
07/07/2025
こんにちは、東部典礼の片岡です。
私たち葬儀社の仕事は、人の「最後のお別れ」をお手伝いすること。
ご遺族の悲しみに寄り添い、心を込めてお見送りのお手伝いをするのが、私たちの大切な責務です。
そんな日々の中。
業務の合間に行うのが、私たちが日頃お世話になっている寝台車(しんだいしゃ)と霊柩車(れいきゅうしゃ)の洗車です。
寝台車と霊柩車・・。
これらの車は、故人様の最後の旅をお手伝いする大切な存在であり、いわば“人生の最終列車”のようなもの。
今日は営業の鈴木が、
「よし、この時間を使って車をきれいにしよう」と思い立ちました。
まずは、車の外側に水をかけて、やさしくシャンプーの泡でこすっていきます。そのあとはワックスがけを丁寧に。細かい部分も手を抜かずにタオルでやさしくふき取ると、ボディに光が反射してピカピカになりました。
普段忙しくしていると見落としがちな細かい汚れも、じっくり見ながら磨いていきました。車が少しずつきれいになっていく姿を見ると、なんだか自分たちの心までスッと整っていくような気持ちになります。
寝台車や霊柩車は、私たちの仕事になくてはならない存在です。
でもそれだけではありません。
彼ら(車)もまた、たくさんの人の「大切な瞬間」に寄り添ってきた、静かな仲間なのです。
「いつもありがとう。今日も安全に、丁寧に、送ってくれてありがとう」
手を動かしながら、私たちの感謝の気持ちが、車にも伝わればいいなと思いました。
私たちの仕事は「目に見えない心づかい」がとても大切です。
遺族の方の前で泣くことはできませんし、大声で励ますこともしません。
それでも「この人に任せてよかった」と思っていただけるように、ささいな行動にも気を配る必要があります。
その中で車のキレイさは、とても目に見えやすい心配りのひとつです。
それだけで、ご遺族の方が少しでも安心してくれるのなら、それはとても大きな意味を持つと思います。
私たち葬儀社の仕事は、
大きな式を準備することだけが仕事ではありません。
小さな気配り、ちょっとした手間、掃除、あいさつ、そして洗車も。
そのひとつひとつが、最終的には「安心」や「信頼」につながっていくのだと、私は思います。
今日、空いた時間で洗車をしたことは、
車をきれいにしただけでなく、自分たちの心を磨く大切な時間でした。
日々の忙しさに追われると、
つい目の前の業務だけで手一杯になってしまうこともあります。
でも、そんな時こそ立ち止まって「なぜこの仕事をしているのか」「誰のための仕事なのか」と考える時間を持つことが大切です。
洗車しながら、私たちはそのことを再確認しました。
この車に乗ってくださる方々の気持ちを想いながら、
これからも誠実に、ていねいに、まごころ奉仕の精神を大事に。
毎日を過ごしていきたいと思います。