
07/09/2025
📢 セミナー報告
川合先生による
「内科疾患と免疫系疾患」セミナー
in LIBELTE
普段、運動指導を通じてお会いするお客様の多くは、
✔ 高血圧
✔ 糖尿病予備群や既往歴あり
✔ 慢性的な疲労感
✔ 免疫系のトラブル(自己免疫、アレルギー)
など、何かしらの基礎疾患を抱えている方が多くいらっしゃいます。
🔍今回の学び
🍩糖尿病
•歯周病の炎症が血糖コントロールを悪化させるリスクがある
•マグネシウム・亜鉛・ビタミンDがインスリンの分泌や働きに必須である
•水溶性食物繊維の摂取が、血糖の乱高下を防ぎ、GLP-1の分泌を促す
•腸内環境の乱れが、慢性炎症やインスリン抵抗性の背景にある
🧂高血圧
•塩分の制限だけでなく、マグネシウムの補給が血管の緊張を緩める効果がある
•「味噌汁=高血圧の敵」ではなく、発酵食品+カリウム・ミネラルの摂取源として有効である
🦵尿酸について
•尿酸値が高い=プリン体を控える、だけではなく
“出す力”=腎臓と腸の排泄機能をサポートする視点が重要
•食物繊維や腸内環境の改善が、尿酸のコントロールに役立つ
尿酸は実は、体内で最も強力な「抗酸化物質」の一つ。低すぎると抗酸化力が弱まる。
•また、尿酸はDNA修復やATP産生の過程にも関与しており、慢性的な低尿酸は、
•疲れやすさ
•活力の低下
•遺伝子レベルでの機能不全
などのリスクにもつながる。
🛡免疫系疾患
•亜鉛が不足していると、第一防衛ラインである外皮の防衛がうまくいかず、過剰な反応や自己免疫が起こりやすくなる
•腸内環境の乱れが、免疫の“暴走”や炎症の慢性化につながること
•免疫の正常化には、腸内細菌・栄養・生活習慣のバランスが大切
栄養で全てが解決するわけではありません。
でも、“なぜこの人は変われないのか?”
“どうしていつも不調が長引くのか?”
そんなクライアントの「背景」にある体のメカニズムを知っていることで、運動指導の質も確実に深まります。
そして、情報を伝えるだけでは変化は起きません。
でも、クライアントの学びや気づきが「自分も変われるかも」と感じる瞬間をつくれると思います。
そのきっかけから、クライアントが自分の意思で行動を始める力が育まれていく。
そんなサポートを、大切にしています。
私は、何年にもわたって川合先生のもとで学び続け、
その知識をLIBELTEでのセッションやセミナー、日々のコミュニケーションに活かしています。
これから栄養のことを学びたい!学び直したいと思っているトレーナー・セラピストの方がいれば、
川合先生の「栄養の力」オンライン講座をぜひチェックしてみてください。
🔗理論だけで終わらず、現場で「今この人に何を伝えればいいか」が分かる内容。
学びを、クライアントの「安心」に変えていきましょう!!
川合先生ありがとうございました!!
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