13/01/2026
寝る時に靴下は履くといいのか?
結論から言うと、条件が合えば「靴下を履いて寝る」のは有効です。ただし、誰にでも無条件で良いわけではありません。
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良い点(科学的・生理学的観点)
1. 入眠がスムーズになる
足部を温めることで末梢血管が拡張し、深部体温が下がりやすくなります。
これは自然な入眠メカニズム(体温下降)を促進します。
2. 中途覚醒の減少
冷えによる覚醒(特に冬場・高齢者)を防ぎ、睡眠の連続性が保たれます。
3. 自律神経の安定
足部は感覚神経・血管反射が豊富で、温刺激により副交感神経優位になりやすい。
※ 実際、末梢加温が睡眠潜時を短縮するという報告もあります。
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注意点・デメリット
1. 蒸れ・皮膚トラブル
通気性の悪い素材(化繊・締め付けが強いもの)は、
・水虫
・かゆみ
・皮膚炎
のリスクを高めます。
2. 足が熱くなりすぎる人には逆効果
もともと足がほてりやすい方(更年期、交感神経過緊張タイプなど)は、
逆に寝付きが悪くなることがあります。
3. 血流障害がある場合は注意
強い圧迫は末梢循環を阻害するため、
糖尿病性末梢神経障害や閉塞性動脈硬化症がある場合は慎重に。
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履くなら「こういう靴下」
• 締め付けない(ゴム弱め・ルーズタイプ)
• 天然素材(綿・シルク・ウール)
• 足首まで or 5本指タイプ
• 就寝専用(外履き用とは分ける)
「途中で脱げるくらい」が実は理想的です。
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専門家視点での使い分け
• 冷え性・高齢者・痩せ型・血圧低め
→ 積極的におすすめ
• 暑がり・のぼせ・更年期症状が強い
→ 足湯だけして靴下なし、もしくは半分脱ぐ
• 自律神経調整目的
→ 寝る30分前の足温+靴下着用 → 入眠後に自然脱落が理想
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総括
「冷え対策として一時的に足を温める」目的なら非常に有効。
ただし、締め付けず、蒸れず、体質に合わせることが前提です
#円山漢祥院