独立行政法人地域医療機能推進機構下関医療センター

独立行政法人地域医療機能推進機構下関医療センター 下関医療センター公式Facebookです。
ここでは、患者様に役に立つ情報などを発信してまいります。

馬関医心 vol.32 2022新年号より冬のレシピの記事をご紹介します。===============================================================「お鍋一つで出来る簡単かぼちゃスープ」 ...
18/02/2025

馬関医心 vol.32 2022新年号より冬のレシピの記事をご紹介します。
===============================================================
「お鍋一つで出来る簡単かぼちゃスープ」
 かぼちゃは、料理やスイーツに使われる、人気のある野菜です。普通、野菜は採れたてが美味しいですが、かぼちゃは収穫してすぐよりも数ヶ月間保管して追熟してからの方が美味しくなり、栄養価も増えます。(旬というのは自然のなかで育った食べ物がもっとも美味しく、栄養価が高い時期を指します。)そのため、かぼちゃの旬は収穫してすぐの夏ではなく秋から冬とされています。
 かぼちゃには三大抗酸化ビタミンといわれる、β-カロテン、ビタミンE、ビタミンCが多く、これら3つの成分が相乗的に働き、免疫力強化、細胞の老化を予防し、動脈硬化やガンなどの生活習慣病の発症や進行を抑制します。
 美味しくて栄養価が高いかぼちゃの見分け方は、皮と軸の切口を見ます。軸の切口がしっかり乾燥していてコルクのように固くなり、軸の周りが凹んでいるものが、いいかぼちゃの証です。また、皮の表面がつやつやしていて皮が硬いものがおすすめです。たまに下の方が黄色、オレンジ色のかぼちゃがありますが、あの色ムラは皮が日に当たっていなかったために起こります。この色ムラは味には関係しません。この日焼けしていない部分は中身と同じ色といえるので、完熟の目安になります。色ムラがある場合は、オレンジ色が濃いものを選びましょう。カットかぼちゃを選ぶときは、中身が濃い色をしている、種がしっかりと詰まっていてぷっくりと膨らんでいるものを選ぶのがポイントです。
 かぼちゃは冷凍保存もできます。種とワタを取り、余分な水分を拭き取った後、カットしラップに包み、保存袋に入れて冷凍庫で保存してみましょう。冷凍のまま調理可能で、いつでも美味しくかぼちゃを食べることができます。かぼちゃはとっても身近な野菜ですが、良いとこづくしの野菜です。まだまだ寒い時期が続きますので、あたたかいスープを飲んで毎日を乗り切りましょう。

【材料 4人分】
かぼちゃ・・・・300g
小麦粉・・・・・小さじ2(6g)
牛乳・・・・・・400ml
コンソメ・・・・1/2個(2.7g)
塩こしょう・・・0.2g
バター・・・・・10g

【作り方】
① かぼちゃを薄い角切りにし、茹でる。(電子レンジの場合、同様に角切りし、耐熱容器に入れラップをかけ加熱する。竹串が刺さるくらい柔らかくなったら鍋に移す。)
② 竹串がすーっと刺さるようになったらお湯を捨て、へらで潰して小麦粉を入れ粉っぽさがなくなるまで混ぜる。
③ 加熱しながら牛乳を少しずつ加え、かぼちゃを伸ばしていく。
④ コンソメを入れ、塩こしょうし、バターを加え溶けたら完成です。

【1人分の栄養量】
エネルギー:145kcal タンパク質:5.0g 脂質:6.1g 炭水化物;22g 食塩相当量:0.4g ビタミンE:7.2mg(成人男性の1日の目安量の120%) ビタミンC:33.1mg(成人男性の1日の推奨量の33%)

馬関医心 vol.43 2024新年号より認定看護師からの記事をご紹介します。===============================================================「冬の入浴に注意!!ヒートショックを...
10/02/2025

