13/01/2026
「ドライマウス(口腔乾燥症)」
非常勤歯科医師の坂田健一郎です。
最近、口内の渇きやベタベタ感、ネバネバ感を訴える患者さんが高齢者はもちろんのこと、比較的若い方にも多くなっています。このような患者さんに対しては、問診や口腔内診査のほかに、必ず唾液の分泌機能が正常に保たれているか否かを確認する検査を施行しています。ガムテスト、サクソンテストと呼ばれる検査で、当科ではガムテスト(ガムを10分間噛んだときに流出する唾液量を測定し、10mL以上あれば正常)を施行しています。一般の歯科診療所では、これらの検査は保険点数に組み込まれていないため、施行しているところは少ないと思います。当科では、その結果と口内の乾燥所見、常用薬剤や内科的疾患、日常の生活習慣やストレス、鼻呼吸の状態などから総合的にドライマウスの原因を確認し、それに応じた対応を行っています。時に、患者さんは乾くと訴えられますが、実際の口腔内は乾いておりませんし、ガムテストでも正常の場合があります。長期間にわたって口内の状態を神経質に気にしてしまうことで起こりやすくなるようです。
ドライマウスが気になる場合は、当科にお気軽にご相談ください。