Jchoさいたま北部医療センター

Jchoさいたま北部医療センター さいたま市北区にある一般急性期病院(病床数163床)です。(旧 社会保? JCHOさいたま北部医療センターの公式facebookです

03/08/2020
第21回地域包括ケア連絡会について 去る4月26日(金)新病院移転後に初となる第21回地域包括ケア連絡会を開催しました。内容としては黒田院長より「地域包括ケアシステムにおけるJCHOさいたま北部医療センターの役割」というタイトルで講義とグル...
03/06/2019

第21回地域包括ケア連絡会について

 去る4月26日(金)新病院移転後に初となる第21回地域包括ケア連絡会を開催しました。
内容としては黒田院長より「地域包括ケアシステムにおけるJCHOさいたま北部医療センターの役割」というタイトルで講義とグループワークを行いました。講義については、地域包括ケアシステムの図を用いて、当院が位置する地域について参加者の所属機関の役割などを改めて振り返り、当院の役割についても説明されました。
また、我が国の医療保険制度の成立の歴史を振り返り、続けて介護保険の歴史についても話がありました。その中で、現在の社会状況(少子高齢化、未婚世帯の増加など)が続くと公的保険の存続が危ういとの言及があり、この会が地域の課題を話し合う場として活用できるよう続けていきたいとのことでした。
当日は計72名の参加があり、地域の医療・介護・福祉の関係機関に新病院を知ってもらうとともに、改めて当院との連携を強化できたのではないかと感じました。次回は6月14日(金)の予定で、現在も企画進行中です。

14/05/2019
平成30年8月10日(金)「第19回地域包括ケア連絡会」を病院大会議室にて行いました。昨年の8月にも講義をお願いした帝京大学ちば総合医療センター地域医療学教授井上和男先生に「わかりやすい病気や薬の話」と題して診療所時代の経験からいろいろと楽...
21/09/2018

平成30年8月10日(金)

「第19回地域包括ケア連絡会」を病院大会議室にて行いました。
昨年の8月にも講義をお願いした帝京大学ちば総合医療センター地域医療学教授井上和男先生に「わかりやすい病気や薬の話」と題して診療所時代の経験からいろいろと楽しいお話をきくことができました。

まず「現実の症例から学ぶ」と題して、痛風結節についての症例の説明がありました。高血圧の患者さんが沢山の薬を処方されていて、その薬が尿酸値を上げることによって痛風の発作がおきた症例でした。また「臨床症状の多様性」について、帯状疱疹の写真を見ながら、幼児、中年女性、壮年男性、高齢女性と年齢が違うだけでもこんなに違うということを説明していただきました。

次に、自省/振り返りの重要性についてのお話がありました。ここでは診療所時代のLECTURE BOOKから、臨床医の痛い経験として症例の紹介がありました。
•70歳代の男性:四肢の関節痛で長時間痛み止めピロキシカム(フェルデン)を隣村だったので比較的長めに14日間処方した。夜間の激しい腹痛で発症、往診依頼で急行、患者のおなかを触って「あちゃ!」と思い、救急車に同乗していった。後方関連病院で緊急手術となる。
本症例をプライマリ・ケアで評価すると、近接性:隣村に住む高齢者で本人だけでは来られない、もしかしたら数日前から症状あったかも、継続性:以前からかかった患者ではなかった、孫が連れて来ていた、包括性:診察時に十分に患者の健康問題がわかっていたか、十二指腸潰瘍にかかったことがあったかも、協調性:前医からの情報が得られていない、責任性:鎮痛剤の副作用について説明ができていたかどうか、ということになるそうです。かかりつけのお医者さんを持つなら、こうしたことがきちんとできているか、ちゃんと後方病院と連携しているか、これが大事なのだそうです。

