
04/08/2025
【第31回日本心臓リハビリテーション学会学術集会レポート】#JACR2025
7月19日~20日にポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)にて第31回日本心臓リハビリテーション学会学術集会 (会長 藤田医科大学医学部循環器内科学 教授 井澤 英夫 先生) が開催され、約6,500名の方が来場されました。弊社は昨年に引き続き企業展示とランチョンセミナーを行い、心臓リハビリテーションに携わる方々に汗乳酸センサをご紹介いたしました。
展示ブースは約500名以上の方々にご来訪いただき、汗中乳酸センサの特徴や操作の簡便さなどを手に取りながら実感頂きました。今回も多数の方々から販売開始への期待をお寄せ頂くと共に、約40施設の医療従事者の方々と意見交換を行うことが出来ました。
■ランチョンセミナー(7/20)
150名規模の会場に対して、約140名の方にご参加いただくことが出来ました。
浅井 邦也先生(日本医科大学 循環器内科)を座長に、渡邉 崇量先生(岐阜大学医学部附属病院 循環器内科)をコメンテーターにお招きし、『今後承認される汗乳酸センサの実力を解く~運動耐容能評価機器としての評価』と題したテーマのもと、弊社開発中の汗乳酸センサについて2名の先生にご講演をいただきました。勝俣良紀先生(慶應義塾大学医学部スポーツ医学総合センター)からは『これまでの臨床研究の結果から、汗中乳酸センサの検査能力を解く』と題して、LacS-001治験[1]を中心としてこれまでまとめられた臨床研究の結果および内容をご報告いただきました。
加えて、中出 泰輔 先生(順天堂大学医学部附属順天堂医院 循環器内科)からは『実臨床使用を想定した汗乳酸センサの使用経験を解く』と題して、日本の心臓リハビリテーションにおける課題をまとめて頂いた上で、これまでに使用頂いた体験をもとに汗乳酸センサが心臓リハビリテーションのシーンにどう組み込まれる可能性があるかをご提言頂きました。
会場から積極的にご質問を頂き、臨床での使用開始に期待の声をお寄せいただきました。座長をお務めいただきました浅井先生ならびに渡邉先生、勝俣先生、中出先生にこの場を借りて御礼申し上げます。
【今後の出展予定】
弊社は2026年3月20日(金)~3月22日日(日)に開催予定の第90回日本循環器学会学術集会(会場:福岡国際会議場・福岡サンパレスマリンメッセ福岡)において、企業展示の共催を予定しております。是非ご来場ください。
[1] Sweat lactate sensor for detecting anaerobic threshold in heart failure: a prospective clinical trial (LacS-001). Y.Katsumata, et al. Sci Rep. 2024 Aug 16;14(1):18985.