馬関医心 vol.43 2024新年号より認定看護師からの記事をご紹介します。
===============================================================
「冬の入浴に注意!!ヒートショックを予防しよう」
ヒートショックとは?
 ヒートショックとは暖かい部屋から寒い浴室への移動や、寒い浴室から熱い湯船に入るなど、急激な寒暖差によって血圧が急上昇・急降下することにより、血管や心臓に大きな負担がかかり、心筋梗塞や脳卒中などを引き起こす健康被害のことをいいます。11月~2月の寒い時期はヒートショックに特に注意が必要です。

ヒートショックを起こしやすい人
・65歳以上の高齢者
・高血圧、糖尿病、動脈硬化、不整脈の持病がある
・太っている、肥満気味である
・脱衣所や浴室が寒い(タイル貼りの浴室である)
・熱い風呂が好き(一番風呂が好き)
・飲酒後にお風呂に入ることがある

ヒートショックを予防するポイント
①脱衣所と浴室を温めておく。なるべく温度差がないようにする。
→風呂場では風呂の蓋を開けておく、シャワーをかけて温める、脱衣所など寒い場所では暖房器具を使用して温めておきましょう。
暖かい部屋から寒いトイレへの移動も注意が必要です。
②風呂の温度は40℃以下、長湯はせず10分以内にする
③食事直後や飲酒後の入浴は避ける
→食事直後や飲酒後は血圧が下がりやすくなります。

ヒートショックは命に関わる恐ろしい現象です。
家の中の寒暖差を少なくする対策を行い、寒い冬を元気に乗り切りましょう。

馬関医心vol.24 2020新年号より冬の心筋梗塞、心不全についての記事をご紹介します。=============================心臓は1日に約10万回も収縮・拡張を繰り返し、全身に血液を送り出すポンプの役割をしています。...
19/12/2024

馬関医心vol.24 2020新年号より冬の心筋梗塞、心不全についての記事をご紹介します。
=============================
心臓は1日に約10万回も収縮・拡張を繰り返し、全身に血液を送り出すポンプの役割をしています。心臓に酸素や栄養を含む血液を送っているのが、心臓のまわりを通っている冠動脈という血管です。この冠動脈が、動脈硬化(プラークと呼ばれる脂質の塊り)で狭くなると、心臓を栄養する血液が足りなくなり酸欠状態になって胸が痛くなります。これが狭心症です。このプラークに、何らかの原因で亀裂が生じ破れると、そこに血栓ができ、冠動脈が完全に詰まってしまいます。血液が行かなくなった状態を心筋梗塞と呼び、その状態が続くと、心筋が懐死しポンプの役割が十分果たせなくなり心不全を来し命に係わる危険な状態になることがあります。心筋は一度懐死すると元の状態に治癒することはできませんので、緊急治癒(血液再灌流療法)が必要です。

 心筋梗塞が発症すると、胸部の激痛や締めつけられるような感覚、圧迫感などの症状が現れます。胸痛は30分以上続き、多くの場合冷や汗を伴います。胸痛が現れる場所は前胸部、胸骨下が多く、下顎、頸部、左上腕、心窩部(しんかぶ。みぞおちのこと)に広く散らばることもあります。さらに呼吸困難、意識障害、吐き気を伴う時は重症の可能性があります。

 一般的に心筋梗塞の発症は冬に多く、夏に少ないといわれています。気温と心筋梗塞症の発症数との間には、明らかな関係が認められています。冬に心筋梗塞による死亡が多くなる要因の一つとして、寒くなると交感神経が刺激され、血小板が増加したり、血液凝固能が高まるなど動脈に血栓が生じやすくなることが考えられています。また、心筋梗塞の発作は、朝起きてからだが少しずつ目覚め活動しはじめる午前9時~10時頃と、残業など仕事後20~22時頃の2つのピークが知られています。朝方は女性や高齢者に多く認められ、夜には比較的若い男性の飲酒・喫煙者に多い傾向が見受けられます。

