07/04/2026
【活動報告】いつまでも「食べる楽しみ」を。わかば保健室が開催されました。
こんにちは、広瀬病院です! 春の柔らかな日差しに包まれた4月6日、若葉台自治会館ホールにて「第24回 わかば保健室」が開催されました。
今回のテーマは、健やかな毎日に欠かせない「飲み込み(嚥下)」の工夫について。当院の摂食嚥下委員会から8名のスタッフが伺い、地域のみなさま約50名と一緒に、和やかな雰囲気の中で学びを深めました。
「誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)」をご存知ですか?
第一部では、宇田川看護師(言語聴覚士兼務)が、高齢の方にとって特に注意が必要な「誤嚥性肺炎」についてお話ししました。 これは、本来は胃へ運ばれるべき食べ物や唾液が、誤って気管から肺に入ってしまうことで起こる肺炎です。お年を召すと喉の筋肉や反射が少しずつ弱まるため、気管に入った異物を押し出す力が低下し、そこで細菌が繁殖して炎症を引き起こしてしまいます。安全にお食事を楽しむためには、お口の機能を維持することがとても大切です。
五感で学ぶ、おいしい工夫
続く第二部では、中島管理栄養士と三井看護助手が、ご家庭で手軽に作れる「パン粥」の調理実演を披露。会場にパンの香ばしい匂いが漂うと、みなさま身を乗り出すようにして、とろみの付け方のポイントに耳を傾けていらっしゃいました。
試食の前には、古屋言語聴覚士のリードで「嚥下体操」を実施!唾液の分泌を促すマッサージでお口の準備を整えてから、出来立てのパン粥を味わいました。あちこちで「パンの風味がしっかりして美味しいね」と笑顔がこぼれたのが印象的でした。
また会場では、当院で実施している**「摂食嚥下外来」**についてもご紹介させていただきました 。この外来では、医師、看護師、言語聴覚士、管理栄養士などの専門スタッフが、お一人おひとりの「食べる・飲み込む力」を丁寧に診察しています 。
「最近よくむせる」「飲み込みにくい」「食事に時間がかかるようになった」といった症状はありませんか? 当外来では、レントゲンを用いて飲み込みの動きを詳しく確認する検査(VF:嚥下造影検査)なども行い 、その結果に合わせて、ご自宅でできるトレーニングや、安全でおいしく食べられる食事形態のアドバイスを行っています 。 少しでも気になる症状がある方は、まずは内科にてお気軽にご相談ください 。
地域に寄り添う病院を目指して
終了後の相談会では「広瀬病院がぐっと身近に感じられた」という温かいお言葉をいただき、スタッフ一同、大きな励みをいただきました。
これからも私たちは、みなさまが住み慣れたこの街で、いつまでも安心しておいしく食べられる毎日を過ごせるよう、専門知識を活かして地域を支える活動を続けてまいります。
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