 元気応援日記を更新しました。
●●●●●●●●●●●

読書と対話の会 「14歳からの哲学」言葉1

タイミングが合えば必ず参加している語りの場。ほうろく灸の開場にも使わせていただいている 昭和のおうち 空にて、参加者6名+主催者さんでゆったりと ひとりひとりの時間を十分にいただいて、お話をする会です。

御題は池田晶子著「14歳からの哲学」、
当たり前だと思うことさえないほど当たり前のことを、捉えなおすとしたらどんな視点があるのかを提供してくれる本です。

今回の章は、言葉1。

周りよみの音読をした後に自由に語り合いが始まります。今回も様々なお話が出ました。

印象に残っているのは サバン症候群の絵を描く人の話。

信じられないくらい緻密な絵を何も見ずに描けるけれど話すことができない男性が、言語の専門家がとりくんで、多少の意思表示の音を出すことができるようになった。と同時にそれと引き換えのように、描く絵に緻密さの度合いが低い部分が表れた。
といいます。

言葉の概念を得たことにより、今まで目からとらえたものをそのまま絵に転換していたことが、言葉で捉える部分ができたことで抽象化されてしまったのではないか、ともいわれているそうです。
私はこう思いました。「彼にとって緻密画を描くという事は内面の発露で、誰かに認めてもらうためのものではないから、例え緻密さが失われても発生により代用できるならば、それはそれでいいのではないか、すごい絵を描けなくなって残念だ、というのは外野の勝手な価値基準を押し付けているだけかもしれない。」

そういう点は確認できるほど彼の言語によるコミュニケーションは発達していないので、想像をするしかないことなのですが。

このサバン症候群の男性の話を受けて、ネガティブな思いを持った方もおられたようでした。「ことばにすると感覚が失われてしまうのか」と。

わたしは、そのときに鍼灸の事を思い出しました。

自然に手が行くところ、それが手当であり、治療の最初です。感覚に鋭い治療家は、患者さんに向かい合っただけで、自然にどこかに手を置きます。それが、相手にとって一番おいてほしい場所で合ったりします。患部の場合もあるし、患者さんがそこだと気づいていない、病の元となっている場所で合ったりします。

東洋医学を学ぶという事は、そういう感覚に基づいて得られ、積み重ねられてきたものの記録を学ぶということでもあります。それは、書物に書かれた「言葉」です。そして、学んだとき、何も学ばなければ、自然にできていたことが、「言葉」を得てしまったために自分の感覚を信じられず、迷いが生じてどこに手をおくべきなのか、逆にわからなくなってしまう事があります。

だから、感覚だけで治療をする、と言う人もいます。
それはそれで、一つのやり方です。けれど、わたしはそのやり方には限界があると思っています。せっかく、何千年もかけて積み上げられた叡智があるのに、それを学ばずに自分の感覚だけでやるというのはもったいないことです。患者さんに対してベストを尽くしているとは思えません。

けれど、感覚を失ってしまった治療も片手落ちなものです。人の残した「言葉」を通して患者さんに向き合う時に、その患者さんを見ずに過去の患者さんにあてはめてしまうことになり、ぴったりとした治療ができない、ということもおこります。

ですから、臨床を積み重ねる中で、学んだ言葉を自分のものにしていく必要があります。

「言葉」で学んだことと、自分の感覚とで、相談しながら治療をする。言語化できない部分の感覚も大事にする。その感覚が、東洋医学的に解釈するならどういう事なのかを考える。それを繰り返していくことで、「言葉」と感覚がつながって、治療の幅が広がり、奥深いものになっていき、治療の効果が増すことにつながっていく。そういうものだと捉え、それを治療の場で実践を続けているのです。

言葉は、最初は感覚を失わせるけれど、ずっと突き詰めて行けば、感覚を増す道具ともなることができるのです。

タイミングが合えば必ず参加している語りの場。ほうろく灸の開場にも使わせていただいている 昭和のおうち 空にて、参加者6名+主催者さんでゆったりと ひとりひとり…

ちあ鍼灸院の元気応援日記を更新しました。「ヨーガの穏やかな休息 ”親子ヨガサークルサンサン、10月♪”」本日は、2015年の5月から月一回インストラクターさせてもらっているヨガサークル サンサン で 担当の日でした。 サンサンは、子どもたち...
03/10/2017

ちあ鍼灸院の元気応援日記を更新しました。

「ヨーガの穏やかな休息 ”親子ヨガサークルサンサン、10月♪”」
本日は、2015年の5月から月一回インストラクターさせてもらっているヨガサークル サンサン で 担当の日でした。

サンサンは、子どもたちの保育をしあう“保育しあいっこヨガ”を行うヨガサークルです。2グループに分かれて55分ずつ保育とヨガをします。ママがヨガをしている間は母子が分かれます。

施設の二つ並びのお部屋をお借りして、一つはヨガの間、隣の和室は保育部屋としてます。

幼稚園入園未満の子どもたちの騒ぐ声、泣き声、笑い声を 壁一枚隔てた状態で聴きながら、お母さんたちは自分に集中してヨガをします。これは、運営の方たちの思いのこもった、とてもよくできたシステムです。

ヨガとは自分の心と身体をつなぐ時間。一般の親子ヨガもよいものですが、やはり自分に向き合うには、安心できる環境でお子さんと離れていられることが助けになります。

それでも、初参加の方などは ご自分のお子さんの泣き声が壁の向こうから聞こえると気になる様子がこちらから見てとれて、「今泣いているのはこの方のお子さんだな」となんとなくわかったりします。