 心筋梗塞症を引き起こす原因は、高血圧症、糖尿病、高脂血症、肥満、喫煙、ストレスと遺伝的素因等があり、生活習慣病と呼ばれています。これらの病気や症状のある人は、早めに治療や生活習慣の改善をする必要があります。以下に挙げた項目に注意し、悪い生活習慣を改め、規則正しい生活をして危険因子を改善することによって、心筋梗塞発症の危険率を低下させることができます。心筋梗塞は動脈硬化が原因ですので、高血圧、脂質異常症、糖尿病、喫煙、家族歴などの「危険因子」を多く持たれる方に起こりやすいです。禁煙は必須で、塩分・糖分・脂肪分の摂りすぎに注意し、バランスの良い食事をして、高血圧・糖尿病・脂質異常症を予防する。適度な運動(毎日適当な距離を歩く習慣をつける)、気分転換をしてストレスを避け、規則正しい生活を送ることも大切です。

馬関医心vol.40 2024新年号より冬のレシピの記事をご紹介します。=============================いよいよ寒さが身に沁みる季節がやってきました。生姜の力をかりて体を芯から温め寒い冬を乗り越えましょう。生姜には...
06/12/2024

馬関医心vol.40 2024新年号より冬のレシピの記事をご紹介します。
=============================
いよいよ寒さが身に沁みる季節がやってきました。生姜の力をかりて体を芯から温め寒い冬を乗り越えましょう。

生姜には辛み成分であるジンゲロールが多く含まれています。末梢の血管を拡張させ血流を促進し、体を温める一方で、解熱作用(体の深部を冷やす)があります。
しかし、加熱することで、ショウガオールという成分に変化します。
ショウガオールとは熱を作り出し血流を促進してくれるので身体を芯から温めてくれる効能があります。
体温が低い冷え性の方は、加熱した生姜を摂ることをおすすめします。

今回のレシピは家庭でもよく作られる豚汁です。生姜を生のまま使うのではなく加熱してあるのがポイントです。
豚汁は季節の野菜や食材を取り入れることができるので、アレンジは自由自在です。
是非、ご自身にあったアレンジ方法で寒い冬を乗り越えましょう!!

馬関医心vol.43 2024秋号より院長就任の記事をご紹介します。============================= 2024年4月より諫早総合病院の長郷院長の下で下関医療センターの院長代行を務めて参りましたが、10月1日より正式...
26/11/2024

馬関医心vol.43 2024秋号より院長就任の記事をご紹介します。

=============================
 2024年4月より諫早総合病院の長郷院長の下で下関医療センターの院長代行を務めて参りましたが、10月1日より正式に院長となりました。
 30年以上にわたり当院で勤務し、長年お世話になったご奉仕として院長を拝命いたしました。医師の数が当面増えるわけではないので、これまで同様に脳神経外科の診療活動や日直業務も行いながら、医師確保や数年後に迫った下関市民病院との合併の準備を進めて参ります。
 循環器内科の常勤医師がいなくなり内科医が減少する中、市内の他病院にご協力いただき救急輪番からは離脱しました。その後は輪番サポートや済生会下関総合病院の輪番日の脳疾患を受けることで、救急医療に対して当院でできる限り地域の救急医療に貢献しております。多少オーバーワークとなっている面もありますが、なんとか持続可能なシステム構築のために、これからも医師や看護師等の職員の確保に努力して参ります。
 介護老人保健施設は残念ながら想定より早い閉所となり、9月末で全サービスを終了いたしました。施設の職員の多くが引き続き病院の職員となり、病院の機能を支えてくれています。
 今後とも職員一丸となって笑顔で働ける地域に必要な病院を目指しておりますので、当院に対するご理解とご支援をよろしくお願いいたします。

レインボウ通信 令和5年12月号の記事をご紹介します。===============================================================G-CSF製剤の新しいデバイス【ジーラスタ🄬ボディーポッド】...
26/06/2024

レインボウ通信 令和5年12月号の記事をご紹介します。
===============================================================