「診療所時代に努力したこと」として、普段から患者の状態を把握しておくと、それに比べて「おかしい」からわかる。自分の不得意なことでもまず診察する、病院医師におんぶにだっこしない、できるだけ早く紹介し、きちんと紹介状を書くこと、病院で受け取る側になると痛感することだそうです。
また、薬についての話も代表的な解熱鎮痛剤(広義)であるロキソニン、カロナール(アセトアミノフェン)にはそれぞれ副作用があるので使い分けが必要であることをわかりやすく説明していただけました。
さらに「危機感のスイッチが入った話」としてもう1つ症例について紹介されました。
80歳の男性で、年末に山村の診療所でおなかが「少し」痛いと受診、「ん?拍動触れるぞ」、出張診療所から自分のいる診療所に一緒に車で連れて行き超音波検査をしたら長径6センチくらいの腹部大動脈瘤があり「瘤の中になんかひらひらしてる」、「うわ、やばい!」ということで危機スイッチが入った。
その後のStoryで、本人は、救急病院へは行きたくないと受診を嫌がるのを必死に説得し、年末だったが高知市内の病院に電話する。当然のごとく医長不在だったが診療所の若造医者としては食い下がり、「何とか医長先生に連絡をつけていただけないでしょうか」とお願いした。(長い長い)小1時間ほど経過して、至急搬送してください「緊急手術です」と連絡が来た。翌日手術して救命できたとのことでした。
病名は大動脈瘤で手術適応であったとのことで、このあと先生から腹部大動脈瘤についての説明を聞きました。動脈瘤径が4.0cm以上、激しい腹痛・腰痛を伴う場合は切迫破裂、腹部膨満し、ショックの場合は破裂するということで、「破裂すると危険な腹部大動脈瘤」という認識ができました。

最後に後方病院に期待することとして、「とにかく紹介したら受け取ってくれること、こちらが指定した専門科で診療してくれること、後日の経過をきちんと報告してくれること、元の生活場所に戻れる状態になって患者を返してくれるか、それが無理なら可能な生活場所を提案してくれること」という先生からのメッセージをいただきました。

平成30年6月13日(水)「第18回地域包括ケア連絡会」を病院大会議室にて行いました。いつもは金曜日に催していたのですが、今回は水曜日に変更して18:00より、コンパス訪問看護リハビリステーションの理学療法士湯井氏に、日頃行っている訪問リハ...
24/07/2018

平成30年6月13日(水)

「第18回地域包括ケア連絡会」を病院大会議室にて行いました。いつもは金曜日に催していたのですが、今回は水曜日に変更して18:00より、コンパス訪問看護リハビリステーションの理学療法士湯井氏に、日頃行っている訪問リハビリテーションのHOW TOについてお話していただきました。

 テーマは「在宅におけるリハビリテーションの観点と役割-リハビリ職への依頼方法とかかる費用について」という内容で、いつも湯井氏が講演をする内容よりも、より具体的な訪問リハビリの導入方法と、利用時にかかる費用についてなどの内容でした。
導入方法については、利用者やケアマネジャー、関係職種からの依頼があった時の申し込みの仕方や、申し込み時に医師に訪問看護指示書を作成してもらう時どんなことに注意が必要か、利用者がどれくらいのサービスでどれくらいの費用負担をするのかなどわかりやすい説明を聞くことができました。

 さらに理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が行う具体的な訪問リハビリの内容については、座った生活をずっと続けていると足腰が弱ってしまうので注意が必要である、なにげない日常会話をすることが大事である、STが嚥下機能訓練としてチュッパチャップス(キャンデイ)を使って舐める練習をしている、などの具体的なアドバイスの話や、業務内容については、訪問リハビリとして週に120分まで入れること、4月の介護保険改定にともない訪問看護STのリハビリについては看護師が評価をして内容を確認すること、看護師でも簡単なリハビリを行うことができること、要支援の方と要介護の方で利用金額に差が出るようになったことなどについても話を聞くことができました。

 講師の湯井氏から、近隣でこういった講義をたびたびすることがあるが、こういった活動をすることで地域の中で在宅生活を支えている医師、看護師、ヘルパー等多職種の方々と上手く連携がとれていくとよりよい関係を築くことができるようになるのではと考えているとのコメントがいただけました。
 

平成30年4月13日(金)「第17回地域包括ケア連絡会」を病院大会議室にて行いました。今回は、ヤマシタコーポレーションの笹川さんに「退院前家屋調査について考えてみよう-福祉用具事業者からの提言」と題して講義とグループワークの進行をお願いしま...
17/05/2018

平成30年4月13日(金)