何回か来られている方は、お子さんが泣いていても、内心では気になることもあるでしょうけど、自分に集中されています。

小さいお子さんをもつお母さんは 日々の生活の中で、自分に集中する時間はあまりないと思います。そのお時間を取れるだけでも貴重ですよね。

そして、今日 気づいたこと。
「壁一枚隔てた先に わが子が泣いているのに リラックスして 休息する事ができる」って、お母さん方にとっては すごい 体験なのではないかと。

これって、将来、子どもさんと親御さんの自立につながることではないでしょうか。

子どもは私がいないと絶対にダメ
子どもは私の生きがい

お子さんが大人になったあと、そんな思いがお互いの自立を妨げることは、少ないケースではないと思います。

ヨガの休息は、普通のごろ寝とは違います。ポーズで自分を見つめ、今の自分を感じたあと、自分を解放し受け入れる時間です。

身体は、記憶装置です。「こどもの泣き声を聞いていてもじぶんがじぶんであることができる。」という ヨーガの体験は、身体の中に刻まれます。

この穏やかな休息は、いつか自然に手放すことができるチャンネルを作っている、そんな時間でもあるのです。

参加にご興味のある方は、下のリンクからどうぞ~。

本日は、2015年の5月から月一回インストラクターさせてもらっているヨガサークル サンサン で 担当の日でした。 サンサンは、子どもたちの保育をしあ…

「ちあ鍼灸院の元気応援日記」を更新しました。パーキンソン病に鍼灸が効果あるといわれるのをご存知でしょうか。--------------------------------パーキンソン病と鍼灸-------------------------...
02/10/2017

「ちあ鍼灸院の元気応援日記」を更新しました。
パーキンソン病に鍼灸が効果あるといわれるのをご存知でしょうか。
--------------------------------
パーキンソン病と鍼灸
--------------------------------
パーキンソン病が鍼灸と投薬との併用により 身体機能の改善傾向などがみられるようだ と聞いたら、多くの方は、へーって驚かれるでしょう。私たち鍼灸師にとっては、いまさら新規に驚く事ではありませんが。

鍼灸師の友人が パーキンソン病鍼灸フォーラム なるものに参加してきたそうです。いつも前向きで勉強熱心で頭が下がります。

活動内容 <抜粋>
鍼灸学会等への論文発表などを通じてパーキンソン病に鍼灸治療が有効・有用であることを科学的根拠に基いて証明する活動を推進するものです。


好奇心旺盛な個人としては科学によって人体の不思議が解明されるというのはみていて面白いと思います。
ただ、鍼灸師の自分としては 鍼灸の科学的証明というものに興味がありませんでした。なぜなら科学的証明と臨床で参考になるかは別だからです。

西洋のお医者さんにとって、新しい研究と言うのは新しい発見であり、それにより医学が進み、時には治療法が変わるものでしょう。
鍼灸師にとって 鍼灸が科学的に証明されるという事は、「今まで行われていたことがデータとして効果があると立証されました」ということのため、臨床としては「それはよかった」という以上のものがありません。それにより自分が行う鍼灸の治療法が変わるわけではないからです。

もちろん、このツボを使ったからフォーラムのような結果が出たのであり、同じツボに同じように治療してこそ「パーキンソン病に鍼灸治療は効果がある」という研究結果と関連した治療と言えるのだという考え方もありますが、そういう考え方は、東洋医学にはなじみません。その決まったツボを使わなければ効果が出ない、というものではないからです。

東洋医学としては、パーキンソン病を治療するわけではありません。そういう症状をひきおこす体の状態になっている、その人の体全体に対してアプローチします。

パーキンソン病の方には五臓六腑の腎が弱まっている方が多く、そこの改善をもたらす治療を鍼灸では行います。そうすると、自分の今まで診た患者さんにも、鬱が改善したり震えがとまったり表情が柔らかくなったりということが起こりました。

科学的な証明な証明は大事なことだと思います。
鍼灸ってあやしげ的な一般の方々の思い方を違う方へもっていってもらえること、それはたいへんありがたいことです。また、熱心に研究してくださる方がいることで、お医者さんとの会話が通じやすくなり、患者さんにとっては西洋医学との併用がしやすくなるのですからおろそかにしてはならないと思っています。

そして、興味深い事。
パーキンソン病フォーラムに参加した友人は、SNS投稿によると「歩く事の健康にかかわる有用性」を再認識した、というのです。

東洋医学では、腎と足腰というのは、大変つながりが深いとされています。腎とかかわりのある足腰を鍛えることで、鍼灸の治療効果の現れ方が違っていると感じます。データでも、パーキンソン病と足腰の関連が証明されたのでしょうか。どんな話があったのか、たいへん興味深いです。今度会ったら詳しく話を聞いてみようと思います。

パーキンソン病が鍼灸と投薬との併用により 身体機能の改善傾向などがみられるようだ と聞いたら、多くの方は、へーって驚かれるでしょう。私たち鍼灸師にとっては、い…

住所

Nerima-ku, Tokyo

営業時間

月曜日 09:00 - 19:00
水曜日 09:00 - 19:00
木曜日 09:00 - 19:00
金曜日 09:00 - 19:00
土曜日 09:00 - 19:00
日曜日 09:00 - 19:00

電話番号

+81339938987

ウェブサイト

アラート

ちあ鍼灸院がニュースとプロモを投稿した時に最初に知って当社にメールを送信する最初の人になりましょう。あなたのメールアドレスはその他の目的には使用されず、いつでもサブスクリプションを解除することができます。

共有する

カテゴリー