G-CSF製剤の新しいデバイス【ジーラスタ🄬ボディーポッド】について

 発熱性好中球減少症は、殺細胞性の化学療法における重大な課題でした。顆粒球コロニー刺激因子(granulocyte colony-stimulating factor:G-CSF)製剤は1990年代に承認されて以来、より安全でより治療強度を維持した化学療法を施行するにあたり欠くことのできない薬剤となっています。更に、2014年にG-CSFをペグ化することで血中濃度半減期を延長させた持続型G-CSF製剤が承認され、がん化学療法の1サイクルごとに1回、体重や体表面積に関わらない固定用量の投与で発熱性好中球減少症の発症を抑制することが期待できるようになっています。
 この持効型G-CSF製剤の承認当時の用法用量aは「がん化学療法剤投与終了後の翌日以降、3.6mgを化学療法1サイクルあたり1回皮下投与する。ただし、がん化学療法剤の投与開始14日前から投与終了後24時間以内に本剤を投与した場合の安全性は確立していない」とされていました。この治療前数日から終了後24時間という投与禁止期間は、G-CSF製剤によって分化・増殖過程に入った好中球系の前駆細胞が抗癌剤に曝露されることで、重篤な好中球減少を起こしてしまうことを懸念して設けられています。しかし、近年この「14日前」が「10日前」に短縮された為、従来では使用困難であった2週間/1クールのレジメンの化学療法でも使用できるようになっています。
 更に、これまでは持効型G-CSF製剤を注射するために化学療法投与終了後24時間以降、概ね翌々日などに来院が必要だったのですが、その来院が不要となる「ボディーポッド」タイプのデバイスが開発されました。このデバイスは、G-CSF製剤が充填された本体と皮下注入する穿刺部からなっており、化学療法後に接着テープで患者の腹部に穿刺・貼付し帰宅していただきます。
すると、約27時間後に自動的に薬液が注入開始され、注入は約24分かけて行われますので違和感はほぼありません。そして、投与終了後(患者さんへは取り外し目安日時を予めお知らせしている他、投与終了したかはデバイスの表示ランプの変化でわかります)ご自身で取り外して頂き、後に医療機関で廃棄することになります。
 このデバイスにより、患者さんにとっては化学療法後の来院が1回不要となりますが、制約もあります。装着中の約2日間は入浴やサウナなどデバイスや穿刺部が濡れる行為はできませんし、医療機関においては画像検査(放射線、MRIなど)や照射治療(放射線、磁気治療、マイクロ波など)、急変時の電気ショックやAEDなどの使用の妨げになります。もし、このデバイスを装着された方が近隣医療機関に来院され、何らかの処置が必要な際はその緊急性に応じてデバイスを取り外していただくか、検査日をずらしていただく必要があります。判断に迷われる場合やすでに取り外された場合は、化学療法施行中の診療科にご連絡いただければ幸いです。

( 化学療法委員会・血液内科 杉山暁子 )

レインボウ通信 令和5年11月号より院長メッセージをご紹介します。過去の院長メッセージ(院長コラム“やじろべえ”)は、こちらのURLからご覧いただけます。https://shimonoseki.jcho.go.jp/%E7%97%85%E9...
28/02/2024

レインボウ通信 令和5年11月号より院長メッセージをご紹介します。

過去の院長メッセージ(院長コラム“やじろべえ”)は、こちらのURLからご覧いただけます。
https://shimonoseki.jcho.go.jp/%E7%97%85%E9%99%A2%E9%95%B7%E6%8C%A8%E6%8B%B6/

