自治医科大学眼科学講座

25/11/2025

去る2025年11月12日、13日にタイのバンコクで開催されましたGlobal Ocular Inflammation Workshop（GOIW）に参加しました。GOIWはアジア圏の先生を中心としたぶどう膜炎・眼炎症性疾患の国際会議です。通常2年に一度開催されるのですが、新型コロナウイルス感染症の蔓延後は開催されておらず、今回は2019年の札幌での開催以来6年ぶりの開催でした。バンコクは10年ぶりに行きましたが、非常に活気に溢れ、その急激な発展に驚かされました。しかし物価が上がってしまって東京と変わらない感じでした。また参加している現地の先生達は自分よりも明らかに若く（おそらく30－40歳代）、流暢な英語で発表したり座長をしたりしていました。今回はフォークト-小柳-原田病の国際診断基準にマルチモーダル・イメージングを取り入れるための議論と投票が行われ、私もThe complications in chronic VKH disease: The hidden complications.というタイトルで講演しました。（蕪城俊克）

23/11/2025

去る2025年11月12日、13日にタイのバンコクで開催されましたGlobal Ocular Inflammation Workshop（GOIW）に参加しました。GOIWはアジア圏の先生を中心としたぶどう膜炎・眼炎症性疾患の国際会議です。通常2年に一度開催されるのですが、新型コロナウイルス感染症の蔓延後は開催されておらず、今回は2019年の札幌での開催以来6年ぶりの開催でした。バンコクは10年ぶりに行きましたが、非常に活気に溢れ、その急激な発展に驚かされました。しかし物価が上がってしまっていて、日本と変わらない感じでした。また参加している現地の先生達は自分よりも明らかに若く（おそらく30－40歳代）、流暢な英語で発表したり座長をしたりしていました。今回はフォークト-小柳-原田病の国際診断基準にマルチモーダル・イメージングを取り入れるための議論と投票が行われ、私もThe complications in chronic VKH disease: The hidden complicationsというタイトルで講演しました。（蕪城俊克）

23/11/2025

去る2025年11月8日（土）に帝京大学板橋キャンパス臨床大講堂で開催された第8回日本ベーチェット病学会に参加しました。学会長の菊地 弘敏先生（帝京大学医療共通教育研究センター 教授)はリウマチ・膠原病科の先生で、以前よりベーチェット病調査研究班でご一緒させて頂いています。この学会は膠原病内科、整形外科、消化器内科、神経内科、皮膚科、眼科など多くの診療科の先生が参加されます。今回私は近年のベーチェット病ぶどう膜炎の特徴について発表しました。また2年後（2027年）の日本ベーチェット病学会は自治医大眼科が主催する事が内定しました。宜しくお願い致します。(蕪城俊克)

21/11/2025

准教授の髙橋秀徳がthe 7th Tongji China-German Ophthalmology Conferenceにて特別講演を行いました。大学発ベンチャーを立ち上げて、AI製品を世に出すまでを報告しました。

17/10/2025

2025年10月9日から12日に日本臨床眼科学会に参加

2025年10月9日から12日に大阪国際会議場で開催された、第79回日本臨床眼科学会に
参加しました。教室からは3つのポスター発表、ランチョンセミナー、インストラクションコースでの発表が１つずつ発表しました。自治医大さいたま医療センターからも3つのポスター発表を行いました。さらに春の日本眼科学会で高山先生が発表した網膜裂孔を見つけるAIの研究が優秀ポスター賞に選ばれ、受賞講演がありました。
今回の臨床眼科学会は学会長の愛知医科大学眼科の瓶井資弘教授の創意工夫が沢山盛り込まれた意欲的で魅力的な学会でした。一般講演の参加を促すプログラム配置や若手医師によるシンポジウム、質疑応答時間を14分にした一般演題「VIP（Very Interesting Presentation）」、ユニバーサルスタジオジャパンでの一般懇親会など、ユニークな企画が目白押しでした。（蕪城）

17/10/2025

第42回日本眼腫瘍学会に参加しました。

2025年9月20日に札幌で開催された、第42回日本眼腫瘍学会に参加しました。学会長の奈良県立医大眼科教授になられた加瀬諭先生の熱いご挨拶で始まりました。眼腫瘍学会は熱いdiscussionで知られています。1例の症例からよくこれだけ議論できるな、と思うこともあります。眼腫瘍は病理組織があるのが強いですね。以前は素人が発表すると火傷するような印象を受けましたが、最近はnew comerの先生にも大分優しくなったと思います。私は眼内リンパ腫の硝子体生検サンプルの遺伝子変異検査が眼内リンパ腫診断に役立つ精度（感度、特異度）を検討したことを発表しました。懇親会も盛り上がりました。（蕪城）

08/10/2025

自治医大で参加している角膜AIの国際共同研究がin pressになりました：地道に円錐角膜の診断精度向上を進めています。
Artificial Intelligence-Derived Biomechanical Index for Early Corneal Ectasia Detection: Advancing Beyond Tomography

21/09/2025

准教授の髙橋秀徳（筑波大とクロスアポイント）が会長をさせて頂く眼科AI学会2026@静岡のホームページがオープンしました。http://www.jsaio.jp/meeting/soukai/index.html

20/09/2025

https://www.mdpi.com/1424-8220/25/18/5862
自治医大の超広角眼底写真から、網膜裂孔を特定するAIの論文が掲載されました。見つけにくい網膜剥離を探しやすくなると期待されます。

Retinal breaks are critical lesions that can cause retinal detachment and vision loss if not detected and treated early. Automated, accurate delineation of retinal breaks in ultra-widefield fundus (UWF) images remains challenging. In this study, we developed and validated a deep learning segmentatio...

28/07/2025

2025年7月20日夏季セミナーin Jichiを開催しました

卒後研修先を考えている先生方に自治医大を知って頂くためのイベント『夏季セミナー in Jichi』が2025年7月19日（土）、20日（日）に自治医科大学附属病院で開催されました。
眼科からは、毎年好評をいただいている豚眼を使った眼科手術の講習「wet labo」を7月20日に行いました。6名の先生方が参加され、熱心に白内障手術の練習に取り組まれました。眼科手術がどんなものか、分かって頂けたと思います。すぐにできなくても心配ご無用！　だんだん上手くなります。自治医大病院での研修、お待ちしています！（蕪城俊克）

24/07/2025

2025年7月18日自治医大眼科の医局説明会を開催しました。2名の自治医大での後期研修を考えている先生が参加してくれました。まず蕪城から自治医大眼科とそこでの眼科後期研修についてお話ししました。続いて入局1年目の高崎先生が実際の後期研修の日々の様子を、渡辺医局長からは自治医大眼科での研修はこんなに良いところがある、という話をしてくれました。その後、みんなで焼肉パーティーとなりました。暑い夏こそ焼肉ですね。自治医大眼科での研修、お待ちしています（蕪城俊克）。