
08/08/2025
夏風邪の原因と症状・治し方 夏風邪とは? 夏風邪とは、梅雨から夏にかけて流行する風邪のことで、冬の風邪とは原因となるウイルスが異なります。代表的なのは エンテロウイルス(手足口病・ヘルパンギーナ) や アデノウイルス(プール熱) です。そのため「冬の風邪とは症状が少し違う」のが夏風邪の特徴です。もう一つ大事なのは冬の風邪ウイルスは湿度が高いと死んでいってくれるのに対して夏風邪のウイルスは高湿度ほど活発になります。気をつけないといけない点です。 夏風邪の症状 のどの強い痛みや赤み 38℃以上の高熱(急に出ることもある) 咳や鼻水は少ないことが多い 腹痛・下痢・吐き気など 消化器症状 目の充血や痛み(結膜炎を伴う場合も) 👉 特に「お腹の症状」を伴う点が、冬の風邪との違いです。 夏風邪の原因 夏風邪の原因は主にウイルス感染です。 飛沫感染(咳やくしゃみ) 接触感染(タオル・ドアノブ・おもちゃ) 経口感染(手指を介して口から) また、エアコンによる体の冷えや寝不足による免疫力低下も、夏風邪を長引かせる原因になります。 夏風邪の治し方 夏風邪にはインフルエンザのような特効薬はありません。治し方の基本は、次の3つです。 安静にする(無理して出勤・登校しない) 水分・塩分補給(スポーツドリンクなどで脱水予防) 消化に良い食事(うどん・おかゆ・スープなど) 子どもや高齢者では、嘔吐や下痢による 脱水症状に注意が必要です。 夏風邪を早く治すための生活の工夫 冷たい飲み物の摂りすぎに注意 エアコンの風に直接あたらない 就寝時はタオルケットや靴下で体を冷やさない 栄養バランスの取れた食事を心がける 治ったつもりが不調が続くようなら 長引く場合は体の冷やしすぎに注意してください。酷暑でしょうがないのですが、エアコンの当たりすぎや服装による冷えで体力は失われます。体を冷やせばその分エネルギーを生むために代謝が増え、体は疲れます。半そでシャツや短パンは冷やしすぎになります。肌の露出は少なくしたほうが体温を奪われません。足元も靴下をはきましょう。夏風邪が長引いているのは、そのせいかもしれません。
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