===============================================================

 今回は書評をひとつ。採り上げるのは、高橋幸春著「だれが修復腎移植をつぶすのか」(東洋経済新報社)。
 慢性腎不全患者に、腎臓癌の腎臓から癌を取り除いた腎臓(修復腎)を移植する。この治療を長年行っていた医師グループが広く知れることになったのは2006年のこと。当時、大論争を呼んだ。
 この事件をよく覚えているのは、中心的存在の医師・万波誠氏が岡山県出身で山口大学医学部卒という、私の経歴と重なるところが多いことにもよる。
 彼らの修復腎移植によって多くの患者が救われた。しかし、いったん修復腎移植は原則禁止に追い込まれる。医学的、倫理的に正当なこの治療をつぶしたのは日本移植学会であるという、著者の主張の是非は、私には断じえないが、私見を以下に述べる。
 万波氏は腎臓外科医としてカリスマ的な腕前の持ち主だが、名声や報酬への関心は薄く、仕事の姿勢は患者第一であった。著者の取材では、サンダル履きに、白衣の下は下着姿で現れるという人物。臨床医のひとつの理想像に映る。
 しかし、この素朴さ、ナイーブさこそに騒動の根っこがあるのではないか。ありきたりのスタンダードな医療ならば、これでよいだろう。けれども先進的な医療を行うには、彼のスタイルとやり方は内向きすぎた。もっと社会と学会に開かれた形で進められていたならば、修復腎移植は違う形で残ったのではと悔やまれる。
 作品中の大島伸一氏(日本移植学会副理事長)の言葉が重い。「医療が医師と患者との間で完結できれば、それでいいという考え方もあるが、それが普遍化されてしまえば、閉ざされた医療集団の中で大変なことが起きかねない。移植は医療集団の中だけでは解決できない問題を含んでいる」
 万波誠医師、2022年10月逝去。合掌。

✨病院公式YouTubeチャンネルからのお知らせ✨当院では、市民の皆様へ健康に関する様々な情報をお届けする健康教室として「健康横丁」を開催しています。 今年度からYouTubeでの情報発信も始めました。ぜひご覧ください。今回は、診療放射線部...
21/02/2024

✨病院公式YouTubeチャンネルからのお知らせ✨
当院では、市民の皆様へ健康に関する様々な情報をお届けする健康教室として「健康横丁」を開催しています。
今年度からYouTubeでの情報発信も始めました。ぜひご覧ください。
今回は、診療放射線部の動画をご紹介します🦴
===============================================================
「下関医療センター健康横丁 脳MRI検診のご紹介」
https://youtu.be/0-IMKzrFWEs?si=UIKatbDEhwiBz6GI
===============================================================

当院で行っている脳MRI検診を紹介します。(以下内容)STEP①脳卒中についてSTEP②脳MRI検診を推奨される方についてSTEP③MRI検査の概要についてSTEP④当院の特徴について

レインボウ通信 令和5年11月号の記事をご紹介します。===============================================================地域医療連携検討会を開催しました。 令和5年10月19日に当...
07/02/2024

レインボウ通信 令和5年11月号の記事をご紹介します。

===============================================================

地域医療連携検討会を開催しました。

 令和5年10月19日に当院内で地域連携検討会を開催いたしました。
 院外から約40名の方々に御参加いただき、また院内からも多数の参加者があり、盛況のうちに終えることができました。謹んで感謝申し上げます。
 地域連携部からは、急性期病院における加算の重要性と新人医師の紹介を行いました。いささか院内向けの内容が多くなってしまいましたが、逆紹介割合という新しい基準ができ、急性期病院では再診患者を減らす必要があることを報告しました。開業医の先生方のサポート無しでは達成できませんので、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
 泌尿器科・原宏二医師から、尿路結石治療と大腸菌ワクチンの治験について話題提供いたしました。体外衝撃波尿路結石破砕術(ESWL)や経尿道的尿管砕石術(TUL)が当院では可能ですので、是非ご相談ください。
 歯科口腔外科・二宮史浩医師からは、主に口腔外科手術について治療実績を報告いたしました。一般的な歯科治療は行っておりませんが、智歯の抜歯術から外傷(骨折を含む)・腫瘍など様々な疾患に対する手術治療を行っております。お困りの際は是非ご紹介ください。
 来年こそは、シーモールパレスで大々的に開催したいと思います。

(文責:地域連携部部長 田中邦剛)

レインボウ通信 令和5年10月号より院長メッセージをご紹介します。過去の院長メッセージ(院長コラム“やじろべえ”)は、こちらのURLからご覧いただけます。https://shimonoseki.jcho.go.jp/%E7%97%85%E9...
31/01/2024

レインボウ通信 令和5年10月号より院長メッセージをご紹介します。

過去の院長メッセージ(院長コラム“やじろべえ”)は、こちらのURLからご覧いただけます。
https://shimonoseki.jcho.go.jp/%E7%97%85%E9%99%A2%E9%95%B7%E6%8C%A8%E6%8B%B6/