「第17回地域包括ケア連絡会」を病院大会議室にて行いました。
今回は、ヤマシタコーポレーションの笹川さんに「退院前家屋調査について考えてみよう-福祉用具事業者からの提言」と題して講義とグループワークの進行をお願いしました。事例のプロフィール、相談内容、生活状況、ADL状況、自宅の間取り図の資料を配りグループワークを行ないました。

事例の相談内容が「入院中だが早く退院できるように、事前に改修工事や福祉用具で環境を整えてもらいたい」というわかりやすい内容だったので、間取り図を見ながら各グループで活発な意見がだされました。その中からQ1起居・日中の生活の場である寝室、間取りについて、Q2室内移動、Q3外出、Q4排泄、Q5入浴について、各グループ3~4人がそれぞれの意見を発表しました。発表を聞いた後退院前の家屋調査で何が必要なのかをグループで話し合う中で、どんなことが見えてくるのか、そしてこの利用者をどのように支援していけばよいのかを学んでいきました。

その後笹川さんが実際に行った福祉用具の設置と住宅改修についてスライドで説明をしていただきました。皆で話し合ったことと実際の介護保険等を利用して行った内容との違いについて比較することができ、さらに深く検討していくことができたのではないかと思いました。

 最後に笹川さんから、この事例を通して、1.その人の生活歴にこだわっていきたい、2.決めつけない提案とフレキシブルな対応、3.他職種連携の大切さ、を感じたという感想をいただきました。
今回の講義を通して、笹川さんからわかりやすい事例と資料を提供していただけたので、みんなで楽しくグループディスカッションを行う事ができました。フロアの参加メンバーが積極的に参加できる事例の内容と、楽しく学ぶことができる雰囲気作りを設定していくことも大事なことであると気づかせてくれた研修会であり、有意義な時間を過ごすことができました。

平成30年2月9日(金)第16回地域包括ケア連絡会」を病院大会議室にて行いました。今回は、さいたま市見沼区に隣接する上尾市瓦葺で訪問診療を行っている伊奈クリニックの加藤先生に、「在宅医療」と「脳卒中」について講義をお願いしました。 まず「在...
17/05/2018

平成30年2月9日(金)

第16回地域包括ケア連絡会」を病院大会議室にて行いました。
今回は、さいたま市見沼区に隣接する上尾市瓦葺で訪問診療を行っている伊奈クリニックの加藤先生に、「在宅医療」と「脳卒中」について講義をお願いしました。

まず「在宅医療」では、高齢化社会の現状と、在宅医療の対象が「寝たきり、又はこれに準ずる状態で通院困難なもので」あり、在宅医療で行える診療内容や在宅緩和ケア・看取りに必要なPCAポンプについての説明がありました。また、患者さんと家族の関係や、他職種連携の心得についてもお話しされましたが、特に医療者の診療に対する心構えとして、「診療はひとつではない・聞く耳を持つこと・患者さんのほとんどは人生の先輩である・自分達ができることは限られている・医療だけでは在宅生活が成り立たない・多職種連携で色々な職種の意見を取り入れる・知識や技術は大切だがそればかりに捕らわれないこと・一番大切なのは患者さんとご家族・相手が満足し、相手に求められる存在になる・継続性」と言うお話しが心に残りました。

次に「脳卒中」について、まず寝たきりの最大の原因になっているため予防がとても大切であるという話しがあり、各論として脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血、もやもや病、脳動静脈奇形について講義をしていただきました。最後に脳卒中予防十か条の説明の中で、飲酒は少しであればよいが喫煙はだめですと具体的なアドバイス聞けました。

2つのテーマともわかりやすいことばでお話ししていただきました。開催時間を短縮した都合で質問を受けることができませんでしたが、今後の連絡会の中でも質問を受けつけ回答していただけることを確認して連絡会を終わりました。

平成29年12月8日(金)「第15回地域包括ケア連絡会」を当院大会議室にて行いました。今回は、第8回に引き続きパーソナルケアさいたまの木村氏に「医療と介護の連携」について講義をお願いしました。 前回はKJ法を用いまとめ上げましたが、今回は木...
19/01/2018

平成29年12月8日(金)

「第15回地域包括ケア連絡会」を当院大会議室にて行いました。
今回は、第8回に引き続きパーソナルケアさいたまの木村氏に「医療と介護の連携」について講義をお願いしました。
 
