
05/10/2024
【胃腸のトラブルは、「膝下さすり」「お腹で円を描く」運動で「脾経(ひけい)」を整えて緩和!】
現代人は食生活の影響もあってか、胃腸が弱っている人が多いです!
「胃腸」に不調があるときに効果が期待できるセルフケア法が紹介されている記事がありましたので、ご紹介いたします!
胃の痛み、便秘や下痢といった「胃腸のトラブル」は、「脾経」を整えることで解消できる可能性があります!
東洋医学の理論によると、「脾経」とは、足の親指から脚の内側、体の前面を通り、脇の下まで流れている経絡のことですが、ここがスムーズに流れるようになると、「脾」=消化器全般の働きもよくなると考えられています!
◎「脾経」を刺激して整える
脾経は、消化器の働きを司る経絡のことで、西洋医学ですと肝臓、膵臓、胃、腸などの働きに関わっています!
●膝下をさすって、脚の内側を流れる「脾経」を整えよう
【1】まずは足首付近を両手のひらで包み、さする。
そのまま足首から膝に向かって、両手で脚をさすり上げていく。
脚全体が熱を帯びて温かくなるまでさすってOK。
【2】膝のあたりまでさすり上げたら、いったん終了。ここまでの動きを10秒くらいかけて行う。
足首から膝にかけて、下から上に向かって【1】【2】を一方向行ったら1セット。
同じ動きを3セット、30秒くらいかけて行う。
反対側の脚も同様に行う。
陰陵泉や三陰交などの脾経を、お灸などで温刺激を脾経に行うのも効果的です!
◎「胃腸のトラブル」には、お腹で円を描く運動がおすすめ!「脾経」をさらに効果的に刺激!
下腹部まわりの「脾経」を刺激する運動は、よつばいの姿勢になって、円を描くようにお腹の部分を動かすだけと簡単です!
●よつばいの姿勢で、円を描くようにお腹を動かそう
よつばいの姿勢になり、上から見て円を描くように、お腹の部分を動かす。
時計回りに3~5回、反時計回りに3~5回、合わせて1分くらい行おう。
肩の力を抜き、リラックスして行うのがポイントです!
脾経の刺激もお腹を動かすのも、どちらも実際に行うと、体が熱を帯びて温かくなり、効いているのを実感できます!
体の経絡「脾経」を刺激して整えることで、滞っていた流れをよくし、胃や腸によい作用を与え、胃や腸の調子をよくする効果が期待できるとされています!
胃腸のトラブルに悩んでいる人は、ぜひ生活の中にこれらのケア法を取り入れてみてください👍
胃痛、便秘や下痢など、胃腸の調子が悪いと生活に支障が出てつらいもの。東洋医学とヨガを掛け合わせた五臓ヨガの考案者であり、鍼灸、シンギングボウル、筋力トレーニングなど、さまざまなメソッドのインストラク