10/11/2025
この投稿は、SNSの情報を見た方向けか同業者向けか分かりませんが…。
定期的に流れてきては問題になる『訪問マッサージは儲かる』。
週末、Xの方で流れてきたので思いを。
これ系の発言者は大体同業者ではなく、別事業から参入しています。
この業務しているとあり得ない文言が出てきて、いわゆる釣り棚詐欺かな? と、思えてきます。
・フランチャイズ事業で施術者からお金を取るシステム。
・そんな不届きものがいるなんて!と、義憤に駆られる〜残念ながらこの時代に情報を精査せずカッとなるカモ。
この辺りを狙っているんじゃないかとしか思えません。
整形外科医の方が、うちは来ても断る。
当然です。
訪問マッサージは自力で歩いて行かれない方のためなのですから、整形外科に行ける時点で対象外なのです。
訪問マッサージの鏑矢・西村久代先生の御本でも、始まりは介護保険成立前、親御さんがご病気されて今ここでフォローしなかったら寝たきりになってしまう。自分の資格でできることは…? からでした。
介護保険が成立した今、保険を使った訪問マッサージとは、点数的にリハビリが入れられないなどいわば介護保険のフォロー・お手伝いという位置付けではないかと思います。
また、保険である以上、厚労省の方針・仕組みに準じています。最近見た儲かるの表現は、一日あたり20人越え・週7入っても難しいです。この時点で儲かるは嘘です。
現実には厚生局に登録する時点で週七は労基的にダメと言われます。
また、現行の保険は同一建物(介護施設・マンション)で同じ日に施術を行えば行うほど減額されます。
今医療系の方々が仰る、『やればやるほど赤字』。
この仕組みに保険のマッサージもなっています。
なので、話題になった業者の言い方の儲かるは明らかに嘘です。
法人なりする際、伏見企画という名前にしました。
信仰心からです。
読みが濁りません。濁らないお仕事をさせていただきたい。
そう願ってつけました。
当社・当院は誠心誠意のお仕事をさせていただきます。