
21/03/2025
2025.3.15-16
「第15回日本腎臓リハビリテーション学会」
腎臓リハ学会に参加させて頂き、ありがとうございました。
今回の学会を通して多かったものとして、腎疾患から透析により活動量低下及び栄養状態悪化による、フレイルサルコペニアの進行という流れがとても多く発表されていました。
現代においての最大の課題になっていると、改めて実感しました。そしてこの問題に対して早期に患者様とドクター及びメディカルスタッフが改善に向けた行動をして、継続していくことが重要であると感じました。
今回の運動指導加算の改正後他院では、リハスタッフ以外が積極的に運動指導士のライセンスを取りアプローチをする体制を取っている施設が増加してきている現状を知ることができました。
具体的なアプローチとしては、当院CKD-MBD対策チーム「骨折バスターズ」のようなビデオ制作をして透析中に実行するということでした。その中でも様々な工夫があり、1つの動画の中で、3ステップがありBGMのBPMに着目しメインの場所に高いBPMを使うなどの、音に着目した制作という工夫に関心しました。
我々も、気分やテンションで聴く音楽を変えるように、運動指導にもこのことを使用して変化を促すことも飽きさせない一つの手段として参考になると感じました。アプローチした上で更に次のステップへ進むには、結果の開示と見える化をする事だと思います。
漠然と感覚で良くなったではなく、数値化して今の現状を知ってもらう事こそ改善及び継続してもう方法だと改めて痛感しました。開示し今の自分を知ってもらえれば、患者様とアプローチ側の考えの差も縮まり、より良い指導が可能になると考えました。
運動指導していくために重要なのは、(継続) ということが最大の課題になるのではないかと感じました。
これだけ運動をピックアップしている昨今でも、運動習慣が定着していないのは、いかに継続する事が難しいことなのかということ改めて考えさせられました。実行し継続するためのアプローチや材料の提供の工夫が今後の課題にもなると思います。
更に発表見学をしていた際に透析時運動指導等加算の設定に携わった先生からの意見で、着眼点を広げなくてはならないなと考えさせられる場面がありました。それはこの加算を設定後、運動指導だけにアプローチする施設ばかりになっているとことでした。(等)は運動を含めた、様々なアプローチを行いチャレンジするという意味での(等)ということでした。
つまり、運動の一方向性でなく多方向からの分野のアプローチを考え実行していかなくては、この加算の意味がなくなってしまうということでした。フレイルドミノをを阻止するためには、運動以外の栄養面やオーラルケアなどの今以上に多方向のアプローチや知識の提供をしなければいけないと感じました。
今後は、各チームでの活動の他に合同での活動や会議など密接な関係を取り多方向からのアプローチを提供できるよに生かしていければ良いと感じました。
お忙しい中、学びの機会を下さいました院長先生をはじめスタッフの皆々様に感謝申し上げます。
学びを活かせるよう頑張っていきます。
제15회 일본 신장 재활 학회에 참가했습니다.
我們參加了第15屆日本腎臟康復學會。
We participated in the 15th Japan Society for Kidney Rehabilitation.