=============================================================== 

 下関は住みよい街だ。
 地震や風水害が少ない。年間を通じて寒暖差が小さい。海の幸・山の幸にこと欠かず食材にめぐまれている。新幹線や高速道路へのアクセスがよい。空港へもさほど遠くない。おおむね不満はないのだが、個人的には残念なこともある。ジャズ喫茶がないことだ。
 山口大学医学部卒のジャズ好きにはわかるだろうが、山口にはポルシェ、宇部にはボブという老舗のジャズ喫茶がある。うらやましい限りだ。両店とも今も健在なのが救いである。
 さる8月某日、湯田温泉・かめ福オンプレイスで開催された山口県医師会主催・臨床研修医交流会に出席した。わざと早めに入り、開宴までの時間をぬって、ポルシェにぷらりと寄った。実に久しぶりに。
 その日の夜はライブがあるらしく、セッティングをするミュージシャンたちを眺めながら、昔と変わらぬスピーカから流れるサウンドを楽しむ。1時間ほどの至福の時を過ごしてチェックアウト。すっかり白髪となったママは私の顔を覚えていてくれて、帰り際に短い会話ができた。
 「マスターはお元気ですか。」
 「亡くなった。10年前。」
 ああ、それはそうだろう。それだけの時間が過ぎたのだ。ママの達者とお店の永続を願いながら、晩夏のきびしい暑さを引きずる夕日の下を、交流会会場へと向かった。

✨病院公式YouTubeチャンネルからのお知らせ✨当院では、市民の皆様へ健康に関する様々な情報をお届けする健康教室として「健康横丁」を開催しています。 今年度からYouTubeでの情報発信も始めました。ぜひご覧ください。今回は、診療放射線部...
27/12/2023

✨病院公式YouTubeチャンネルからのお知らせ✨
当院では、市民の皆様へ健康に関する様々な情報をお届けする健康教室として「健康横丁」を開催しています。
今年度からYouTubeでの情報発信も始めました。ぜひご覧ください。
今回は、診療放射線部の動画をご紹介します🦴
===============================================================
「下関医療センター健康横丁 健診に関する放射線検査について」
https://youtu.be/xDcRKXO5-as?si=EQgINlNfhvxg2AlE
===============================================================

ポイントを押さえて、ワンランク上の健診を!ぜひご覧ください!

レインボウ通信 令和5年9月号より院長メッセージをご紹介します。過去の院長メッセージ(院長コラム“やじろべえ”)は、こちらのURLからご覧いただけます。https://shimonoseki.jcho.go.jp/%E7%97%85%E9%...
19/12/2023

レインボウ通信 令和5年9月号より院長メッセージをご紹介します。

過去の院長メッセージ(院長コラム“やじろべえ”)は、こちらのURLからご覧いただけます。
https://shimonoseki.jcho.go.jp/%E7%97%85%E9%99%A2%E9%95%B7%E6%8C%A8%E6%8B%B6/

===============================================================

 この7月末をもって下関市保健部長が異動し、保健部は新体制に移った。ほぼ2年ごとの恒例行事ではあるが、このたびの人事はいくぶん重い意味を持つ。保健部長ポストは、下関市では長らく厚労省付き医系技官が出向して務めてきたが、それが途絶えることになったのである。本庁で離職者がたくさん出たためらしい。2024年問題は官僚の世界も例外ではないようだ。
 地域医療構想が議論されている下関にとって、本庁とのパイプが細るのは痛い。が、歴代保健部長の下で、病院再編は大きな一歩を踏み出したことをひとまず感謝すべきだろう。これからは彼らが敷いたレールをさらに延伸すべく、現地の我々が汗をかくときだ。
 保健部長といえば、あることを思い出す。
 ずいぶん前になるが、医系技官でもあるH保健部長と会話したときのこと。さぞかし新聞をよく読み、朝・毎・読・日経といった主要紙は必ず目を通しているのでしょうね、と問うたところ、「新聞は読まない」と返ってきて、仰天した。
 彼によると、情報は一次情報が貴重なのであり、それが新聞では得られないとのこと。そればかりか新聞はしばしば真実を伝えていないから、ということらしい。 
 ナマの一次情報が容易に手にはいる環境に官僚たちはいるのだろう。そうではない者たちは、情報リテラシーをいっそう磨かなくてはいけないようだ。

