02/06/2024
ノーベル賞受賞者やノーベル賞候補者など、世界トップクラスの研究者を愛媛県西条黒瀬の「歓喜庵」に招待して、シンポジウムを開催します!
「日本を元気にする会シンポジウム」まであと2か月!
事前参加申し込みフォームを作成しましたので、どうかQRコードをスマホで読みとって、申し込みをしてください。
シンポジウム参加費(一人30,000円 JAZZを含む)またはJAZZ Live限定入場料金(一人4,000円)は、シンポジウム会場入り口で現金支払いで受け付けます。それと同時に、必要な方に領収書を発行いたします。(尚、キャッシュレス決済はありません!)
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「日本を元気にする会シンポジウム」
場所:愛媛県西条市黒瀬 「歓喜庵」
時期:2024年8月3日(土)~4日(日)
発起人
濡木 理(東京大学大学院理学研究科・教授)
石川智久(NPO法人地方再興・個別化医療支援・理事長)
シンポジウムの目的
日本の再興に向けた国際戦略を立案して、それに資する人財育成を強力に推進する。そのために、多様な分野で国際的に活動してきて実績を残した人たちが一堂に会して、意見交換して将来ビジョンをまとめる。
発案の理由と根拠
2020年に始まったコロナパンデミックに加え、2022年のロシアによるウクライナ侵攻が拍車をかけて、欧米の金融引き締めによる市場の冷え込み、景気の悪化と暗い一年であった。明確になったのは、日本という国家は、エネルギー資源に乏しく、食料自給率が低く、半導体製造などのデジタル産業が海外に依存していて、それらの物流が止まれば国内の社会経済と生活基盤にとって大きな危機となる事である。20世紀最後のバブル崩壊により、経済大国だった日本は、経済の面でも科学技術の面でも、先進国に遅れを取り、東北大震災、熊本大震災、能登半島大震災はそれに拍車をかけた。
他方、日本における医療体制および創薬研究開発は、世界のトップレベルをまだ堅持している。これまで日本人研究者は、免疫抑制剤タクロリムス、認知症治療薬アリセプトとレカネマブ、感染症治療薬イベルメクチン、癌治療薬オプチーボ、リウマチ治療薬アクテムラ、インフルエンザ治療薬アビガン、新型コロナ感染治療薬ゾコーバなどを産みだして医療に大きく貢献してきた。日本の医療・創薬の潜在力をさらに強化して、当該分野に資する若手人財を速やかに育成することは、日本が医療・創薬で世界に貢献する国際戦略にも繋がるであろう。さらに言えば、国内の新薬認可システムの改革は焦眉の急である。
日本は、たとえ先進国の中で経済や科学技術の面で遅れをとっているとしても、「ものづくり」により、新しいシーズから文明を生み出す底力がある。我々「日本を元気にする会」のメンバーは、そういった日本独自の再生能力の道を模索する。0から1を生み出すアカデミア、1を10にするベンチャー、10を1,000にして商品として市場に売り出す大手企業が連携し、この困難な道を打開する道を模索する。日本が立ち直るためには、今をおいて2度とチャンスは来ないであろう。
我々「日本を元気にする会」は、まず創薬・医療という分野に焦点を当てて、オリジナリティのものづくりの力を呼び覚まし波及させ、日本の復興とともに 医療・創薬による国際貢献と世界平和へとつなげることを目的とする。
講演者(敬称略)
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<第1日目:午後1時から>
野依良治(日本科学界のガラパゴス化に対する解決策)
平野俊夫(インターロイキン6研究半世紀の軌跡〜基礎研究から創薬の扉を開く〜)
関野祐子(iPS細胞を用いた創薬・国際標準化)
小長谷明彦(AI創薬を越えて~真のイノベーションは混沌からうまれる~)
松本国一(世界のデジタル化から考える~DXが進まない「諸悪の根源」~)
<夕方>
真夏の夜JAZZライブ(小野孝司トリオ & ボーカリスト Maria Eva)
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<第2日目:午前>
濡木 理(基礎の基礎は応用につながる)
柳沢正史(睡眠の謎に挑む~原理の追求から社会実装まで~)
吉森 保(オートファジー研究から医療・健康ビジネスへ)
森 郁恵(日本の女性科学者が輝く未来を実現するためにシニアができること)
<第2日目:午後>
斎藤 光(人材流動性からみる、バイオテク業界成長の鍵)
一本松正道(人口減少社会におけるエネルギー軍事安全保障)
ベンチャー・ワークショップ:
各ベンチャー企業によるプレゼンテーション
(発表者を募集中!)
まとめ
石川智久(医療・創薬に基づく平和的国際外交戦略)
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開催実行委員会メンバー
石川智久(NPO法人地方再興・個別化医療支援・理事長)
濡木 理(東京大学大学院理学系研究科・教授)
森脇俊哉(武田薬品工業・元薬物動態研究所長)
中井基樹(株式会社キュライオ・CEO)
主催:NPO法人地方再興・個別化医療支援
後援:情報計算化学生物(CBI)学会