前回はKJ法を用いまとめ上げましたが、今回は木村氏に業種別グループワークシートとランダムグループ「気付き」シートを作成していただき、業種別グループワークでは他の職種へのアピールポイントや情報の提供を、ランダムグループでは業種別で話し合った内容についてそれぞれ気付いたことをシートに記入してディスカッションを行いました。

業種別グループワークは、今までの連絡会にはなかったほどの、全員参加でわいわいがやがやした話し合いが行われ、皆さんそれぞれ事業所の意見が飛び交い盛況ぶりがうかがえました。講師の木村氏は壇上にいることなくそれぞれのテーブルを回って意見をききながらディスカッションに参加されていました。

後半、4グループに分かれたランダムグループの間で、業種別グループワークでディスカッションした内容を報告し、その報告から各人が思ったことや気付いたことをグループでまとめて、最後に、話し合われた内容について発表がありました。
支えているスタッフの熱量によって介護の質が変わってくる、要介護者の気持ちを考える時、関わる各関係職種が足並みをそろえて同じ方向を向いて進んで行くことが大切である、接点がないように見えても1ケースをサービスの提供を通して一緒に支え、一緒に過ごしていくことで、看護師、ヘルパー等関わる職種のお互いの支え方がわかるようになりそれが勉強になると言う意見等がでていて、いつものディスカッションをさらに掘り下げていくことができたのではないかと思いました。

09/11/2017
平成29年8月25日(金)「第14回地域包括ケア連絡会」を病院大会議室で開催しました。今回は当院で毎週金曜日に外来診療と訪問診療を担当頂いている、帝京大学医学部地域医療学教授の井上先生に講義をお願いしました。先生は講義を聴きに来た関係機関の...
19/10/2017

平成29年8月25日(金)

「第14回地域包括ケア連絡会」を病院大会議室で開催しました。今回は当院で毎週金曜日に外来診療と訪問診療を担当頂いている、帝京大学医学部地域医療学教授の井上先生に講義をお願いしました。先生は講義を聴きに来た関係機関の方々や周囲の人を明るくするお人柄で、講義が始まるとすぐ皆さんが先生のお話に引き込まれていきました。
今回は、初めての講義でしたので、導入部分ということで先生の自己紹介から始まり、今まで勤務された診療所や病院等での豊富な臨床経験からごく一部を紹介していただいて地域医療について学ぶことができました。今後は先生が携わってこられた地域医療の実践内容についてお話を伺うことができるように、次回につなげていければと考えています。

平成29年4月14日(金)「第12回地域包括ケア連絡会」を病院近くにあるアートグレイスウェディングシャトー大宮璃宮で開催しました。今回は病院の中から地域へ場所を移して、病院に近い隣り町で精神科クリニックを開業しておられる「ひがメンタルクリニ...
19/10/2017

平成29年4月14日(金)

「第12回地域包括ケア連絡会」を病院近くにあるアートグレイスウェディングシャトー大宮璃宮で開催しました。今回は病院の中から地域へ場所を移して、病院に近い隣り町で精神科クリニックを開業しておられる「ひがメンタルクリニック」の比嘉先生に講義をお願いしました。当日は近隣の医療機関、地域包括支援センター、居宅介護支援事業所、介護老人保健施設、特別養護老人ホーム、訪問看護ステーション、訪問介護事業所、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅、福祉用具業者等の方々70名ほどが参加されました。先生は膨大な資料を用意してこられ、会の予定時間である一時間弱の中では話しきれないほど、精神科疾患から認知症についてまで詳しく説明していただけました。さらに、7グループに分かれた参加者が各テーブルごとでグループディスカッションした内容について、振り返りの時間をもってくださり、各グループからでてきた悩みや問題に対して懇切丁寧に回答していただきました。

住所

北区宮原町1/851
Saitama-shi, Saitama
331-8625

電話番号

048-663-1671

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さいたま北部医療センター(旧 社会保険大宮総合病院)

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  • 病床数:稼働病床112床、許可病床163床

  • 付属施設:健康管理センター、訪問看護ステーション、居宅介護支援事業所

  • 委託事業:さいたま市大宮休日夜間急患センター