✨附属介護老人保健施設からのお知らせ✨🎉ケアマネワークショップ開催しました📝11月30日にケアマネワークショップを開催しました。老健看護師長挨拶のあと、総合診療科医師による疾患を学ぶシリーズ「誤嚥性肺炎について」の講義が行われました。衛生的...
19/12/2023

✨附属介護老人保健施設からのお知らせ✨

🎉ケアマネワークショップ開催しました📝

11月30日にケアマネワークショップを開催しました。
老健看護師長挨拶のあと、総合診療科医師による疾患を学ぶシリーズ「誤嚥性肺炎について」の講義が行われました。
衛生的な生活環境が整い、抗菌薬の開発により結核や市中肺炎は治るのが当然の時代だそうです。
そして日本人の死因では、以前は、がんや脳梗塞が上位を占めていましたが、最近は肺炎や老衰が上昇傾向となっているそうです。
又、誤嚥性肺炎も食事誤嚥ではなく、自身が保有している微量誤嚥や不顕性誤嚥が病因の主体であり、検査はもちろんのこと、より大切なのはなぜ誤嚥したのか追求していく必要があるそうです。
さらに、誤嚥性肺炎のリスクや診断、症状や治療、予防と食事について等々、講義されました。
次に併設病院地域連携部の挨拶後、トレーニングマシーン体験や交流後ワークショップは終了となりました。

次回もケアマネワークショップご期待ください!

✨病院公式YouTubeチャンネルからのお知らせ✨当院では、市民の皆様へ健康に関する様々な情報をお届けする健康教室として「健康横丁」を開催しています。 今年度からYouTubeでの情報発信も始めました。ぜひご覧ください。今回は、薬剤部の動画...
13/12/2023

✨病院公式YouTubeチャンネルからのお知らせ✨

当院では、市民の皆様へ健康に関する様々な情報をお届けする健康教室として「健康横丁」を開催しています。
今年度からYouTubeでの情報発信も始めました。ぜひご覧ください。
今回は、薬剤部の動画をご紹介します💊

===============================================================
「下関医療センター健康横丁 保湿剤について」
https://youtu.be/3nXXcne1ddo?si=ccq4pWZ4tDL2emww
===============================================================

塗り薬は、いろんな皮膚の病気に使用され、目に触れる機会が多い薬です。しかし、飲み薬と異なり、塗る量や塗り方が分かりづらいことがあります。そこで、この動画では保湿剤のそのような特徴について説明していきた...

レインボウ通信 令和5年9月号の記事をご紹介します。===============================================================「病院歯科口腔外科」の役割 下関医療センター歯科口腔外科は20...
06/12/2023

