
17/09/2025
9月16日、17日の二日間、就実大学薬学部の学生さんが3名、実習を受けに来られました。
以下、二日間の感想です。
:
:
:
「中医学の考え方は、服薬指導をする上で使えるものが多いと感じました。
また、実際に食べて触ったので、より漢方について詳しくなれました。
漢方専門の薬局に行く機会はめったにないので、貴重な体験をさせていただき、大変ありがたかったです。
二日間の経験を、今後の学習に活かしていきたいです。」
澁谷南帆
「普段触れる機会が少ない漢方について、五感を使って学んでいくことで、記憶にも残りやすかったです。
今回学んだことをこれからの勉強に活かしていきます。」
髙橋拓暉
「一般的な薬局には置いていないものをたくさん見せてもらうことができ、実際に生薬の味見もさせていただけて、貴重な体験ができて良かったです。
まだまだ知らない漢方や用語が多いので、今回体験させていただいたことを活かして、今後の勉強につなげたいと思います。」
西村光悠希
:
:
:
一角(いっかく)、犀角(さいかく)、鹿茸(ろくじょう)を持って、ポケットには羚羊角(れいようかく)を入れてパチリ。
一角は、イッカク科の哺乳類のイッカクの牙を用います。
漢方では解熱・鎮静の効能があるとされています。
犀角は、サイ科の動物、サイ類の角を用います。
漢方では清熱・定驚・涼血・解毒の効能があるとされています。
鹿茸は、シカ科のマンシュウジカやマンシュウアジカの雄のまだ骨質化していない幼角を用います。
漢方では補陽・強筋骨・健胃・補血の効能があるとされています。
羚羊角は、ウシ科のサイガカモシカの頭角を用います。
漢方では清熱瀉火・解毒・平肝・止痙の効能があるとされています。