
07/08/2025
毎日蒸し暑い日が続きますが、暦の上では「立秋」(りっしゅう)を迎えます。
旬の食材では、梨、桃、ブドウなどがあり、植物ではアサガオが開花します。立秋といっても猛暑日と熱帯夜が続いていますので、日本は亜熱帯?と思ってしまいそうです。反面、車内や室内では冷房が強いので身体は芯から冷えています。紫外線対策、暑さ対策は大切ですが、夏らしく汗をかくことも大切です。この暑い時期に代謝を良しくておかないと、秋に体調を崩してしまうでしょう。熱中症も防ぐのは自分自身を甘やかさすことではなく厳しい環境への適応能力です。適応能力が劣っているから発症することを理解し、夏には夏を感じ代謝を高めながら身を守り、自然界に適応して下さい。身体に熱がこもっている時には梨、冷えている時には桃が有効です。厳しい夏から逃げることなく、元気を出して夏を乗り切りましょう。
地球が太陽の周りを一周する365.24日を一年としている。
旧暦=太陰太陽暦
月(太陰)の満ち欠けを基準とした一年は354日、太陽が示す一年は365日と約11日もズレが生じる。そこで、正しい季節を知るために、太陽が示す一年を二十四分割し、「二十四節気」や「七十二候」とし、月が示す日付と太陽が示す季節を組み合わせたものが、「太陰太陽歴」=「旧暦」だ。
次は「処暑」(しょしょ)、処とは止まるという意味。日中は残暑が続きますが、朝夕の日差しは少しずつ和らぎ始めます。