レインボウ通信 令和5年9月号の記事をご紹介します。

===============================================================

「病院歯科口腔外科」の役割

 下関医療センター歯科口腔外科は2016年3月1日より地域歯科診療支援病院歯科(歯科の2次病院・後方支援病院)として運営しております。
 地域歯科診療支援病院歯科は『かかりつけ歯科(一般の歯科医院)』と連携して歯科治療を行っています。いわゆる一般的な歯科治療(歯周病、齲蝕、義歯、ブリッジ、インプラントなど)は『かかりつけ歯科』にお願いし、当科は主に口腔外科疾患(骨折、炎症、困難な抜歯、口腔腫瘍、粘膜疾患など)を担当させていただいております。そして当科でも治療困難な悪性腫瘍などは、歯科の3次病院(最後方支援病院)である大学病院の歯科口腔外科に治療をお願いしております。
 地域歯科診療支援病院歯科の3大業務は口腔外科、周術期口腔ケア、入院中の患者様の歯科治療(応急処置)です。当科での治療が終わった後は『かかりつけ歯科』で引き続き治療を行っていただいております。
 外傷や炎症、口腔内出血など、明らかに口腔外科医の診察が必要な患者様がおられましたら、遠慮なくご紹介ください。ちょっとした口腔内の不具合を相談された場合には、まずは『かかりつけ歯科』受診を勧めていただければ幸いです。『かかりつけ歯科』での治療で充分な場合が多いからです。『かかりつけ歯科』が必要と判断すれば、病院歯科に紹介していただける段取りになっておりますので何も問題ありません。『かかりつけ歯科』が無いと言われる方に対しては、これを機にご近所に『かかりつけ歯科』を作るようにご指示下さい。
 下関市内には歯科医院が150以上あるのに対して、入院・全身麻酔下での口腔外科手術ができる病院歯科口腔外科は4つしかありません。下関医療センター歯科口腔外科は地域歯科診療支援病院歯科の特性を活かし、地域医療に貢献致します。
 皆様のご理解とご協力の程、よろしくお願い申し上げます。

(文責:歯科口腔外科 二宮史浩)

下関医療センター公式SNS等に関する運用方針、免責事項はこちら
05/12/2023

下関医療センター公式SNS等に関する運用方針、免責事項はこちら

✨病院公式YouTubeチャンネルからのお知らせ✨ JCHO下関医療センターでは看護師を募集しています。ぜひ私たちと一緒に働きましょう💪 採用の詳細については、当院のホームページ(https://shimonoseki.jcho.go.jp...
29/11/2023

✨病院公式YouTubeチャンネルからのお知らせ✨
 JCHO下関医療センターでは看護師を募集しています。ぜひ私たちと一緒に働きましょう💪
 採用の詳細については、当院のホームページ(https://shimonoseki.jcho.go.jp/%E7%9C%8B%E8%AD%B7%E5%B8%AB/)をご覧ください😊

===============================================================
下関医療センター 看護師募集動画
https://youtu.be/Sgu7t9oq5-Q?si=KDegh9njzuvxjewI
===============================================================

JCHO下関医療センターは、看護師を募集しています。是非、一緒に働きましょう。よろしくお願いします。https://shimonoseki.jcho.go.jp/

✨病院公式YouTubeチャンネルからのお知らせ✨ 院長が語る!地域医療構想シリーズの第4回「若者は大病院を志向する」を公開しました。全国で進む少子高齢化は医師の世界でも深刻な問題であり、山口県も例外ではありません。特に医師の平均年齢でいう...
17/11/2023

✨病院公式YouTubeチャンネルからのお知らせ✨
 院長が語る!地域医療構想シリーズの第4回「若者は大病院を志向する」を公開しました。全国で進む少子高齢化は医師の世界でも深刻な問題であり、山口県も例外ではありません。特に医師の平均年齢でいうと、山口県は52.5歳、下関市は53.7歳と全国トップレベルです😳(全国平均49.6歳)
 医師の高齢化が進む中で、十分な医療体制を確保するための策の1つとして、若手医師の確保があります。今回は、若手医師確保のために下関市が取り組むべきことについてお話ししています。皆様ぜひご覧ください👍

===============================================================
第4回「若者は大病院を志向する」
https://youtu.be/sg-pHeLfxmc?si=phfapP_v3T2RH7r2
===============================================================

第2次中間報告全文は山口県ホームページから閲覧できます。山口県ホームページ → 健康福祉部 → 医療政策課→ 下関医療圏地域医療構想調整会議→ 令和4年度第1回下関市医療対策協議会

住所

上新地町3丁目3/8
Shimonoseki-shi, Yamaguchi
750-0061

電話番号

+81832315811

ウェブサイト

http://shimonoseki.jcho.go.jp/?p=8066

アラート

独立行政法人地域医療機能推進機構下関医療センターがニュースとプロモを投稿した時に最初に知って当社にメールを送信する最初の人になりましょう。あなたのメールアドレスはその他の目的には使用されず、いつでもサブスクリプションを解除することができます。

共有する

カテゴリー