31/03/2026
福田理紗先生らの論文がJournal of the European Academy of Dermatology and Venereologyに掲載されました。
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要約:小児アトピー性皮膚炎(AD)におけるフィラグリン分解経路の異常は十分に解明されていません。本研究では、小児AD患者(2–10歳)の角層構成成分を解析し、天然保湿因子(NMF)およびカスパーゼ14(フィラグリン分解酵素の一つ)が病変部のみならず非病変部でも低下しており、臨床的に正常に見える“皮疹のない部位”にもバリア異常が及んでいる可能性を示しました。さらに、これらの低下は6-10歳と比較し、2–5歳でより顕著でした。
本研究は、幼児期早期からのバリア介入の重要性を示すとともに、フィラグリン分解経路を標的とした新たな治療戦略につながることが期待されます。
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