20/12/2025
ギックリ腰、大丈夫ですか?
急な寒さになってからギックリ腰になる方がチラホラといらっしゃいます。とくに今の時期は大掃除の後などはお気をつけください。
先日、家族が目の前でギックリ腰になりました。本人曰く“プチって言った!”その後は動くのも一苦労。初めてのギックリ腰でした。
ギックリ腰になったら“湿布と鎮痛剤”もしくは“冷やす”が第一選択にする方が多いですが、今は違います。
とにかく“温める”が優先です。
それでも痛みが強いのであれば湿布の上にカイロか、温めながら鎮痛剤をお試しください。
その後は鍼灸院に行って欲しいのですが、痛みが強い時は整形外科でヘルニアなどギックリ腰以外ではないかは診てもらってください。問題がなければ鍼灸院をお勧めします。
多くの整形外科が湿布と鎮痛剤と腰ベルトなどの対処療法です。悪くはないですが、湿布や腰ベルトの長期使用を私はお勧めしていません。
腰ベルトも長期使用してしまうと、自身の筋力が低下し結果手放せなくなりますし、湿布は血管収縮の作用もありますので、治す力が低下してしまいます。
酷い痛みが落ち着いてきたら、ゆっくりと無理のない範囲で動いてください。どうしても外出しなくてはいけない、すこしでも不安を感じた時などは腰ベルトを使用し、そうでない時は外して自分の筋力を維持向上していきましょう。どんな状況でも治るまでは温めることは続けてください。
冷やす方法は以前のやり方ですが、根強く信じられています。冷やしたほうが良いのは患部が熱を帯びている、腫れている、ドクドクとしているなどのわかりやすい炎症症状がある時です。これらの症状がなければ(落ち着いたら)湯たんぽや低温カイロなどで患部のほかにお尻や仙骨など温めてとにかく循環を良くしていきましょう。
早めの対処で予後が大きく変わってきます。
しっかりと治しておかないと、クセがつき繰り返しやすくなります。自分の腰に天然の腰ベルトを育成する意識で日々の軽い筋トレなどを行いギックリ腰にならないように気をつけていきましょう。
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